先週の回顧とチューリップ賞のちょっとしたデータと馬体を見た感想他!

競馬オヤジの壺

中山記念 ウインブライト号優勝!

おめでとうございます。

畠山吉厩舎 松岡騎手

馬主 ウイン コスモビューファーム生産

勝ちタイム 1.47.6 勝ち馬上がり34.9

レースラップ

12.8 11.7 11.7 11.5 11.5 11.8 12.2 11.9 12.5

レース上がり36.6 ペース判定 ミドル

マルターズアポジーの鞍上が柴田善騎手にスイッチしたことと、枠の並びから厩舎は違うも同グループのウインブライト向きの流れにするために行くのでは?と邪推したマイネルハニーが致命的な出遅れ。元々、出っぱが速い馬ではない(最初の1ハロン)ですし、中山の1800mはスタート後直ぐに1コーナーですからね。アレは痛かった。逃げたマルターズアポジーってそこそこ速い流れでも、気持ち良く行けたり、プレッシャーが少なかったりする場合はかなりしぶといんです(典型的な逃げ気性)。そういった面からもマイネルハニーの鞍上・柴田大騎手的には内から張ると見ていたのですけどね。

2番手を進んだアエロリットは馬体良好でポテンシャル相当も気性面はかなり難しい。またキャラ的にもかなり個性的な馬。横山典騎手じゃないと乗りこなせないのでは?仕上げ、レースも次走を見据えた感じで、マルターズアポジーの直後を追走も競り掛けることはしませんでした。また直線でのムチの使用等も考えてのことでは?これでガス抜きができれば次走も有力でしょう。

勝ったウインブライトは本当に中山巧者。皐月賞の8着敗退は枠の並び(8枠)とファンディーナの出走で前掛かりの展開。器用な脚を使えず外を回ったことが負けた大きな要因の1つでしょう。シルエット的にまだ伸びやかさが足りないので成長途上と見てはいますが、もしかしたらパッと見は母系が強く影響しているのかも?やや重めの芝の小回りコースであれば今後も相当な活躍は見込めますね。

サクラアンプルールはなぁ。仕上げ自体はまぁそこそこでしたし、レースでも勝ち馬の直後の内!直線も走り易そうな所を選んで追い出すも伸び切れず。前が止まらなかった面はあるも体型的に脚の使い所が難しいというか、TOPスピードの持続が微妙なタイプなのかも?また骨量的なバランスからも体調や結果が安定しなさそう。買い時があるタイプでしょうね。

ヴィブロスは毛艶の感じや腰、脾腹からも次を見据えた仕上げ。また皮膚感もイマイチに見えました。気性的にもピークが短いタイプなのかも?成長曲線に関しては疑問の方が強いかな?また直線平坦のコース向きでは?

ペルシアンナイトは休養明けだからなのか、気性的に危うかったのでしょう。出っぱも悪く後方から。掛かる心配があったのでしょう、後方で折り合いに専念し直線勝負に。最後は良く伸びましたけどね。昨秋もそうですが、休養明けは気性的に微妙なガス抜きが必要なタイプで叩き良化の典型なのかも?馬体は素晴らしいので評価は変わらないですけどね。

阪急杯 ダイアナヘイロー号優勝!

おめでとうございます。

福島信厩舎 武豊騎手

馬主 駒秀 大西ファーム生産

勝ちタイム 1.20.1 勝ち馬上がり34.6

レースラップ

12.3 10.7 11.2 11.3 11.4 11.2 12.0

レース上がり34.6 ペース判定 ミドル

レースとしては、開幕週の良好な芝で字面上はそこそこ締まったラップに見えるも逃げ予想の馬が出っぱイマイチだったりな面もあり、3ハロン目からは淡々と流れた感。

勝ったダイアナヘイローは人気あまりないもパドックでの気配抜群。レースでも人馬一体の好スタートで先手を取りました。武豊騎手の逃げって、仕掛け(仕掛けるタイミングという意味ではなくトラップというか戦略)が幾つかある模様。体感時計ばかりが言われるも、コース取りや引き付け他、好位に陣取る後続に差させない(馬体を併せにくい)方法や内が開いているようで開いてなかったりといろんな策がある模様。小回りの地方競馬では良くある戦法ではあるんです。もっとラフですけど。今回も、絶妙にそれを使った可能性。馬自体も福島信先生の勇退週ということもあり、メイチの仕上げだったのでしょう。阪神の1400mも合っていた感。しかし、騎手も陣営も持ってますねぇ!とにもかくにもおめでとうございます、お疲れさまでしたというところ。ただ次走へは転厩もしますし、メイチっぽかったのでお釣りがあるかどうか?については、慎重な見極めが必要でしょう。

2着のモズアスコットはまだまだ粗削りの印象も、心肺機能含め、相当なスピード能力を秘めていそう。今回も前半で他馬と接触したのか、掛かり気味。気性が安定してくれば上級重賞でも!

3着のレッドファルクスは58kgもさすがの走り。仕上げ自体は次走を見据えるもそれでもかなり良好な出来だったのでは?ただ元々、右回りでは左トモ(だったかな?)に不安があった馬(現状は不明)。直前の追い切りでも美浦のダートコースでの追い切り(コースでは最も大回り)。仕掛け遅れに見えるも、代打騎乗の川田騎手は直線まで待ってからの追い出しでした。前哨戦としては良好な一戦でしょう。2,3着馬は本番でも大いに期待できそう。特にレッドファルクスに関してはですね。

さて今週はクラシックの最重要トライアル、チューリップ賞&弥生賞が行われます。出走予定馬の顔ぶれも今年のクラシックを占う意味でも非常に興味深い。まずは牝馬のトライアルから、またまたちょっとしたデータと馬体を見た感想他をネタにしたいと思います。

チューリップ賞

ちょっとしたデータ!

前走着順は3着以内が理想。前走クラスはまちまちも阪神JF好走組は好成績。キャリアは1戦~5戦。6戦以上は馬券圏内なし。1,2番人気は強いも人気薄も健闘。関東からの遠征組とキャリアの浅いサンデー系には要注意。

続いて登録馬!
指数と馬体を見た感想他のコメント。プラス材料大は赤文字、プラス材料小にはオレンジ文字。マイナス材料大には紫文字、マイナス材料小には青文字

指数についてはサンプルが少ないため、過去、高指数を出した馬に「高指数馬」そこまでではないものの期待値のある指数を出した馬を「次点指数馬」と記載します。

昨年及び今期成績の良い厩舎力の高い厩舎(東西リーディング10位以内と重賞成績をメドとする)にはを!

競馬ブックや競馬ラボに馬体写真があります。またそこに馬体のコメントもあります。参考に!

ウインラナキラ 栗東宮徹厩舎 騎手未定 キャリア1003 前走OP若駒S7着 キングカメハメハ産駒

前3走は全て2000m戦。また様々な競馬場で位置取りもまちまち。母系は重賞で活躍した良血。タフなタイプなのか試しながら育成しているのかな。

カレンシリエージョ 栗東鈴木孝厩舎 松山騎手予定 キャリア1102 前走500万下福寿草特別8着 ハービンジャー産駒

VM馬アドマイヤリードの半妹。休養明けは出遅れて敗退もまだ見限れぬ。但し成長力の確認は必須か!?

クリノフラッシュ 栗東橋田厩舎 騎手未定 キャリア1103 前走京都未勝利1600m1着 エイシンフラッシュ産駒

減量騎手起用や牝限定戦出走等も初勝ちに5戦消化。上級重賞では厳しい可能性。

サヤカチャン 次点指数馬 栗東田所厩舎 松田大騎手予定 キャリア1305 前走OPエルフィンS11着 リーチザクラウン産駒

タフなのかココまで9戦消化。ただデータ的にはアウトで年末以降は二桁着順を3度。成長力疑問も徹底した先行力を駆使して!

サラキア 栗東池添学厩舎 池添謙騎手予定 キャリア1000 前走中京新馬戦1600m1着 ディープインパクト産駒

まだ少々野暮ったく見えるも、シルエットに窮屈さがなく好バランス。胸が深めで心肺機能は高そう。メリハリも少なく筋肉自体はまだこれからでしょうし、時期的なモノかディープ産駒の筋肉の繊細さや薄い皮膚感は微妙も、一流馬に育つ可能性を秘めていそう。四肢は軽く繋ぎのクッションは良さそうも前腕や脛はなかなか。骨量もバランス的に良いのでは?可動域は広そうも体幹の強さは不明かな?やや斜尻気味で直飛なのはディープ産駒の特徴で、スパッと長く良い脚を使うタイプ。顔付からメンタルの強さを感じます。相手強いも先物買いもあり?

シグナライズ 次点指数馬 栗東藤原厩舎 C・ルメール騎手予定 キャリア2111 前走OP紅梅S4着 フランケル産駒

皮下脂肪が薄いタイプですね!お尻や胸前は逞しいも、これからもっと筋肉量は増えそう。ただ顔付や耳の向きからも気性面は相当難しいタイプでしょう。こういった面が成長すれば伸びしろはかなりありそう。馬格あるタイプで骨量も豊富。現状、馬体的には重心はやや低めで胸の形からも距離延長は疑問でマイル位までの可能性。フランケル産駒は気性的に難しいタイプが多いのかな?そのスピード能力を活かせるかどうかがポイントでは?

スカーレットカラー 次点指数馬 栗東高橋亮厩舎 岩田騎手予定 キャリア1301 前走GⅢフェアリーS2着 ヴィクトワールピサ産駒

ヴィクトワールピサ産駒らしく、やや縦型(ニュアンスでスミマセン)のシルエット。筋肉はまだこれからって印象も、胸前やトモの容量は上々。この血統にしては筋繊維が繊細そうもやや収縮力は微妙。肩の傾斜や繋ぎの角度は寝気味で良好です。後肢はネオユニヴァースの孫って感じで飛節が伸びきらないですね。シルエットは良好で上手く成長したらって期待を持てる馬。重賞でも好勝負できる素材も、そういった面から脚の使い所が難しいのかも?混戦に強そう。

ダンサール 栗東須貝厩舎 騎手未定 キャリア1000 前走小倉新馬戦2000m1着 ハーツクライ産駒

デビューから中1週での重賞挑戦。血統・生産牧場・厩舎魅力も新馬戦のレベルに関しては疑問先行。それを余力と取るかどうか!?

マウレア 次点指数馬 美浦手塚厩舎 武豊騎手予定 キャリア2011 前走GⅢクイーンC5着 ディープインパクト産駒

ココまで4戦全て1600m戦に出走も、長めの四肢に高めの重心や胸の形からも距離延びて良さそうなシルエットをしているんですよね。もちろんマイルがダメということはないのですが。また筋肉の収縮力や体幹の強さがこれからなのかな?非力さを少々感じますし、エンジンの掛かりも遅そう。そういった面が前走の敗戦に繋がったのか?それとも気性的にもまれるのが嫌なのか?阪神JFで先着された2頭に比べ、軽いというか成長曲線が緩いのか重厚さが足りない気がするのですがどうでしょう?素材としては上級重賞でも勝ち負けできるものを持っている感。今回の乗り替わりはかなりプラスに出るのでは?

ラッキーライラック 高指数馬 栗東松永幹厩舎 石橋脩騎手予定 キャリア3000 前走GⅠ阪神JF1着 オルフェーブル産駒

流線形の美しいシルエットをしていますね。首差し~背のラインはしなやかで速力をしっかりと伝えそうな感じです。後肢はやや曲飛気味も、四肢の出方も良好。器用さは微妙もTOPスピードに乗るまであまり時間が掛からないタイプかな。良い意味で馬体的には水っぽさがなくなってきた感もキ甲の抜け方や胸の感じからまだまだ伸びしろがありそう。前腕や脛も逞しく、繋ぎの感じから馬場の悪化にも対応しそう。さすがのGⅠ馬の雰囲気!今年初戦、どんな競馬を見せてくれるか楽しみですね。

リリーノーブル 高指数馬 栗東藤岡健厩舎 川田騎手予定 キャリア2100 前走GⅠ阪神JF2着 ルーラーシップ産駒

前走はもちろんのこと、前々走の指数が優秀。阪神JFで中1週で好走した馬って同馬以外ではいなかったような…。藤岡健先生の好みなのか、育成方法からそういう馬ができるのか、藤岡健厩舎の上級馬には中長距離馬でも筋肉量が多く、首、胸前、トモの逞しい馬が多い印象(サウンズオブアース・ワントゥワン・サンリヴァル他)。同馬も同様で馬格もあり、迫力満点。パワーも相当で脚先の感じからも馬場の悪化にも対応するでしょう。馬体・血統からは距離延長は歓迎の口でしょうからオークスも有力では?

レッドランティーニ 栗東石坂厩舎 浜中騎手予定 キャリア1012 前走OPエルフィンS3着 ディープインパクト産駒

やや伸びやかさは足りないもバランスの良いコンパクトな馬体や軽い四肢の感じ、伸びやかな走り等ディープ産駒らしさ満載。ただ筋繊維というか、筋肉の質は少々違うのかな?収縮力は良好そうも、繊細さには欠け、他のディープ産駒(上級重賞で勝ち負けするレベル)に比べると、柔軟性はほんの少し足りない可能性。そういった面が2番が利かず(1戦毎に好走凡走を繰り返す)不安定な結果を生んでいるのかも(他の産駒の場合はこういった質の筋肉でも問題ないケースが多い)。また立ち姿からは可動域や体幹の柔軟性は微妙。ただ走っている姿は上々なんですよね。ちょっと判断がつきにくいかな。

総評~っす!

頭数こそ少ないも、阪神JF1~3着馬が出走と、本番さながらの顔ぶれに近いのかな?有力馬は本番への出走権を所有しているので、叩き台という色合いは強いでしょう。

ラッキーライラックは相変わらず見栄えのする馬体。直線の長いワンターンのマイル~中距離が向きそうなシルエットをしておりココも好走は必至でしょう。ただ競馬オヤジの本命はリリーノーブル

2走前の指数が優秀で阪神JFでも本命を考えたのですが、中1週はアウトというデータを重んじ過ぎました。元々、データは参考程度の競馬オヤジですが、ハマりやすいデータがあるもの事実。前回はそれで評価を落としたことが悔やまれました。同馬は明け3歳牝馬でTOPになる可能性を秘めていると見ているので、相手がラッキーライラックだとしても、返り討ちする走りを期待。

相手にはマウレアを!決してラッキーライラックを軽視しているのではなく、乗り替わりがプラスに出ると見てのこと(競馬オヤジは戸崎騎手贔屓ではありますが)。もちろんオッズも意識しています。前走の敗戦直後にココ出走を表明し、鞍上にも即交渉し受諾。陣営のスタンスには好感が持てますし、厩舎力抜群の手塚厩舎ですから。馬自身も大事に使われていますが、体や筋肉の質(柔らかさ)から使い減りしなさそう。武豊騎手がどんな騎乗をするのか?期待大ですし、有力馬の中では今期2走目というアドバンテージも。

単穴にはラッキーライラック。昨年キャリアハイで今年も乗れている石橋脩騎手ですが、桜花賞一番人気候補の阪神JF優勝馬。休養明けで本番はまだ先ということもあり、取りこぼしもあるのでは?それによってヤネのスイッチがあるかどうか不明も、いずれにせよ無理はさせないでしょう。ただ能力はTOPの1頭なので、無敗を突っ走る可能性も十分。

じゃあこの3頭で堅いか?と言われれば、その可能性は高いと言いたいところも、連下候補として2頭。

まずはスカーレットカラー。まだ粗削りな雰囲気も、馬体からのポテンシャルは高いでしょう。前々走の指数は上々です。脚の使い所が難しい可能性があるので、岩田騎手へのスイッチがプラスに出る可能性。個人的にはイン突きや馬群を割る競馬を期待。

もう1頭はサラキア。同馬もまだ「おろしたて」の感が強いも上手く育てば良いところまで行くのではと思わせるものを持っています。まだ緩いのでこの相手でどこまでできるかも、権利取りに徹した騎乗をしたら!!!もし出走権を得たら池添謙騎手は予定通りロックディスタウンに乗るのかな?

ココでの結果が桜花賞、オークスへの指標になると見ています。繰り返しますが個人的にはリリーノーブルがクラシックの中心馬になるのでは?と考えていますがどうでしょう。ちなみの中山のGⅢオーシャンSはレーヌミノルに期待!昨年から言い続けていますが、現役のスプリント女王になる可能性を秘めている馬。結果はまだも和田騎手とも手が合いそう。本番も含めて期待大です。

ではチューリップ賞!勝って弥生賞に繋げましょう。

by競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji