金鯱賞2018のちょっとしたデータと馬体を見た感想他!

競馬オヤジの壺

ちょっとしたデータ!

*データは中京競馬場改修後の6年分。ただ同時期の開催は昨年からなので、データとしての精度は微妙かも???

割と荒れるレース。前走クラスは準OP以上で前走着順も様々。年末開催時には3歳馬が好走するなど、若い馬が好成績で4,5歳馬が強い。ただコース適性ある高齢馬には一応注意が必要。差し馬が強く、牝馬は苦戦。新設のGⅠ・大阪杯のトライアルなので2000mに適性の高い馬が強い?!

続いて登録馬!
指数と馬体を見た感想他のコメント。プラス材料大は赤文字、プラス材料小にはオレンジ文字。マイナス材料大には紫文字、マイナス材料小には青文字

※指数については出走馬の過去指数の相対的なものになります。また過去最高指数に近走状態を加味しており、国内レース中心・当該距離にて評価しております。A~Eで想定。A本命級 B次点 C連下なら D恵まれて E厳しい 更に同じランクでも上下を付ける場合もあります。3歳戦の場合、サンプルが少ないので指数は拮抗しています。
また昨年及び今期成績の良い厩舎力の高い厩舎(東西リーディング10位以内と重賞成績をメドとする)にはを!

競馬ブックや競馬ラボに馬体写真があります。またそこに馬体のコメントもあります。参考に!

アクションスター 指数D 8歳牡馬 栗東音無厩舎 太宰騎手予定 前走GⅡ京都記念9着 中京0001

42戦3勝の8歳牡馬。重賞ではもちろん苦戦でOPでも掲示板がやっと。手薄な中距離重賞の入着狙い?

キンショーユキヒメ 指数D下 5歳牝馬 栗東中村均厩舎 騎手未定 前走GⅢ愛知杯10着 中京2002

OP昇格後、牝馬限定重賞であれば着差はわずか!使われて徐々に力を付けている印象の中京得意馬もさすがに相手が強いか!

サトノダイヤモンド 指数A上 5歳牡馬 栗東池江厩舎 C・ルメール騎手予定 前走仏GⅠ凱旋門賞15着 中京初

昨春と比べると、年齢的なモノもあってか重厚感というかドッシリ感が出てきたのかな?3~4歳春はディープインパクト産駒特有の軽さがありましたから。シルエットは滑らかで伸びやか。筋肉の質は繊細で柔らか味十分。ご存知の通り素晴らしい馬体の持ち主。骨格の可動域はまあまあも、雄大な馬体を動かす体幹の強さはそれ程でもないのかも?まぁそれを備えたらいよいよ歴史的名馬というレベルでしょう。既に言われていることですが昨年の天皇賞春後や仏遠征時に、のどの調子が悪かったとのこと。ノド鳴りではないので現状心配はないとのこと。このところの調教の動きから陣営は慎重なコメントに終始。ズブくなっただけなのか?メンタルの問題か?筋肉の質や皮膚感は休み明け感あるも、相変わらず馬体は魅力的。顔付き(目付き)からは戦闘モードに入っているが、どうなのか?昨春のシュヴァルグランを子ども扱いしたあの走りが戻れば圧勝も!

サトノノブレス 指数C 8歳牡馬 栗東池江厩舎 幸騎手予定 前走仏GⅠ凱旋門賞16着 中京1121

ディープインパクト産駒ですが、重厚感のある馬体。骨量も豊富で筋肉も繊細さよりも粘りが強そう。運動神経は微妙で、速力の持続で勝負するタイプでしょう。馬体写真からは活気が感じられ、衰えは心配なさそう。毛艶からも状態は良さそう。中京は巧者の部類なので展開次第で好走も!データ的には厳しいも直前の気配注視。

スワーヴリチャード 指数A 4歳牡馬 栗東庄野厩舎 M・デムーロ騎手予定 前走GⅠ有馬記念4着 中京初

シルエットそのものは伸びやかで四肢もスラッと長め。飛節はハーツ産駒に多い伸び切らないタイプ。母系の影響が強く出てきたのか、昨秋辺りからやや粗めで強靭そうな筋肉がかなり増えた印象。血統のイメージからはもちろん、背のラインからも瞬発力はそこそこあるも、それ以上に速力の持続に長けたタイプでしょう。肩の傾斜はやや立ち気味も胸囲は大きく、トモの張りも相当で脚力は強そう。それ程太くは見えないので皮膚が少々厚めなのかな?中京コース初も過去の走りから合いそう。デムーロ騎手が相当気に入っている模様。現状、成長期真っ只中で粗削り感が強いもこの条件はピッタリ。ただ現状はキャラが強い感。今後の成長で回りや距離他適性を増やせるかが課題では?

タイセイサミット 指数C下 5歳牡馬 栗東矢作厩舎 騎手未定 前走GⅢ小倉大賞典10着 中京1001

休養明けの近3走はGⅢで二桁着順。体調なのか気性なのかは不明も、調子さえ戻れば重賞でも戦えるモノは持っているがさすがに相手が強いか?

ダッシングブレイズ 指数B 6歳牡馬 栗東吉村圭厩舎 北村宏騎手予定 前走GⅢ小倉大賞典4着 中京0201

中京は勝ち星こそないものの3戦2連対。コース適性・指数的には戦えるも2000m戦は3歳時に2戦して4,12着。どうか!?

デニムアンドルビー 指数C上 8歳牝馬 栗東角居厩舎 D・バルジュー騎手予定 前走GⅢ中山金杯7着 中京0001

昨今は飼葉始め、ケアや調教施設・技術が相当良好なのでしょう、高齢でも見映えがし、衰えを感じさせない馬が多い感。同馬はその典型で8歳の牝馬には見えない立ち姿。腰高に見えるのは腰角が深めで斜尻。また後肢は真っ直ぐで飛節が伸びたタイプ。四肢はディープインパクト産駒の特徴を多く受け継いでいます。シルエット的に伸びやかさは足りないものの前後のバランスが取れ、胸前やトモの張りも上々。データ的にはかなり厳しいも、馬体だけ見せられると連下に狙ってみたくなる気も。鞍上も先週から大分乗れ始めているのはプラス。

デルマサリーチャン 指数E 7歳牝馬 美浦堀井厩舎 騎手未定 前走準OP11着 中京0003

長距離中心に使われるタフな牝馬。ただ潤OPでも掲示板に載れず。厳しい。

トリオンフ 指数B上 4歳セン馬 栗東須貝厩舎 騎手未定 前走GⅢ小倉大賞典1着 中京初

去勢しジックリ立て直したことが功を奏し、近走は充実一途。指数的にはこのメンバーに入っても可能性を感じる。伸びしろ十分!

ブレスジャーニー 指数B下 4歳牡馬 栗東佐々木晶厩舎 三浦皇騎手予定 前走GⅠ有馬記念12着 中京初

骨折休養明けでは一番の出来では?皮膚が薄く皮下脂肪はかなり少な目。毛艶も抜群です。四肢はスラッとし、筋繊維は結構繊細で少々硬めなのかな?そういった筋肉の面とほんの少し硬い体の線からダート血統の個性を感じなくはないですが、血統の印象は完全に覆されますよね!骨格に窮屈さはなく、可動域も良好。体幹も大分戻ってきたのでは?見た目程、非力感はなく秘めた能力は上級重賞でも戦えるモノでしょう。古馬の男馬としてもう少し重厚感というか迫力が増したら!後はどのカテゴリで育成・勝負していくか?

メートルダール 指数B 5歳牡馬 美浦戸田厩舎 福永騎手予定 前走GⅢ中日新聞杯1着 中京1000

480kg前後と馬格はそこそこもゼンノロブロイ産駒らしく、骨量豊富で筋肉量も豊富。ただその質もロブロイ産駒に多い、やや粗くタルめな印象。繋ぎは寝気味で長め。クッションは良好でしょう。前碗や脛の筋肉も素晴らしく四肢は真っ直ぐで長く良い脚を使うのかな?首差しの力感は凄く、腹袋から底力もありそう。母系の影響?ココにきて本格化の気配。シルエット的には前後のバランスの取れたタイプも少々無骨というか、個性的。こういった筋肉の質の持ち主はハマるケースとそうでないケースがハッキリとする傾向。1走毎の好走はそういう面か?本格化前だったからか?

ヤマカツエース 指数A下 6歳牡馬 栗東池添兼厩舎 池添謙騎手予定 前走GⅠ有馬記念10着 中京2010

相変わらず力感のある首、胸前、トモ。筋肉量はキンカメ産駒らしく抜群です。繋ぎは短く立気味なので力のいる馬場は持ってこい。昨秋のGⅠ戦線では11、8,10着と苦戦し、有馬記念以来になりますが、太め感もなく毛艶も良さそう。陣営のケアが良好なのでしょう、立ち姿も凛としているのでメンタルは充実しているのかな?GⅠ級が数頭出走と、前哨戦として骨っぽい相手がいるも中京コースへの適性は同馬が一番。昨年同様、存在感を見せるか!?

総評~っす!

頭数はそこそこも、GⅠ大阪杯への前哨戦なので上位勢はかなりの顔ぶれ。手合わせ感よりも先週の弥生賞のように、ココでその能力を見せつける必要がありそう。

ただ馬券的にはやや博打的な面が多い感。その筆頭が海外遠征帰りで、帰国初戦のサトノダイヤモンド。追い切りでの動きや陣営のコメントからは復調途上を示唆している感。またフランスでの大敗やノドの問題で、馬自体のメンタルがどうなのか?

あくまでも馬体的な面から入ると、5歳になる今期、古馬の男馬らしい重厚感が出てきた印象。休養明けなので多少、重めなところはありそうも、そうだとしたら半段上のステージの可能性も。某掲示板ではディープインパクト産駒の成長力についてはいろいろ言われています(ディープタイマー)。確かに軽さや柔らかさが素晴らしい馬体の産駒が多いのですが、豊富な骨量や強靭な収縮力の筋肉を持っている産駒はやや少ない印象。ただそもそも産駒の走るアベレージが高いのと種付け料他が高額なので期待が大き過ぎる面もあるのかな?でもGⅠを複数勝利する産駒が少ないのも事実だからなぁ。近年ではモーリスやゴールドシップ。少々、古くはなりますがナリタブライアンやエルコンドルパサーにグラスワンダーにサクラローレル!テイエムオペラオーにミホノブルボンなどはそういった重厚感を持ち合わせていました。

*他にもたくさんの名馬がいますが、書き切れないのでスミマセン。

柔らかさや軽さが際立っていたトウカイテイオーですら、そういった面はあったと思います。日本の軽い芝のスピード&キレ勝負だと軽くて柔らかい資質の強い馬が合うというコトなんでしょうけど、そういう資質の馬の場合は使い減りしちゃうのかもしれません。世界レベルを意識するなら馬場ももっと世界標準に合わせていく必要もありそう。

さてかなり長くなってしまいましたが、今回、サトノダイヤモンドの取捨をどうするか?個人的には復活に期待しながらも、馬券的には消極的に考えております。先に述べたディープタイマー的なモノはないと見ていますが、遠征のダメージは否定できないでしょう。またTOPトレーナーの池江調教師が慎重なのであれば、飛び付くのは控えたいかも?サトノダイヤモンド単体での話しだけでなく、相手がある話ですし、生きのよい明け4歳馬がいますから。最終追いで抜群の動きをしない限り、中心視は厳しいかな?

じゃあ馬券の中心はどうするか?1番人気必至でもこの条件ならスワーヴリチャードで仕方なさそう。同馬は左回りの中長距離馬。長い直線の差し合いが得意のキャラ。ジワーッと長く良い脚を使うというよりは、その脚力にモノをいわせる脚を使うタイプ(もちろん長くキレ味のある脚ですが)。夏場にジックリ休ませ、成長を促したことでアルゼンチン共和国杯辺りから馬体に重厚感が出、素晴らしい成長を遂げたと思います。後は右回りや距離等のカテゴリをどこまで増やせるかというところでは?左回りの中長距離GⅠとなると限られますから。いずれにせよ、今年GⅠを狙っている同馬。ココは世代交代を印象付ける走りを!

相手は迷いますね!ですがココは思い切って、ブレスジャーニーに期待してみようかな?同馬もGⅠとなると今回、テーマのように話している重厚感が足りない面は否めません。ただ随所に良好な箇所がありますし、父系はダート血統。よってむしろ重厚感が出過ぎるとこのカテゴリではない馬になっているのでは?状態が戻ればこの血統ですから非力っぽく見えても体幹等は強靭なのかも?秋の使い方には少々不満も、2歳時にはココで1番人気になるであろうスワーヴリチャードに勝ってますからね。

単穴には出走すればトリオンフを!出走しなさそうですし、騎手未定っていうのは気になりますけどね。直行せずココでこのメンバー相手に力試しするのであれば、個人的には好感。ココでもある程度通用するとみています。また差し馬活躍のこのレースではありますが、展開的には有利では?陣営がどこまで本気で仕上げてくるか?

今回はココまで順調に使われている4歳馬中心の見解というところ。

☆にはヤマカツエースを!競馬オヤジ的には昨年の大阪杯でガッツリ勝負しました。正直、上がり目は厳しそうですが衰えもそれ程ないのでは?むしろGⅠではなく得意のココで勝負という気がしてならないんですよね。確か暑い季節は苦手だったような…。

注にはGⅠ2勝馬に失礼もサトノダイヤモンド。好きな馬なので復活を期待も、陣営的には無理せずジックリとやっていきそうな気もします。次につながるレースをして欲しい。馬券的には抑えかな?

メートルダールに関しては、ムラ駆けタイプなので連下妥当では?ただ福永騎手とは手が合いそうな気もします。また1戦1勝もコース適性も高そう。状態次第も無視は禁物かも?

博打的要素が強い割りにオッズ付かなそうな金鯱賞なので、高配当を狙うのであれば、阪神のフィリーズレビューの方が良いのかもしれませんね。ただ春の古馬GⅠ戦線に向けて重要な1戦であることに変わりはないので、大注目でしょう。では勝てますように!

BY競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji