先週(金鯱賞2018他)の回顧!

競馬オヤジの壺

JGⅡ阪神スプリングJ アップトゥデイト号優勝!

おめでとうございます。

佐々木晶厩舎 林満明騎手

今西宏枝氏 ㈱ノースヒルズ生産

勝ちタイム4.23.4 

勝ち馬・アップトゥデイトは相変わらずの素晴らしい行きっぷり。JGⅡで好敵手オジュウチョウサンがいないのならばココは負けられないということでしょう。鞍上の林満明騎手とも人馬一体。本番に向けて良いレースができたのでは?

 

GⅢ中山牝馬S カワキタエンカ号優勝!

おめでとうございます。

浜田多厩舎 池添騎手

川島吉男氏 木田牧場生産

勝ちタイム1.49.0 勝ち馬上がり35.4

ペース判定 スロー

12.5 12.1 12.3 12.3 12.1 12.3 12.0 11.5 11.9

前半10001.01.3 レース上がり35.4

縦長の展開ながら1000m通過が1.01.3のスロー。コーナーの入り口で一瞬、速そうに見えたことで各馬が手控えたのかな?いずれにせよ、逃げたカワキタエンカの楽逃げ!池添騎手の好騎乗でしょう。それと同馬は胸の形から心肺機能がかなり高そう。Hペースでも気分良く行ければ!

2着のフロンテアクイーンは好位追走。北村宏騎手はいつでも差せると好位の内を追走も逃げ馬が思いの外、しぶとかったのでは?厩舎力の高い国枝厩舎所属で優良な馬体の持ち主も、良い意味での個性がもう少しあれば。競馬オヤジ的には同馬が本命でした。

 

GⅡフィリーズレビュー リバティハイツ号優勝!

おめでとうございます。

高野厩舎 北村友騎手

社台レースホース 社台ファーム生産

勝ちタイム1.21.5 勝ち馬上がり35.3

ペース判定 ハイ

12.3 10.3 11.1 11.7 12.0 11.9 12.2

前半1000m57.4 レース上がり 36.1

桜花賞筆頭にクラシック有力候補と目される馬が先週のチューリップ賞に出走したため、ココにはその次候補の馬達が多く出走。またその顔触れも短距離志向が強い印象。レースもスタート直後から位置取りが激しく、出っぱでほんの少し外に寄れたように見えたアマルフィコーストが少々内に寄れた隣のモルトアレグロとぶつかり落馬。4番人気だったので軸にしたファンも多いのでは?またモルトアレグロもコレで行きっぷりが良くなってしまった感。

勝ったリバティハイツは事後なのでこういったコメントはよろしくないかもですが、パドックで最も良く見えました。血統的にも軽いキレよりも頑強なスピード・底力比べに向いている感。

2着のアンコールプリュはディープインパクト産駒らしくしなやかな筋肉の持ち主。出っぱ悪く、後方から。すぐ前にカラ馬がおり、鞍上の藤岡康騎手はかなり気をつかって乗っていた感。直線は外から抜群の伸びも、カラ馬の影響は大きかったのでは?

メンバーや距離からも、チューリップ賞が直結するという印象が強い風潮も、競馬オヤジ的には少々違う見解。今回、経験したフルゲート&Hペースが功を奏する可能性は大では?もちろん成長力や仕上げの問題は大きいも、当日の馬場状況や枠の並び如何によっては上位2頭は十分に戦えるとみました。アンコールプリュについては仕上がり良好に感じたので、上積みがどこまであるかどうか?リバティハイツに関しては陣営的に相当自信があったのでは?ただ同馬も本番まで短期間で伸びしろがあるかどうかでしょう。

 

GⅡ 金鯱賞 スワーヴリチャード号優勝!

おめでとうございます。

庄野厩舎 M・デムーロ騎手

㈱NICKS ノーザンファーム生産

勝ちタイム2.01.6 勝ち馬上がり33.8

ペース判定 スロー

13.3 11.9 13.1 12.9 11.8 12.4 12.0 11.4 11.2 11.6

前半1000m1.03.0 レース上がり 34.2

上級GⅠのトライアルGⅡ戦とは思えない展開。2着のサトノノブレスは寮馬との兼ね合いからもハナから逃げる予定だったのでしょう。鞍上も積極騎乗の幸騎手で出っぱから行く気満々。ただレース前から池江調教師が状態は良好とコメントされていた通り、海外帰りの8歳馬なのに毛艶良くメンタルも充実していた感。また適性は高いも陣営の調整&加齢のお陰で折り合い抜群。展開に恵まれたとはいえ積極策で主導権を握ることの重要性を改めて認識。

勝ったスワーヴリチャードは外枠だったこともあり、好位の外を追走も少々掛かり気味。向こう正面では逃げ馬に並びかける位置に!ドスローだったため、位置を上げたがココはさすがのデムーロ騎手の騎乗技術。もちろん馬も日頃の訓馳で我慢が利いていました。古谷コンシェルジュがホテルクラシックで以前から、調教は

『1週前に体を造ってレース当週は頭を造る』

のが理想と言っていました(関係者から聞いたとのこと)。要するに1週前にビシッと追って当週は軽めに乗るというコト。これが理想では?と。

確かに福永騎手が直前の追い切りで騎乗馬に乗り、軽めの追い切りを施した馬はかなりの勝率なんですよね!馬によって多少の違いこそあれ、数字が証明もしているのでその通りなのでしょう。

以前の大井では、厩舎によってはレースに使いながら仕上げることも良くあることで、長めから乗って息を造っておいて後は目標のレースに向けて上げていく感じ。深い砂というコース形態で週開催の持ち回りという面も大きかったでしょう。とはいえ、仕上げ方というか調整法については同様で予想屋の1つの判断材料になってもいました。

『ココは追い切りがてらの出走だぞ!』『あの馬は休み明けだがキッチリ造ったようだ』

なんて感じで。1週前にしっかりやって当週には整える感じの場合は高評価を与えていたというのは中央も地方も同じ。環境や開催方法の違いあれど、同じ馬の調整ですからね。スワーヴリチャードの調整は理にかなっており、それによって位置を上げても我慢が効き末が鈍らなかったといえるでしょう。

3歳時はやや前肢が頼りない印象もココにきて体高が伸び、胸前の厚みが増して素晴らしい成長!ハーツクライ産駒ながらシルエットの伸びやかさ以上に筋肉量が多く感じられるタイプなのは母系の影響でしょう。四肢の感じ(特に後肢)は父系らしいのですが、首がやや高く短めで首でリズムをあまり取らない走法。背中やトモが強いのかな?脚力は相当なタイプでしょう。正直、ほぼノーダメージの前哨戦だったのはプラスになるのでは?速力は足りるので後は課題の右回りといわれるのかな?ただ内枠を引いて、好位のラチ沿いをジッとして直線勝負に出れば周りは関係ない可能性も!

4着のヤマカツエースは競馬オヤジ贔屓の馬!先週もコメントしましたが昨年の大阪杯ではキタサンブラックにどこまで迫れるか?って期待していました。鞍上共々ですけどね。パドックでは休み明け感あるも良好な仕上がりも、さすがに伸びしろがねぇ。今期は状態の維持中心になるでしょう。また昨年のピーク時のパフォーマンスでもGⅠに手が届かなかったのは相手が悪かったとも言えますが、適性が狭いことも要因。アンカツさんも言っていたように、今回は枠の並びからも逃げても良かったのでは?新味出たかもしれませんから。正攻法での戦いでは今期は正直厳しそう…。

デニムアンドルビーは引退レースというのもあったでしょう。無理させなかったのでは?アクションスターに関しては最近某掲示板で言われている通りの参加賞狙いでしょう。ダッシングブレイズは個人的には距離だと思いますがどうでしょう?ドスローの少頭数だったのが幸いしたのでは?ただ左回りは良さそうですし、もう少しズブくなれば距離克服の可能性も!

ブレスジャーニーは6着!元々、皮下脂肪が少ない細身のタイプとはいえ馬体がマイナス10kg。復帰後の出走レース選びもチグハグで馬の状態というか、善し悪しを把握できているのかなぁ?また馬の成長も阻害するケースも考えられるんですよね。実績十分で厩舎力のある佐々木晶厩舎といえども馬主さん主導なのかな?それとも???

メートルダールに関しては、元騎手の藤田氏が位置取りを非難。またあちこちで社台の運動会でつまらないってコメント。確かにそういった面は否めませんが、社台Gの馬が強いのだから仕方ない。結構大手ですが、ヤナガワ牧場のキタサンブラックやコパノリッキー、ノースヒルズのキズナのような馬が出てくればいいのかな?だったらディープインパクト産駒ですがケイアイファームのダノンプレミアムならどうなんだろう?先週のレース後は褒めてましたけどね。

さてメートルダールに戻しますが、同馬は気性も怪しそう。また展開他、適性が狭く2番が利かないタイプでもあります。動いても厳しかったのでは?陣営的にも掛かり癖がついてしまったり、逃げ馬にはしたくないでしょうし。個人的には乗り方以前の部分が多いかな?と。ただそこそこ人気にもなっていましたから、見せ場くらいは作らないと馬券買ったファンは怒るでしょうね。

さて問題のサトノダイヤモンド。レース前の陣営のコメントや調教の様子から疑問先行。ただゴール前の末脚から次は!って思った人は多いのでは?ルメール騎手もレース後に好意的なコメントをしたようですからね。写真では多少重厚感が出た気がしましたが馬体重の変化はなし。ま、増えてりゃいいって訳ではないですけど。相変わらず良好な馬体も更なる成長に関しては何ともだなぁ。経験豊富で厩舎力の高い池江厩舎だからココまで立て直せたのは間違いなく、今後GⅠでTOPを張るにはもう一段昇るというか、一変わりする必要があると思うのですがどうでしょう?昨日の段階にはなりますが、現状、スワーヴリチャードとの差は感じました。母系は非常に成長力があるので早計な判断は禁物ですけど、現状で復活と考えるのもまた早計でしょう。天皇賞春に出ないかなぁ…。個人的意見ですけどね。昨年のような異常な消耗戦にはならなさそうですし。

最後にサトノノブレスって元メジロ系で重厚な名牝系。が、故にあのような筋肉の質でディープインパクト産駒特有の繊細で軽く柔らかいモノとは少々違う感。現3歳で2歳王者のダノンプレミアムは血統構成こそ違えど、ディープインパクト産駒特有ではない、粘りのある収縮力の強そうな筋肉の質の持ち主。厩舎も厩舎力抜群の気鋭・中内田厩舎!個人的には春2冠の可能性が高いと見ていますがどうでしょう?負かすとしたら、ワグネリアンではなく、フルゲートを利して前で粘り込みを図るスタミナのあるジェネラーレウーノのようなタイプかも?ま、各馬本番で誰が乗るのか?も重要ですけどね。

暖かくもなりいよいよGⅠシーズンが近づいてきました。馬券的にも楽しみですね!

by競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji