NHKマイルCの回顧とヴィクトリアマイル2018のいろいろについて!長いです…

競馬オヤジの壺

GⅠ・NHKマイルC ケイアイノーテック号優勝!

おめでとうございます。

平田修厩舎 藤岡佑騎手

亀田和弘氏 隆栄牧場生産

勝ちタイム 1.32.8 勝ち馬上がり33.7

ペース判定 ミドル

12.1 11.1 11.2 11.9 11.7 11.3 11.5 12.0

レース上がり34.8

レース前から混戦と謳われていたレースらしく、どの馬にもチャンスあり!という緊張感のある流れ!各騎手ともかなり色気を持ってレースに挑んでいた感。

勝ったケイアイノーテックはゲートイマイチで二の脚も付かず後方から!本来は乗り易そうなタイプで位置取りも自在な印象。馬体的には陣営の懸命のケアと絶妙な調整で前走時の状態からのマイナスは感じませんでした。ただ非力感はまだ払拭されたとは思えず、ココまでの末脚を繰り出すとは驚きの方が強かったですね。カリスマオーナーブリーダーの岡田牧雄氏は同馬をかなり高評価していました。「3歳になってから馬がグングン良くなった!」と。元々、しなやかで素晴らしいシルエットや筋肉の持ち主も、骨量他まだまだ成長途上で非力感を感じ、評価的には5番手位。レースでも前述の件にて後方の位置取りで、前半は流れに乗れていなかったようにも見えました。よく競馬ファンが「ポツン」というのに近い位置取り。ただそれによって馬が直線向くまでノンストレスで脚が溜まったのかもしれません。鞍上の藤岡佑騎手は元々、騎乗技術がかなり達者で引き出しも多いタイプ。JRAの現役レジェンドの武豊騎手や横山典騎手のような柔らかい当たりで馬の余力を残す(脚を溜める)騎乗ができるんですよね。前日の京都新聞杯のステイフーリッシュも同様。GⅠ未勝利についてはメンタル云々言われていましたが、正直単なる巡り合わせだったと思っています。クリンチャーの件に関しても、一部の競馬ファンと元騎手の藤田氏は降ろされたって言ってますが、ノースヒルズの馬が海外遠征する時は経験豊富な武豊騎手が主戦というのは決まっていること。京都記念自体、武豊騎手が乗る予定も、共同通信杯のグレイルとかち合ってしまったことで元主戦に依頼が来たという話。また藤岡佑騎手自身、その後もノースヒルズの馬にも騎乗していますから周りがあまりワァーキャーいうとかえって迷惑掛かりそう。また携帯に出ないから切られたみたいな噂についても、親父さんが栗東で日本を代表する調教師ということもあり、将来継ぐ可能性があるのに馬主さんとややこしい関係になる訳がないと思いますが。人物的にも競馬村の中ではかなりの常識人との噂。今回が初GⅠ制覇というのは藤岡佑騎手の持ち得ているモノからは少々遅かった印象もありますが、とにかくおめでとうございました!

2着のギベオンは競馬オヤジの本命。ゲート後、少々ファイトしそうも馬群で折り合い上々の内容。直線半ばで鞍上の右ムチにヨレ、他馬に迷惑をかけたのは少々いただけないも、かなりの素材であることは間違いないでしょう。ゴール前で差されてしまいましたが、内外離れていましたからねぇ。負けて強しでした。コレでブラストワンピースの評価がかなり上がりそう。次走はダービーに行くのかもしれませんね。

3着のレッドヴェイロンはパドックで一番よく見えました。さすがの石坂厩舎ですし、乗れてる岩田騎手。直線のヨレはいただけないも、東京マイルが得意で人気関係なく走る血統なのでしょう。

4着のミスターメロディは前半の折り合いが残念。枠がもう少し内だったら。ただ馬体優秀で相当の能力の持ち主。アンカツさん曰く、1600mは少々微妙とのことも個人的には守備範囲とのジャッジ。腕利き揃いで厩舎力抜群の絶好調・藤原厩舎ですし、主戦が当たりが柔らかく馬の育成上手な福永騎手ですから今後も上手く育てるのではないでしょうか?

5着のプリモシーンはとにかくゲート!前走同様ですね。個人的にはもっと距離伸ばす方が良いのでは?と思ってます。まぁ、使い分けなんでしょうけど。

6着のパクスアメリカーナはクロフネ産駒にしては骨格の可動域が良好で筋肉の質も柔らかくでいいですね。全姉の良い面を同馬も持っている感。今後の成長に期待という所では?直線でササってましたから。

7着のダノンスマッシュは出っぱの速さや厩舎からも距離短縮が魅力。

カツジは後ろに体重をかけ過ぎていた時にゲートが開いたのかな?トモが汗(泡)で白くなってました。直線は窮屈なところで不利もあり少々、消化不良の感。勝ったケイアイノーテック共々、前走は後掲ラップで優秀な指数を叩き出しましたから今後に期待でしょう。完成度は出走馬の中でも遅い方だと思いました。

12着敗退のタワーオブロンドンは直線、窮屈なところに入ってしまったり不利があったにせよ、やはり距離と見ています。今まではルメール騎手が上手く乗っていたことやレースのレベルで勝ち負けしていましたが、このラップ・タイムで東京1600mを勝ち切るタイプではなさそう。馬体的には良好なスプリンター(1200~1400m)の印象。路線変更したらかなりのところにまで行くとみています。

14着のテトラドラクマは自身のレースはできたとの鞍上の弁。アンカツさんはもっと行った方がとのコメントも、GⅠですから他馬も速かったのでしょう。直線の不利もあり予想以上の着順は残念。ただ人気した時の逃げ馬は相当な実績や実力がない限り良くあるケースだと思います。先週もコメントしましたがこのメンバーで3番人気ってのはねぇ。

若駒のレースとはいえ、直線の不利が無ければもっと良かったんですけどね。影響を受けた人馬は有力どころにも結構いましたから。新潟大賞典や京都新聞杯についてもコメしたいところですが、長くなるので割愛します。スミマセン。

さて今週は古馬牝馬のマイル女王決定戦!GⅠヴィクトリアマイルが行われます。いつも通り、データ他をネタにしたいと思います。

ちょっとしたデータ!

リピーターが強いレースではあるが、大手生産牧場のクラブ馬が一定年齢に達すると引退が決まっているせいか、4,5歳の若い馬が強いレース。前走クラスは重賞以上で着順は不問も1600m以上で10着以下馬は大きく割引。脚質は先行か差し。極端な脚質は減点。レース間隔としては中4~中8週が好成績。重賞未勝利の場合GⅠの連対経験が欲しい。まだ歴史が浅くトライアル等の施行条件が定まっていないせいか、確定的なデータが少ない。前走好走の人気薄馬の一発に要注意。

続いて登録馬!

指数と馬体を見た感想他のコメント。プラス材料大は赤文字、プラス材料小にはオレンジ文字。マイナス材料大には紫文字、マイナス材料小には青文字

※指数については出走馬の過去指数の相対的なものになります。また過去最高指数に近走状態を加味しており、国内レース中心・当該距離にて評価しております。A~Eで想定。A本命級 B次点 C連下なら D恵まれて E厳しい 更に同じランクでも上下を付ける場合もあります。3歳戦の場合、サンプルが少ないので指数は拮抗しています。
また昨年及び今期成績の良い厩舎力の高い厩舎(東西リーディング10位以内と重賞成績をメドとする)にはを!

競馬ブックや競馬ラボに馬体写真があります。またそこに馬体のコメントもあります。参考にどうぞ!

アエロリット 指数A下 4歳 美浦菊沢厩舎 戸崎騎手予定 逃げ先行 前走GⅡ中山記念2着 東京芝2100 中10週 NHKマイルC優勝馬

牝馬にしては骨量豊富で上体の筋肉量も豊富。その質は葦毛なので見えにくいも、やや粗めも収縮力は強そう。四肢は生えている位置が前後に広く、スラッとし軽め。跳びが大きいタイプでしょう。胸囲から心肺機能は高そう。骨格の可動域は微妙も胴の感じからパワフルで長く脚を使うタイプ。血統にはそれ程詳しくない競馬オヤジですが、サンデーサイレンス系にデピュティミニスター系が入っていると高速馬場向きという認識。同馬もなかなかな持ちタイムに高指数。東京コースも得意としておりデータ上も非の打ちどころがないですね。後はデビューから手綱を取って、厩舎とも関係の深い横山典騎手が騎乗しないことがどう出るか?桜花賞やNHKマイルCクイーンSでの走りから他馬を気にするところや他にもクセがありそう。クセ馬に達者な戸崎騎手ではありますが、いきなりのGⅠで、しかも人気する面は気になるといえば気になります。

アドマイヤリード 指数A 5歳 栗東須貝厩舎 M・デムーロ騎手 差し 前走GⅡ阪神牝馬S4着 東京芝1012 中4週 ヴィクトリアマイル優勝馬

小柄ながらも抜群のバランスの持ち主。また筋肉の質が良好で、柔らか味十分で収縮力も上々。パドックでバネを感じさせる場合は状態が良く、好走の可能性が高いでしょう。小脚が使え、馬群もokのメンタルは心強い。ただ一瞬の最高速は相当もあまりタイムが速くなるとどうか?ペース的にはスローの方が向く印象で、ミドル以上の我慢比べに向くタイプではないと思っているので。多少、馬場が悪化した方が有利になるでしょう。ただ鞍上は今の東京の勝ち方を分かっていそいうですし、GⅠなので研ぎ澄まされているかも。

エテルナミノル 指数C 5歳 栗東本田厩舎 四位騎手予定 先行差し 前走GⅡ阪神牝馬S8着 東京芝1000 中4週

父の影響か、骨格はしっかりとしており筋肉量も上々。やや斜尻気味で四肢がスラッとし、繋ぎも長めでクッションが良好そうなところは今風の芝馬のそれでしょう。陣営のケアが優秀もココまで長期休養なく使われても馬体に傷みを感じさせないので相当タフなのかも?シルエットが伸びやかなので1600mがピタリという風には感じませんが東京マイルは馬場やラップによって中長距離適性向きのケースや短距離向きのケースが出るので好走の可能性は何より同馬に向くかどうかによるかな?

カワキタエンカ 指数B 4歳 栗東浜田多厩舎 大野騎手予定 逃げ 前走GⅢ福島牝馬S2着 東京芝初 中2週

東京マイル向きの血統(サンデー系にデピュティミニスター系)も、馬体的には父の影響が形相的には強い感。無骨な筒形(アエロリットが該当するかな)や長手の流線形(テイエムジンソクかな)ではなく、メリハリの効いた筋肉質なタイプ。また骨格の可動域も良好っぽい。背の長さとバランス的な重心から1600~1800ベターの感。ただマイルでは結果が出ていません。繋ぎは長く蹄もキレイで良好。前碗や脛も逞しいパワーある4輪駆動タイプなのかな?また気が強く、並ばれてからもうひと踏ん張りでき、心肺機能も上々。脚質不利も減点材料は少な目。使っているし間隔も詰まっているので調整過程には注視。

クインズミラーグロ 指数C 6歳 栗東野中厩舎 藤岡康騎手予定 先行 前走GⅡ阪神牝馬S13着 東京芝1016 中4週 重賞勝利GⅠ連対経験なし

31戦消化も重賞での好走も多い、タフで馬主孝行な頑張り屋さん!厩舎の解散で関東から関西に転厩。底力が問われるレースだとチョイ足りないも、環境の変化が良い方に出れば。

ジュールポレール 指数B上 5歳 栗東西園厩舎 幸騎手予定 先行差し 前走GⅡ阪神牝馬S5着 東京芝0010 中4週 重賞勝利GⅠ連対経験なし(3着)

ディープインパクト産駒も母系の影響が強く頑強なタイプ。父系特有の柔軟性よりも、ややワンラップ型の印象が強く、多少タイムが掛かる馬場の方が良さそう。キレ味勝負だと分が悪いかも?

ソウルスターリング 指数B上 4歳 美浦藤沢厩舎 C・ルメール騎手予定 先行差し 前走GⅡ阪神牝馬S10着 東京芝2003 中4週

相変わらず、素晴らしい馬体の持ち主(古馬牝馬でTOP)も今回、日光の加減かもしれませんが毛艶が微妙。筋肉量は豊富も伸びやかで骨格の可動域も良好。昨年からコメントしている(動画で)通り、個人的には中距離馬と見ています。持ち得るポテンシャルは相当もメンタルがどうなんだろう?毎日王冠であの牡馬相手に逃げて敗退したことや、天皇賞秋の馬場等で気が急いてしまってきた感。ただ元々、ラチを頼りにした方が良い可能性も。前走もマイルでは珍しい程のドスローで掛かった感。決して早枯れの早熟という事ではないと思いますが、メンタルのスランプは長引くことが多いので。ココが刺激になって復活のきっかけになれば!

デアレガーロ 指数C上 4歳 美浦大竹厩舎 池添騎手予定 差し 前走GⅢ京都牝馬S2着 東京芝0001 中11週 重賞勝利GⅠ連対経験なし

馬柱上は上がり馬のようも、デビュー時には大物と話題になった同馬。気性面が難しく出世が遅れた印象も、馬体そのものはココに入っても見所十分。マンハッタンカフェの産駒って気性面に問題のある馬結構いますからね。様々な距離で勝っていますが、バランス的にはマイル前後がベターの感。ただ胸の深さから心肺機能は高そう。胸前やお尻の張りが上々で、今回相当体調が良いのか銭形が浮いて見えます。シルエットはしなやかで周囲の期待は相当高いのでは?筋肉の質はややタルめなので瞬間的な動きよりも惰性で伸びてくるタイプなのかな?実績は足りないも馬体的には上位に食い込んでも不思議ないモノを持っています。後は高レベルのメンバー、ラップでどうなるかでしょう。

デンコウアンジュ 指数B上 5歳 栗東荒川厩舎 蛯名騎手予定 差し 前走GⅢ福島牝馬S3着 東京芝1104 中2週

東京1600mは同馬の最も得意な舞台設定。馬格はそれ程でもないも、伸びやかでしなやかなシルエットの持ち主。四肢はスラッとし筋肉量もそれ程でもないので血統のイメージとは少々違いますね。距離もちそうも全身運動で走るタイプなのか、距離はこれくらいが良いのかもしれません。エネルギー効率が悪いタイプなのかもしれないので。前走の馬体減は前々走増えたのが戻っただけでしょう。ペースは上がった方が末脚が生きると思いますが、時計的には限界もありそう。

ミスパンテール 指数B上 4歳 栗東昆厩舎 横山典騎手予定 自在 前走GⅡ阪神牝馬S1着 東京芝0001 中4週

四肢はスラッとし骨格的にも窮屈さがありません。また骨量もあり、骨格の可動域も上々。母父のシンボリクリスエスが形相的には結構影響していそう。牝馬ながら逞しく500kg超の馬体ながら脾腹が少々薄く見えるのはガレているのではなく、斜尻に曲飛気味での立ち姿だからでしょう。それを踏まえると背が短いので、適性距離は1400~1600mがベターなのかも。ただ胸の形から心肺機能は高そう。折り合い次第で融通性はあるかも?ダイワメジャー産駒らしくやや粗めで無骨の筋肉の質。今回皮下脂肪が少なく凛とした立ち姿は良いですね。春クラシックの大敗はチューリップ賞の激走の影響でしょう。適性の舞台ならこれくらいはやれるでしょう。

メイズオブオナー 指数D 4歳 栗東藤原厩舎 福永騎手予定 差し 前走準OP戦1600m1着 東京芝初 中7週 重賞勝利GⅠ連対経験なし

前走の勝利でOP入り。血統的にはタフな成長力のあるタイプも現状、重賞では少々足りない。厩舎の勢い侮れないも初GⅠ挑戦でどこまでやれるか?

ラビットラン 指数C 4歳 栗東角居厩舎 川田騎手予定 差し 前走阪神牝馬S9着 東京芝初 中4週

3歳秋のローズSでは衝撃の走りもその後はやや伸び悩み。馬体的にはあの走りも納得でバネを凄く感じました。ただ血統的な面なのか、適性面に得手不得手がありそう。先週のGⅠはディープインパクト産駒のワンツー!日本の主要血統ではない同馬に東京の高速マイルがハマるかどうかがポイントでしょう。

リエノテソーロ 指数C下 4歳 美浦武井亮厩舎 吉田隼騎手予定 差し 前走GⅠ高松宮記念14着 東京芝0100 中6週

2歳時にはGⅠを勝ち、3歳春にはNHKマイルC2着もその後伸び悩む。昨年の同時期、馬体的には大分出来上がっていた感。能力相当も伸びしろ的にはどうか?馬体写真なく確認できないのは残念。

リスグラシュー 指数A下 4歳 栗東矢作厩舎 武豊騎手予定 差し 前走GⅡ阪神牝馬S3着 東京芝2001 中4週

馬格もそれ程でもなく、筋肉量が多いタイプでもなくむしろ華奢に見えます。それでいて様々な距離・コースで常に上位争いをするのは能力の証。体幹面他優秀なのでしょう。四肢はスラッとし繋ぎのクッションやバネは上々そう。昨秋は腰尺というか、背にゆとりが出たように見えたのですが、今回はまた少々背が短くも見えます。体高が伸びたことでバランス的にそう見えるのかな?また陣営が目標をココ(マイル)に定めて造っている(筋肉量の増加)からなのかな?胸前やトモ等、必要な箇所には良好な筋肉がありますね。坂路で上級スプリンター並みの抜群の走りで好タイムを出す同馬。この血統ながらココが最適性なのかも?後は時計勝負に対応できるかどうか?

レッツゴードンキ 指数B上 6歳 栗東梅田厩舎 岩田騎手予定 差し 前走GⅠ高松宮記念2着 東京芝0103 中6週

成長力のある血統で6歳の今期も全く衰え知らず。筋肉量は相当ですが、その質はやや硬めかな?スプリント路線に舵を切ってから、また筋肉量が増えた印象がありますからね。四肢はスラッとし、パッと見は距離延長にも適応しそうも気性面がどうか?前走ピークの造りで、今回は多少、馬体の張り他は少々物足りなさそうも、マイルということでの造りなのかな?また最終追い他で臨戦態勢は整うでしょう。折り合いついてタメが効けば能力、指数的にはやれるでしょう。

レッドアヴァンセ 指数C 5歳 栗東音無厩舎 北村友騎手予定 先行 前走GⅡ阪神牝馬S2着 東京芝1001 中4週 重賞勝利GⅠ連対経験なし

血統馬らしく垢抜けた馬で、ディープインパクト産駒らしいしなやかで柔らか味のある筋肉の持ち主。馬格はそこそこも意外と伸びやかなシルエットの持ち主で窮屈さがない反面、やや非力感を感じます。また体の線が少々直線的で硬めに見えるので、馬場や展開、コース他、得手不得手がハッキリしそう。馬体重の変化も多く、2番が効かなそうなので体質はあまり頑強なタイプではなさそう。前走はペースを読んだ鞍上の好騎乗も同馬も掛かることなくしのぎ切りました。5歳になってしっかりしてきたことで上級重賞でもやれるようになったのでしょう。

レーヌミノル 指数B上 4歳 栗東本田厩舎 和田騎手予定 先行 前走GⅠ高松宮記念7着 東京芝0102 中6週

以前からコメントしていますが、筋肉の質がやや硬めで肩の傾斜が立ち気味。適性距離は1200~1400mでは?胴の感じから長く良い脚を使うタイプで繋ぎや蹄の感じから馬場の悪化は有利になるでしょう。大きな胸囲から心肺機能は良好で、牝馬ながら逞しい腹をしておりタフそう。骨量も上々で馬体の完成度も高そう。このところの結果から、早熟の可能性は否定できないも、馬体から衰えは感じません。繰り返しますが個人的には1200~1400m向きとのジャッジも、時折スプリント向きの流れになる東京のマイル。桜花賞馬がココで復活しても驚けない!?

ワントゥワン 指数D 5歳 栗東藤岡健厩舎 藤岡佑騎手予定 差し追い込み 前走GⅡ阪神牝馬S12着 東京芝1001 中4週 重賞勝利GⅠ連対経験なし

ココまで20戦消化も全てのレースで速い上がりを使うタイプで要は展開次第。ココは適性的に向きそうも上級重賞では経験、指数が足りず。どうか!?

総評~っス!

昨年の同レースの覇者や昨年のクラシック馬も出走とかなりおもしろいメンバーが揃った感も、実は指数的には上位は混戦模様。また東京マイルは馬場状況やラップによって、長めの距離適性馬が有利な展開や、その逆に短距離適性馬が有利な展開があり、その辺りの読みも重要。かの稀代の名牝、ウォッカが2着敗退した時やストレイトガールが勝った1回目の時などは短距離馬向きの展開だった感。ブエナビスタが勝った時などはまた違った印象。今回は果たしてどういった展開になるのでしょう?

先手主張しそうなのはカワキタエンカで、今までなら番手にアエロリットも今回はどの位置で競馬するのかイマイチ読めない。また掛かりそうなタイプも多いですし、引っ張り合いの我慢比べになりそう。先週のNHKマイルCからも馬場はどこからでも伸びそうなので、スローの可能性大で、前(カワキタエンカ)はそこそこ流れるミドルよりのラップという感じでしょうか?また週末は天気も良さそうなので良馬場になりそう。そうなるとある程度位置を取らないと相当速い脚が必要になります。一応、その想定で総評をしてみます。

ココで人気しそうなのはまず堅実で東京マイル2戦2勝のリスグラシューでしょう。ココにきて陣営がこのレースを取るための調整を行っているのか、馬体的にもマイルが良さそうな感じに。ただ課題も!指数的に少々足りない面があり、時計勝負になった時にまた2,3着なんてことも。3連系馬券の軸としてはかなり期待できるも頭となると取りこぼしの可能性。とはいえ成長力のある血統構成。指数をつめることも視野に!

もう1頭の1番人気候補はアエロリット。破天荒なタイプでクセも強いですが、破壊力は抜群。昨年のNHKマイルCやクイーンSはクセ馬ながら、レースを完全に支配していた感。その時は同馬を理解している鞍上の好騎乗で最高のアシスト。前走の感じから陣営(クラブや生産者含む)は先行馬にしたい意向を感じました。馬群で競馬するのかな?って。戸崎騎手の逃げは鬼のイメージないですから、折り合い重視なのかな!ただ能力、成長力抜群も前走の感じから気性面が難しくなった感も(集中力他)。また展開等、得手不得手もありそう。戸崎騎手は達者な騎手ですし、クセ馬を乗りこなす技術も相当。新味が出る可能性あるとはいえ同馬は一筋縄のタイプとも思えないんですよね。横山典騎手がミスパンテールを選んだのか(先約)?それとも生産側主導の乗り替わりなのか?真偽不明も公には前者との報。う~ん、上級騎手同士のスイッチではあるんですけどやはり気にはなります。個人的にはムラあるも、逃げ馬にしても良いのでは?とも。

じゃあ、この2頭とも本命ではないのか?というと、今回、本命・対抗・単穴・注・連下という買い方をどうしようかな?と迷う程、混戦という見方をしています。競馬雑誌や新聞紙上ではかなり印が偏っていますが個人的には狙ってみたい穴馬候補もそれなりに!

ココまで引っ張っておきながら、つまらないコメントで申し訳ないのですが、馬券の中心にはリスグラシューミスパンテールを据える予定。どちらを上に取るかに関しては現状、ミスパンテールの予定も、安定味を考慮すれば馬券的には互角。両馬とも鞍上も魅力ですから、この2頭で決まる想定も勿論あります。3連系でいくか?馬連(単)の2本軸にするか?は追い切りやその他、相手に何をピックするかにもよるかな?

ミスパンテールは新馬勝利後休養し、復帰戦でいきなりあのチューリップ賞に挑戦し2着になった素質馬!マグレや並の馬ではできないこと。ただ気性面からもその反動が出たのか、春クラシックは惨敗も陣営が懸命に立て直し、本来の能力を発揮するところまで誘いました。デビュー前後に無理な育成を行っていなさそうなので成長力も期待できそう。馬体の雰囲気からも指数やタイムをつめられる可能性大。背の長さや印象からも1400m~1600mベターでしょう。当日、入れ込みが激しくなければ!連勝馬は負けるまで買うのがセオリーですから。

続いて積極的に買いたい馬を!

まずカワキタエンカ。乗り替わりとココまで使ってきたこと。また脚質的に人気しなさそうも、持ち得る素質は相当では?展開次第も、前が厳しいラップでも踏ん張れる心肺機能の持ち主でもあります。当日の馬場次第では馬券的に、上位2頭に近い扱いをするかもしれません。後はアエロリットがどの位置で競馬するか?これは博打的なのですが、アエロリットが積極策に出ない(出られない)ことがあれば、スイスイなんてことも!!!マイル成績イマイチで舐められれば。

次は連下候補ながら積極的に買いたいのは、レッドアヴァンセ!先週のレッドヴェイロンの姉で東京マイル激走一族ですから。馬体的には非力感あるも東京マイルの良馬場なら。是非、また積極策に出て欲しい。次はココで名を出すのは失礼かもしれないレッツゴードンキ。前走ピークの造りも一旦緩めたとしたらメンタル的にもそれが逆に功を奏す可能性も。指数からは十分やれるので、折り合って脚が溜まれば!鞍上も乗れています。後はこちらも積極策に出て欲しいジュールポレール。データアウトに馬体写真がないも、マイルならばたとえGⅠといえども大崩れはしないハズ。それからレーヌミノル。短距離向きの流れになれば適性的には抜群!3歳時から完成度が高かったも馬体的には早枯れではないと思うので狙う価値はありそう。

またマンカフェ産駒というのが気になるも、馬体と鞍上が魅力のデアレガーロの食い込み。完成度はこのメンバーに入ると物足りないも馬体は優秀。

アエロリットは5月生まれで今が成長期との弁。個人的意見ですがNHKマイルC勝ち馬といえども適性的にはクイーンSの走りがそうで、小回りの中距離なのでは?秋華賞の敗戦については何よりローテと輸送。それとコース形態(3角からの下り坂)も当時の脚質から合わなかったとみています。本質はパワータイプなので洋芝が合いそうですね。とは言っても東京は3戦2勝2着1回と好結果。適性は十分でポテンシャルでブチ抜ける可能性もあるので抑えは必要でしょう。印付けるなら単穴も馬券的には抑えの予定。

昨年の1,2着馬アドマイヤリードデンコウアンジュについてはやや消極的。特にアドマイヤリードは買っても抑えの予定!リピーターレースなのにと思われそうですが、昨年は馬場や展開が向いた印象。またメンバーレベルも上がっていますしね。デンコウアンジュはタイムが速過ぎなければタフな流れは合うので、アドマイヤリードよりは買いたいかな?

ソウルスターリングはなぁ。一度、メンタルが不調になるとなかなか立て直せなさそう。前走も掛かったとはいえ、あの負け方は気になります。ポテンシャルはご存知の通りなので復活しても驚きませんけどね。気配が気になったら抑えます。

今回、歯切れが悪いコメントが多くスミマセン。指数や近走の印象やキャラ(適性)、そして何より馬体中心で推理する競馬オヤジとしては上位拮抗という見解。こういう時は勢い重視で!と考えます。ちなみに出走馬を確認しないと何とも言えませんが土日の最終が1000万下のダート戦(主要距離)だと割と買います。今週も土日ともありますので、ヴィクトリアマイル含め、どこで本勝負するかはジックリ検討というところ。ヴィクトリアマイル、高配当出ることを期待!

では春の古馬牝馬ナンバーワン決定戦、GⅠヴィクトリアマイル!キッチリ勝てますように。

by競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji