07. 比叡山延暦寺

開運さんぽ

まだ一度しか辿り着けていません。

心落ち着く大好きな場所のひとつ。

「比叡山延暦寺」

(↑こちらは「東塔」に位置する「阿弥陀堂」)

比叡山の教え

およそ1200年前、伝教大師最澄は、日本の国の安泰と国民の幸せを祈って日本人に合った仏教を比叡山に開きました。
その教えの根本をなすものは『個々が思いやりの心をもって一隅を照らす人になる』、すなわち一人ひとりが相手の立場に立って考え、自分の出来ることを精一杯行うことが、周りが良くなっていくことにつながると言うことです。
後世、この様な教えに基づいて、さまざまな高僧が集い、特に鎌倉時代には、法然、栄西、親鸞、道元、日蓮などといった祖師方が比叡山で修行されました。
(現地パンフレットより)

 

とある夏の夕暮れに「諸堂めぐり」しました。

いざ、

叡山ケーブル「八瀬」から「比叡山頂」へ!

眼下には悠然と「琵琶湖」の景色が広がります。

 

夕暮れ間近、

杉木立と静寂な空気につつまれ

猛暑と喧騒から解放される

心地いい山道をてくてく。

人気も少なく幻想のよう。。

ひぐらしの鳴き声もきれいな演出です。

 

しばらくして「西塔」エリアに到達すると

「横川」エリアへの道標に遭遇。

ですが、「横川中堂」へは時虚しく断念。

徒歩では少し距離があるのです。

 

まずは「西塔」を満喫しましょう。

途中、階段を上り下りで寄り道もしつつ、

「釈迦堂」を訪れました。

天台建築様式の代表とされ、

山上でもっとも古いお堂だそうです。

 

こちらは「弁慶のにない堂」と呼ばれる

「常行堂」と「法華堂」

対ですが「法華堂」側だけの撮影です。

普通に「修行中」。。異空間の趣。

ただ傍を通り過ぎるだけですが、

背筋が正される思いです。

 

そして伝教大師の御廟である「浄土院」

人気のなさも相まって

なんだか神秘的でもありました。

 

そのまま「浄土院」から続く階段を下ります。

また少し山道を行くと、

つづいて「東塔」に到着。

「西塔」からの順路ですと、

はじめに現れるのが「法華総持院」。

ここに冒頭で紹介した「阿弥陀堂」と

そのすぐ隣には「東塔」があります。

さらに進むと、次に現れるのは「大講堂」。

こちらには、それぞれの一宗を開かれた

お祖師像が安置されています。

何気なく、そばにある「鐘楼」もパチリ。

そしてこの先には、

比叡山延暦寺の

総本堂国宝「根本中堂」があります。

。。が、ここで少しだけ寄り道。

この辺りまで来ると眼下には

古都京都の街並みが望めます。

陽もかなり傾いてきました。

ひぐらしの演出も一層情緒的に。

 

階段奥に見えるのが「根本中堂」です。

御本尊秘仏釈迦如来をまつる宝前には

開山からおよそ1200年間守り継がれた

「不滅の法灯」が光り輝いています。

 

なぜでしょう。

正面から撮影することを忘れてしまいました。。

また次の機会を待ちましょう。

きっと時が来れば導かれると思いますので。

 

この時に出会ったコチラの御念珠。

手に入れないまま、

その場を立ち去ることはできませんでした。

長らく愛用し、緑色は深みを帯びています。

多くの幸せと安らぎを感じられました。

こうした出会いも大切なものです。

きっとそれぞれに相性はありますから。

 

「お気軽に」とはいきませんが、

何か感じることがあるのでしたら

ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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Posted by FukuManeki