弥生賞2019のちょっとしたデータと馬体を見た感想他!

競馬オヤジの壺

GⅡ弥生賞

ちょっとしたデータ!

キャリアは2戦以上。2~4戦がベター。一番人気馬が強いも、人気薄でもくる。前走クラス、前走着順は様々。牡馬クラシックの最重要トライアルの1つなので、出走馬の力量差がかなりある。重賞実績1800m以上の距離実績(勝ち星)は素直に評価。脚質的には先行型が有利。速い上がりが使えることは必須。やや関西馬優勢。フルゲートにならず前半のペースが緩くなるケースが多く、M~Hになりやすい皐月賞に直結しづらい。むしろココ好走馬はダービー好走が多いが…。

続いて登録馬!

指数と馬体を見た感想他のコメント。プラス材料大は赤文字、プラス材料小にはオレンジ文字。マイナス材料大には紫文字、マイナス材料小には青文字

※指数については出走馬の過去指数の相対的なものになります。また過去最高指数に近走状態を加味しており、国内レース中心・当該距離にて評価しております。A~Eで想定。A本命級 B次点 C連下なら D恵まれて E厳しい 更に同じランクでも上下を付ける場合もあります。3歳戦の場合、サンプルが少ないので指数は拮抗しています。
また昨年及び今期成績の良い厩舎力の高い厩舎(東西リーディング10位以内と重賞成績をメドとする)にはを!

競馬ブックweb(有料)や競馬ラボ(こちらは無料)に馬体写真があります。またそこに馬体のコメントもあります。参考にどうぞ。

ヴァンケドミンゴ 指数C上 栗東藤岡健厩舎 F・ミナリク騎手予定 キャリア1002 ルーラーシップ×アグネスタキオン 先行 前走中山500万下2000m7着 上がり△

瞬発力よりも持久力に優れ、Hペース耐性もある血統。傾向的には昨年の4着馬で皐月賞2着した全兄のサンリヴァルに近いと見て良いでしょう。スケールは何ともで、まだ早計な気もするが兄と比べ完成度が微妙。

カントル 指数B上 栗東藤原英厩舎 M・デムーロ騎手予定 キャリア2110 ディープインパクト×キングカメハメハ 差し 前走東京500万下1800m1着 上がり◎

昨年のダービー馬・ワグネリアンの全弟ですね!その血統に違わぬフォルムの持ち主で、非常に垢抜けて見えます。骨量はボチボチで馬格自体は中位も、頭が小さく他の箇所のメリハリも効いているので小柄にも非力にも見えません。手先が軽く繋ぎも繊細ですが、前腕や脛はしっかり。胸前やお尻の容量や張りも上々で、そこそこ速い上がりを使うのが分かります。胸の形から心肺機能もかなり高そう。藤原英厩舎は坂路織り交ぜながら、コース追い中心でリズム良くしぶとい脚を使う上級馬が多い印象。同馬も過去の上級馬同様の感。また馬術出身のスタッフが多いとの情報から、比較的しっかりと訓致されているというかコンタクト取り易そうな馬が多いイメージが強い。そういった面からも騎手がコントロールしやすいが故に、レースの質や強い相手(レジェンドホース)にも好走するケースが多く見受けられる。また馬主傾向的にも大手はそこそこ多いも、偏りも少ないイメージもあるかな。今回、毛艶良く肌感からも状態は良さそう。ただ1つ読み切れない面が。兄と比べ、筋肉の質がかなり違う感。競馬オヤジ的にはこういった粘りが強そうな筋肉は好むも、兄は筋繊維がかなり繊細で柔らか味が凄かった感。過去、クラシックで高評価され、実際に好走してきたディープインパクト産駒はそちらの方が多かったんですよね。過去走、特に前走から瞬発力はあるも、相手関係は比較的楽だったのも事実。ここでブッコ抜く可能性は十分感じるが、前例からはやはり疑問もあるかな。3番人気必至なだけにどうジャッジするかは微妙ですが、個人的には期待大。

クリノガウディー 指数A下 栗東藤沢則厩舎 騎手未定 キャリア1101 スクリーンヒーロー×ディアブロ 先行 前走GⅠ朝日杯FS2着 上がり〇

父は底力と成長力兼ね備えているが、母系の影響にプラスしてインブリードが関係しているのかこの時期から上級重賞でも好走。ただ前走激走の影響か、出否未定で騎手も未確定。出走してくれば十分チャンスという判断だっが…。

サトノラディウス 指数B 美浦国枝栄厩舎 武豊騎手予定 キャリア2010 ディープインパクト×デインヒルダンサー 先行 前走京都500万下2400m1着 上がり〇

ディープインパクト産駒ながら、パッと見の印象からは繊細さはあまり感じないかな?ただパーツパーツではディープインパクト産駒らしさも多々。後躯の感じは典型で斜尻に直飛。これは勘違いかもしれないが、顔やメリハリのあるフォルムがそんな気がします。豊富な骨量と大よそのフォルムというか、側は母系の影響が強いのかも?筋肉の質も上々ですね!成長途上なので現時点でのジャッジはかなり早計ではあるのですが、運動神経はどうなんだろう?また骨格の可動域自体はボチボチも体幹面も微妙な気がします。手先は軽そうですが、繋ぎがやや短そう。また良く言われることですが四白なので蹄が弱いケースも。もちろん個体によって差はありますけど。やや四肢の出方というか縦型のシルエットなので、こういったタイプは運動神経が良いとかなりのところまで行くケースが多い気がしますが。もう少し成長が見たいタイプ。

シュヴァルツリーゼ 指数C 美浦堀宣厩舎 石橋脩騎手予定 キャリア1000 ハーツクライ×モンズン 先行 前走東京新馬1800m1着 上がり〇

自己条件出走の予定が熱発で回避との報。1走のみなのでデータ的にはアウトも、陣営は共同通信杯にも登録していました。同馬に対しての高い評価なのでしょう。写真もないので、キャラ含め何ともですね。

[地]ナイママ 指数A下(札幌分で東京中山ではB) 川崎河津裕厩舎 柴田大騎手予定 キャリア2203 ダノンバラード×ジャングルポケット 先行 前走GⅢ共同通信杯7着 上がり△

札幌で出走した時点では前駆がやや窮屈というか、成長途上で伸びがこれからという印象も、徐々に整ってきた感(前走前々走時)。馬格中位も4輪駆動的タイプでキレよりも力強い脚を使う印象。陣営の指示なのかもしれないが、差しではなく主導権握ってみてはと毎回ココでコメントしている記憶。札幌の指数はかなり高いだけに。

ニシノデイジー 指数A 美浦高木登厩舎 勝浦騎手予定 キャリア3110 ハービンジャー×アグネスタキオン 差し 前走GⅠホープフルS3着 上がり◎

アグネスタキオンの肌にハービンジャーなのに、しなやかなフォルムの持ち主。アグネスタキオン産駒は体が硬くなってきたというか、種牡馬の晩年の傾向通りダート志向が強くなってきた感。その中でもタキオン産駒は特に強い印象。ハービンジャーは配合次第も身がつまっているタイプの印象も強いのですが、同馬は骨格の可動域がかなり広く、体幹面も強いかなり柔軟そう。四肢が軽く繋ぎが繊細ながら長めでバネも強そう。また胸の形から心肺機能も相当高でしょう。皮膚感も繊細で一流馬に多いタイプ。東スポ杯の時はキャラ的に疑問先行と勝手に思っていたも、あの勝ち方は凄い。まだまだ成長途上でキ甲はもちろんですが、腰高ですし筋肉も付き切っていない状況であの走りでしたから。前走は詰まって脚をほとんど使えずに3着も、クラシックのことを考えれば消耗しなくて良かったのかも。後躯の感じからも長く良い脚を使う底力タイプ。厩舎力抜群の高木厩舎所属で、使われながら徐々に力を付けていきそう。個人的にはかなり評価をしている1頭。

ブレイキングドーン 指数B 栗東中竹和厩舎 福永騎手予定 キャリア1101 ヴィクトワールピサ×ホワイトマズル 先行 前走GⅠホープフルS5着 上がり〇

血統表には重厚というか、パワーと底力という印象。骨量も豊富で立ち姿からは風格が伺えます。骨格の可動域は上々で、筋肉量は多くその質はややタルめ。お尻、首の身入りに力感は相当。胴の感じからも瞬発力よりは長く脚を使うパワー型。ただ手先は軽いのである程度の時計勝負は問題なさそうですし、バランス的に前肢が短くも見えるので意外と器用かも?背も短いので距離には限界がありそうも、こういったバランスの馬の場合(一概には言えないが一例として前傾という感じではない)、短距離向きということではなく中距離・小回り・洋芝・平坦向きという印象が強いかな。上手く言えないのですが…。胸の形が深めで心肺機能は高そう。また皮膚感も一流馬のそれ。体質がまだパンッとしていなさそうではありますが、走る要素は相当。やや個性的な馬体の持ち主ですが、キャラも個性的の可能性。繰り返しますが小回り中距離向きの感。坂に関しては前走伸び負けた面から未だ問題ないとは言えませんが腰や背がしっかり成長していそうなので相手次第では。意外性のあるタイプとはいえ陣営は早くから一線級とぶつけてきています。それが同馬への評価では?

メイショウテンゲン 指数C上 栗東池添兼厩舎 池添謙騎手予定 キャリア1211 ディープインパクト×フレンチデピュティ 差し追い込み 前走GⅢきさらぎ賞5着 上がり〇

馬格中位ですが、骨はなかなか逞しく感じます。バランス的に背が短そうに見えるのですが、それは四肢がスラッと長いからでしょう。全体的には伸びのあるシルエット。葦毛なので筋肉の質は分かり難いですが、まだこれからって印象が強いですし、付き切っていないのかも?母は晩成傾向が強かったのでそういった面かなぁ?とも思えるのですが、キ甲の感じは他馬よりも抜けているような気もします。全体的には幼そうな感じですが、それもこれも未勝利戦の幼い走りの印象が強いのかも?四肢の感じや筋肉、血統から見ればまだまだこれからなのかな?相手なりのタイプで、意外性もありそう。

ラストドラフト 指数A下 美浦戸田博厩舎 C・ルメール騎手予定 キャリア2000 ノヴェリスト×ディープインパクト 先行 前走GⅢ京成杯1着 上がり〇

皮膚が薄く、毛艶もピカピカ。牡馬にしてはやや小柄で、決して骨太には見えませんが、バランス的に筋肉量は多め。四肢は軽く、手先は繊細でバネが良さそう。背の長さと胸の形、肩の傾斜からは、マイラーというか中距離までの印象。骨格の可動域はどうなんだろう?正直、前走時の写真を見る限り、やや微妙に思ったのですが、走っている姿は跳びがキレイながら脚の回転が速く(ピッチではない)、坂も全く苦にすることなく背中が強そうだった。体幹面が相当良好なのかも。またコントロールし易そうで、頭が良さそう。筋肉自体は硬質でも芝馬でたまにいるタイプなんですよね。またトモの容量、張りが抜群でこういったタイプって、末脚勝負の差し馬が多く、結果的には展開に左右されるケースも多々。新馬戦のラップはかなりのものではあったのですが、前走個人的には良い意味で予想を裏切られた面が多いですね。今回、バランスが更に良くなってきました。勝手ながら東京マイルが向きそうな印象なんですが、2走目だった前走があの走り。明け3歳最強と目される馬への騎乗が決まっているルメール騎手ですが、この馬を手放さない(その逆も)のは陣営含め、実は自信があるから?それともあの馬の体質面に不安でもあるのか?マイルC狙いなのか?う~ん、距離も意外性あるタイプなんでね。とにかく今回の走り如何によってクラシックの勢力図に大きな影響があるでしょう。

ラバストーン 指数D 美浦大江原哲厩舎 騎手未定 キャリア100⑪ ナカヤマフェスタ×ペクタープロテクター 先行 前走中山1600m500万下10着 *重賞・距離実績なし 上がり✖

既に12戦消化のタフネスホース。馬場、距離、コース、脚質などなど適性を様々試しているのかな?ただ勝った時は1500mをスローの逃げ。思い切って行くのかどうなのかも、ヤネも未定。過去走の印象からも相手が強いが…。

総評~っす!

1番人気候補のラストドラフトは、とってもクレバーで完成度の高い走りをする印象。メンタルも強そうなので、クラシックではかなりのアドバンテージ。前走時も後躯のバランス等から、やや軽視し痛い目にあいました(笑)筋繊維は繊細そうで張りも抜群ですが、硬質っぽいんですよね?それでありながら、硬い芝でキレのある走り。たまにいるタイプと個別のところでもコメントしましたが、競馬オヤジごときのジャッジでは前走時には見抜けなかった。反省。今回は更にバランスが整ってきてココでの走り如何によっては、皐月賞でサートゥルナーリアの強力なライバルになる可能性大。いや、前走見る限り鞍上次第でその資格は既にあるでしょう。先週の中山の馬場はやや硬めで時計も速かった。それも加味するとかなり有利になりそう。またキレ抜群の過去走ではありますが、繋ぎや蹄の感じからも、多少の悪化なら苦にしなさそう。脚質的にも不安点が少ないのも心強い。現時点ではかなり迷っていますが、頭まで十分考えられる単穴を予定。

随分、注釈がついたなって思われそうですね(笑)というのも弥生賞は頭数が落ち着き、スローペースで流れ、上がりが速めの後掲ラップで決まるケースが多々。よってココでの好走馬の場合、18頭フルゲートで前半のペースが厳しくなり、Hペース耐性や底力&パワーある末脚が問われる皐月賞の好走よりも、舞台を東京に移し、折り合いと上がりの末脚勝負になるダービーの方が近年、好走例が多いんです。そう考えると、ラストドラフトの過去走の印象からは、ココは相当合致しますよね。予想家やトラックマン、ユーチューバーの皆さんもそうジャッジしそう。鞍上も鞍上ですし、崩れなさそうなタイプにも見えますから。競馬オヤジ的にも勝つ可能性はかなり高いとは見ています。

が、本命はニシノデイジーに!変な言い方ですが、この血統ながら伸びやかでしなやかで垢抜けたシルエット。筋肉が付き切っていませんし、体幹面もまだこれからっぽいのですが持ち合わせたモノは魅力十分。また高木厩舎に所属というのもプラス。高木厩舎は育成と馬の体調維持というか、使い減りさせないイメージが強い。ニシノデイジーも既に5戦消化も、馬体的にはまだまだ成長途上且つ、変なクセがないというかキャラ的にも王道タイプ。個人的にはサートゥルナーリアのライバルと見做しているのですがどうでしょう?血統中心に買われる方とは少々見解が分かれるかもしれませんが、同馬の場合はその血統が前面に出たキャラではないと見ています。よって、近年の傾向とは少々違いますが、ダービーも期待できるのでは?と。

対抗にはブレイキングドーンを!馬体的に見た勝手な印象では、このまま順調に成長していけば札幌記念とか面白そう。筋肉の質がタルそうなのですが、器用そうなので惰性でスピードアップし捲ってくるイメージなんですよね。もちろんペース如何にもよりますが、3角から自らレースを動かしてくるのでは?鞍上の福永騎手も弥生賞は3勝と得意にしています。ホープフルは案外だった印象を持っている人もいるでしょうけど、成長もしているでしょうし状態が良ければおもしろいハズ。ただ急坂に関してはまだ半信半疑ではあります。

単穴には先に述べた通りラストドラフトを。普通に強いと認めています。が、世代TOPグループと真っ向勝負してどうか?という面は拭えない。上位に取った2頭はGⅠからの参戦ですから。

☆にはカントルを。馬体はフォルムも物凄く垢抜けて良好。ただダービー馬の全兄と筋肉の質がかなり違う印象があります。それがどうなのか?個人的には粘りが強そうで、もしかしたらって思う面はあります。ただ兄と違ってちょっと硬めだったというオチも否定はできません。鞍上は魅力ですが、ココまでのレースレベルからも世代一線級か?と問われればまだ確証は微妙も先週、アドマイヤジャスタに勝ったサトノルークスと僅差の好勝負している面からも水準以上の能力は間違いなく兼ね備えているハズ。ただ人気になるからなぁ。藤原英厩舎の馬らしく坂路を織り交ぜながらも、コースでしっかり鍛えられた粘りのある筋肉は軽いキレよりはパワー兼備の感も。クラシックに向けて新星誕生の可能性は十分に感じるので、補正する可能性はあると思ってください。

注にはクリノガウディーを。出否未定で騎手も未定。中間の調整も加減気味。やはり朝日杯激走の影響があるのでしょう。そこそこ良好な状態で出走に踏み切ってくれば軽い扱いにはしませんが、写真がないのがなぁ。この段階まで迷っていることから、状態的にも微妙っぽいですが…。

ナイママに関しては、まだ捨てきれない。ただ差し競馬にこだわっている以上、それ程速い上がりがある訳ではないので厳しいと思いますが、先行して持久力勝負に持ち込めば…。現状、無印も連下くらいは入れるかも?

ニシノデイジー本命なので今の時点ではここまでにしておきます。サトノラディウスなどは馬が器用そうですし、厩舎力高い国枝厩舎に鞍上はレジェンド!買い材料は豊富なので補正する可能性も。他も直前に補正するかも。でもこのところ補正が悪い方に出てますからねぇ。それと適性重視とか言っておきながら、ラッキーライラックをピックしなかったのは痛恨。△(連下)でも良かったんですけどね。逆に元々、馬としては評価高いも、ドバイの叩き台ですし、叩き良化型とジャッジしたディアドラを追い切りやコメント他からかなり補正してしまいましたから。カントルに関しては、対抗を予定していた程、ちょっと可能性を感じます。ひょっとするのでは?とも。同馬に関しては上に取った馬達に疑問が生じたら真っ先に補正すると思ってください。

今週こそは有効的な情報になれば良いのですが。いよいよクラシックの季節が近づいてきましたね。トライアルが進むと力関係が見えてきますが、ある意味この時期って「あの馬が強い」「いやこっちの方が強い」と不確定でそれぞれの好みもあって盛り上がりますから、非常に楽しい。人気サイドのレースにはなりそうですが、馬券を絞るなり並びで行くなり少しでも高配当をゲットしたいですね。では皐月賞トライアル、GⅡ弥生賞!取れますように。

by競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji