宝塚記念2020dayの競馬オヤジのボヤき。

競馬オヤジの壺

こんにちは!競馬オヤジの壺のウマンです。先週の帝王賞、クリソベリル強かったですね!ン僕はオヤジさんの見解に素直に従って大儲け。でもオヤジさん、3着入線のチュウワウィザードが人気してたことを嫌って投資額を抑えてしまったよう。こういった失態が多いんですよ(笑)オヤジさん。素直に買えばよいのに。今週は阪神競馬場で前半戦の総決算、GⅠ宝塚記念が行われます。新型コロナの影響で海外遠征できなかった馬の多くがココに出走し、グランプリらしい素晴らしいメンバー!雨による馬場への影響は心配ですが見応えのあるレースを期待したいですね。今週もピックするレースは少な目です。では行ってみましょう。

函館11R 大沼S(L)

指数上位 ⑧⑬⑤⑩④⑭ 次点馬 ➂⑦

ココは函館17004戦4勝の⑧をどうするか?がポイント。今季6歳になる現状、近走成績が冴えない故、やや衰えたと見るか?得意条件で復活すると見るか?元々、重賞ではやや足りない能力的な面があるもこの条件だと一気に跳ね上がる。印的には▲の予定。ココは迷ったが、人気サイド(指数上位)ではやや隙間っぽい⑬はどうか?ペースも上がるだろうし鞍上も乗れている。好位の外から虎視眈々という所だろう。前走の重賞経験がモノをいいそう。ただ本命対抗に関しては今でも迷っている。その対抗には最終追い秀逸の⑩。パドックの気配次第では入れ替える可能性。▲には人気だが伸び盛りの④を。後は⑤⑭を組み入れ並びで勝負。念のため、オッズを見ながら3連複や馬単も頭に入れて。

阪神12R

指数上位 ⑤⑪➂⑯ 次点馬 ①⑨⑫

GⅠ後なので荒れることも期待したいが、能力の限界地を見せていないというか、上昇がありそうな馬が既に指数上位や次点馬に!こういったレースは指数上位の並びで勝負が無難。馬券上、固定するなら鞍上にレジェンドを起用している⑤だろう。ただ同馬の場合、差し遅れて勝ち味に遅い面があるため、頭固定は少々危険。逆に2、3着付けにして①③⑪⑫⑯(多くて申し訳ない)辺りが頭で来ることを期待る手もあるだろう。個人的には直前の気配重視したいが、⑤を負かすとしたら①か⑪と見るが、果たして。

阪神11R GⅠ宝塚記念

ポイントは馬場!雨がどこまで降るのか?によって買いたい馬が変わる。また近年は宝塚の1週前にBコースになるが今年は当週から。今年はただでさえ内の先行が有利。そう考えると、馬場があまり重くならなければこの傾向は生きるだろう。ただ騎手達の頭にはそれがあるだろうから意外と隊列が決まるまでは厳しくなるケースもしばしば。前に行く(行きたい)のはキセキ、ダンビュライト、スティッフェリオの7枠勢。また好位にトーセンスーリヤ、クロノジェネシス、ブラストワンピース。ラッキーライラックも好位の内を取りに行くだろう。それを見ながら折り合い重視でサートゥルナーリアか!?隊列自体はゲートを出てみないと分からないが、今回はすんなりもある程度ながれる持続ラップになると見ている。1000通過自体はややミドルよりといった所ではあるだろう。

帝王賞時に馬の繋ぎや蹄がポイントになるといったのは、悪化した馬場に対応できるかどうか?について。これは勝手な印象なので話半分にして欲しいが、サートゥルナーリアもラッキーライラックも実は繋ぎのバネ感はそれ程でもない。蹄自体もラッキーライラックは小さめで、管は馬格に対して短め。サートゥルナーリアも蹄は決して大きい方ではなく見える。本質的には緩い路盤向きで馬場の悪化にも対応できる手先。2頭の共通点としては凄く良好な骨格の可動域に強い体幹。そして良質で多めの筋肉量。ラッキーライラックは体幹面の強さなどは父似の可能性。クラシックのレベルが異常に高かったが、3歳秋~4歳春に無理をさせなかったことが今の成長力に繋がっていると見ている。松永幹調教師(厩舎)は人徳もあるが馬の育成力や調整力に関してはやはり一流。結果残念なことにはなったが、アウォーディーのダートでの再復活などは記憶に新しい。一方のサートゥルナーリアは言わずと知れた、関西厩舎のTOP・角居厩舎所属。同馬の場合、高レベルながら無理なく使われていることで、順調な成長を遂げている。じゃあ東京コースでの結果はどうなんだ?という問いに対しての個人的見解としては、先に述べたキャラ(手先や可動域他)によるところだろうと見ている。軽く、脚元に良いと言われる東京の路盤に軽い芝では長くバネ感のある繋ぎの馬が強い。またやや体幹面がキツいというか、立ち姿的に芝馬ながら少々硬いというのかなぁ?上手く言えないんですが、そういったタイプが向いている。また走法も関係していると見ている。具体的にはアエロリットやショウナンパンドラ、ヴィルシーナ、リアルインパクト、マカヒキ、インディチャンプ辺りかなと。血統が違う場合のキャラが類似になったりその逆も良くある(血統に詳しい方なら配合の面があるのかもしれないが、血統自体は傾向を探るのが最も有効的という意見が強い)。

日頃、キャラが云々と良くいう競馬オヤジなので、もう少しこれについてコメントしようと思う。

今回2番人気になっているクロノジェネシス。バゴという日本ではややマイナーな種牡馬ではあるが、バゴ自身、牝系は世界的名牝系で、自身の実績も相当優秀(ヨーロッパで)。NFの優秀な繁殖牝馬に付けたら相当活躍しそうではあるが、ディープインパクトやキングカメハメハなどに比べると、セールで高値が付かないとの判断だったのだろうか。それともNFが導入していないから?繁殖牝馬の血統はかなり地味でもある。正直、同馬(クロノジェネシス)のキャラに関しては迷ってもいる。というもの過去走の印象からロベルト系に近い印象があった。具体的には小回り向きの底力タイプ。直線の一瞬のキレよりも持続力型がロベルト系の特徴。走法によってナリタブライアンのように長い直線でもグイグイ伸びる馬もいる。近年で言えば、ディープインパクト産駒ながらディーマジェスティはそういったキャラは強かった感。またゴールドアクターも同様。話をクロノジェネシスに戻すが、そういったタイプに近いと考えていたが、それは少々違うのかな?と。ロベルト系のキャラに近いとはいえるが、レッドゴット系にも小回りの持続勝負向けの馬は結構多い印象がある。ただ能力値が低いと脚の使い所が難しくなったりするので分かりにくかった。また枝の伸びが良く、スラッとし柔軟性の良好な筋肉の細身の馬も多い(気性的に難しいと言われるナスルーラが近いからなのかは不明も気性難の馬が結構いる印象も)。形相的には完成自体は早いもそこからジワジワと成長し、早枯れということはない。ただ背中というか背腰の強さを感じない馬も多く、ビッと完成した後なら力感十分という馬(サクラローレル他)もいるが、起伏を苦にするのではないか?と思わせる馬も多い。今回、写真から馬体自体は素晴らしいなって思わせてくれるのだが、同馬の場合京都のような平坦の方が良いのではないだろうか?高レベルだったとはいえ、阪神では勝ちがなく、勝負所で後れを取る。また1つ懸念も。右前が接着装蹄になっているのは気になる。背腰の強さがまずまず程度ならこれだけの牡馬に入っての好走はなかなか難しいのではないか?まして蹄に何かあったのなら尚更。ココに関してはパドックを注視だろう。

*他の馬は軽く。

グリーリーヴェイズはメジロ牝系で成長力十分。小柄ながらも骨太でこういった馬はある日を境に覚醒するケースがしばしば(一概には言えないが)。関西でのレースが多いのは京都向きとのジャッジが陣営にあったハズ。ただコース形態というよりはどこか弱い所があったのかも?鞍上のモレイラ騎手の素晴らしい騎乗があったにせよ香港の走りを見る限り、緩い路盤というか、絡みつく芝も問題はない。

ブラストワンピースは後半の持続勝負になった時は滅法強い。が、逆に言えばGⅠの高レベルになった場合、そうならないと好走しない。今回、大外枠は行き脚がつきにくい同馬にはプラスと見ている。

キセキは跳びが大きいタイプでTOPスピードの持続に優れている。絶対能力が高いので様々な条件で好走するが、ハッキリした得手が微妙故、器用貧乏というかユーティリティーというかある種のタフさは見せるが勝ち味に遅い。今回、雨で馬場が相当悪化すれば圧勝もあると見ているが思いの外、降雨量が少なそう。

指数上位 ➂⑱⑤⑪⑭ 次点馬 ⑯⑮②⑰⑦ 次々点 ⑫⑬①⑥

次点馬にもチャンスはあると思うが基本的には指数上位で決まると見ている。指数的には香港のレースなので正直微妙ではあるが➂がTOP。ただ3走前の天皇賞春の指数はかなり高い。⑱は3歳時の有馬記念と4歳夏の札幌記念などは高指数。体質が弱い馬なので陣営の意図を読む必要があり、調整過程が良く最終追いの動きが抜群だった今回は復活の可能性は高い。⑤は2,4走前は上々も前走は相手が軽過ぎた。間隔が開いているのでもちょっとキツイレースでもとは思ってしまう。⑤に関してはキャラ的にはスローの瞬発力という意見もあるだろうが、持続勝負でも相当強いとは見ている。現5歳牝馬の世代はアーモンドアイという歴史的女傑がいるがココに出走の⑪も相当。今回の結果如何によっては、過去の名牝に肩を並べる所。陣営も同馬の成長力は凄いとの弁。さてそろそろ結論に!

パドック、馬場状況見て最終的には決めるが、現時点では◎⑤〇➂▲⑱の予定。馬券的扱いとしてはかなり近いものになるかもしれない。☆に⑭で注に⑪。

連下には△1には成長力が不気味な⑮。前走で一皮むけた可能性も。△2に⑯△3に⑦という所。牝馬が強いレースといわれているが、個人的に取っている指数と、ジャッジする上で大きなファクターであるキャラから、今回は牡馬に分があると見たが…。また根拠の1つになるが、大阪杯のレベル自体は低めだった。GⅠではかなり遅めのペースで先行内伸び馬場だった。⑪は鞍上の好騎乗がかなりアシストしたのは事実。同馬は以前から言っている通り、長い脚を使うが、馬群から一瞬で飛び出る瞬間移動のような脚もある。今回も内でジッとして直線勝負だろう。M・デムーロ騎手としても同馬は手放したくはないハズ。相当集中した騎乗は間違いない。2頭の人気牝馬で同馬を上に取ったのは指数はもちろんの事ではあるがそういった面も。

いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?オヤジさん、グローリーヴェイズが3歳夏に新潟の1600万下勝った時に、この馬はGⅠ勝つよ!って言ってたんですよね。そのくらい高評価していました。ただガサがないのと体質の問題があるのかな?とも。それが解消してきたっぽい現状、いよいよといった所なのかも?週頭の次点では追い切り次第では本命って言ってましたから。ただサートゥルナーリアの追い切り(1週前含め)は圧巻だって。それと来年2月で調教師を辞められる角居勝調教師がこの3頭で宝塚のタイトルを本気で取りに来たって。牝馬が人気していますが、オヤジさん今回は逆張りではないよとも。ブラストワンピースは川田将騎手の1週前と当週の最終追いの動きから陣営は後先なしのココ勝負の仕上げと見たって。繰り返しますがサートゥルナーリアに関しては、世間的にも勿論オヤジさんも2歳時から高評価でもう説明はいらないですからね。

では上半期の総決算、グランプリ宝塚記念GⅠ。素晴らしいレースで馬券が取れますように。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji