菊花賞2020!出走予定馬を競馬オヤジが見て思ったこと。今回は長いですよ!

競馬オヤジの壺

こんにちは、競馬オヤジの壺へようこそ!先週の秋華賞、オヤジさんの見解、珍しくバッチリでした(笑)ピックした最終レースも上々の結果で、ボクもお蔭さまでした。皆さんはいかがでしたか?そういえば、オヤジさんがデアリングタクトの直線の走りを見て、「ん!?!?」って思ったって。というのも、肩鞭のみで敢えて他馬と合わせるように鞍上の松山弘騎手がエスコートしていた印象。追う必要がないということと、次走へ向けて疲れを少しでも残さない。また気性面をケアするかのようだったって。ただ秋華賞のレースレベルについては、これから出すといいつつ、あまり高くなかったと思うよって。そうなんですね!でもデアリングタクト持ったままでしたけどね。

パドックの状況見ても、気が強くなってきている面もありますからね。陣営がぶっつけを選択したのは正しかったのでしょう。いろいろ言いたいことはあるようでしたが、今週もGⅠ菊花賞があります。今回もキッチリ勝ちたいので、ココでは菊花賞の出走馬の馬体を見た感想他をネタにします。秋華賞の回顧等については、指数以外はキッチリ聞きましたので、各馬の次走の時にでもネタにしますね!

あ、それとこれはオヤジさんには未確認なんですが、コントレイルの今後について、ネットで噂が飛び交っていますね!ボクは某サイトで見かけたんですが、個人的には来年以降、いや、場合によっては日本の競馬ではもう走らないのかな?と。海外移籍、それも現役の競走馬ではなく、種牡馬として行ってしまうのではないかと。日本もサンデーサイレンス系とキングカメハメハの系統でやや飽和状態になりつつありますが、ヨーロッパなどはサドラーズウェルズ、特にガリレオの系統が溢れています。馬場への適性などはありますが、基本的には血が濃くなり過ぎることは避けたいのは当たり前のことですからね。まさか、かの名牝、エネイブルと配合するなんてことがあったりして!!!それはそれで楽しみでもあります。近年、日本馬の海外での活躍で海外競馬自体が身近になっていますからね。なのでまずは菊花賞でしょうけど、その発表を待ちましょう。

オヤジさんの場合、新聞(某雑誌)及び自分の指数とレース映像以外あまり情報収集していないんですよね。というのも噂や人の評価で馬券外した時の後悔はしたくないからだそう。またJRAでは八〇長はほとんどないと思っても良さそうだからって。賞金形態はもちろんのこと、副賞なども充実しているJRA。また一部の生産牧場が牛耳っていますし、そういった大手牧場は世界のTOPを目標にもしています。反社的なことはそうそうできない。そういった面もあって、ヘタな情報を入れるよりは性善説というか、純粋に競馬という競技を楽しみながら予想する方がいいよね!って。

この間少しだけネタにしましたが、笠松競馬で調教師と騎手が八〇長疑惑によって実質のクビ宣告。騎手の一人はJRAにもかなり積極的に乗りに来ていました。これについてオヤジさんにいろいろ聞いてかなり際どい話もオヤジさんしてくれたんですよ。ただココでネタにするかはかなり迷いました。正直、大した影響力はないですが、それでも何かあったら嫌ですから(何かあったら即効消しますね笑)。でも辞めた調教師の映像を見て影響力のある方々やファンも批判的コメントを恐れずにしていました。地方競馬で馬券を覚えた競馬オヤジですから、スルーはないかなと思い今回少しだけネタにしたという次第です。

オヤジさん、若い頃大井・川崎競馬場に入り浸っていたんだって。その当時は競馬初めて間もないこともあって予想屋でジックリ話を聴いていたそう。有名なのはカリスマ予想屋・佐々木の予想。その他にもいろいろ聞いていたそうですが、ヤラずを匂わせたりすることもしばしば。またオヤジさんの高校の同級生が大学時代に大井競馬でバイトしてたそう。いろいろな話が入ってきたとか…。

今回問題となった笠松競馬にはかの安藤勝己元騎手がJRA移籍前に在籍し、同じエリア、名古屋競馬にはその安藤勝己騎手が天才中の天才と話されている、故・坂本敏美元騎手もいました。そして稀代のアイドルホース・オグリキャップデビューの地!確かに地方競馬でもやや地味ではありますが、レジェンド達がしのぎを削っていたんですね。今はユーチューブがあるので、噂のレースを何度もジックリ見ることができるので皆さんも是非。

オヤジさんが言っていたのですが、怪しいのに以下のようなものがあるそう。「確証あっての話か?証拠だせ!?」と言われると困っちゃうんですが、あくまでも怪しいと思われるものを、初歩的且つ一部だけここに記載しました。ホント、凄く迷いましたが一例です。

①人気馬の意味不明な出遅れとリカバリをしない位置取り

②馬群嫌いや砂被りでやる気無くす馬の位置取り

➂進路を無くしたように見せての大外ブン回し(差し馬が勢い付けての大外ブン回しではなく仕方なくのような)や、向こう正面で絶妙な位置下げも

④向こう正面や3コーナー辺りでの不可解な落馬(遠目の位置での)

⑤前半に必要以上に脚を使う(無茶過ぎる逃げ)

⑥大袈裟な鞭使いで進路妨害ギリギリ(連携) *滅多にないが…

番外編 以前は返し馬にもいろいろあった???また馬装もなんて…

基本的には人気の一角を崩すのが目的。1,2,3,4番人気辺り(出走頭数やオッズ次第)の1,2番人気辺り(一角を)を崩してそれ以外の馬券を買っているケースがあるとのこと。地方競馬の場合、JRA程、馬券が売れない(売上)のでオッズの動きは激しいんだって。締め切り直前にガラッと変わることも結構あるけどその辺もね!って。そういった面も読んでの馬券購入をしてたんでしょうか?オヤジさんは。

問題の本質の1つとして、現地方競馬所属では稼ぎにくい賞金体系だったりしますからね。社台Gが積極的に地方競馬、特に南関東や北海道に参入して盛り上げようとしていますし、それに応えて頑張っている調教師筆頭に関係者も多数いますけどね。昨今の売り上げ増加はネット投票だけじゃなく、関係者の努力の成果も大きいと見ています。

ただそのエリアに反〇会的勢力がある場合は要注意というか、まぁそうだよねだって。先に述べた①②辺りに関しては内枠でよくやるよって。小回りで直線はもちろんのこと、ゲートからコーナーまでが短い地方競馬の場合、外枠は不利。たまに内の砂が深かったり、逆に浅かったりってこともあるんですが、内で包まれて出せないってことをやるって。持ったままで直線ハジけるんじゃなく、抑えたまま直線で、追ったふりみたいなことも。地方競馬の場合、前に行く方が圧倒的有利ですから。これ以上、ココでコメントするのは少々危険でもあるのでここまでにしますが、オヤジさん曰く、某騎手は酷いよねとも。あそこまで騎乗技術があるのになんでだろうね!って。オヤジさん曰く、その騎手はヤオさえなければ世界の名手とも勝負させたい程だって。あ、今回の笠松所属だった騎手ではないですよ。オヤジさん、今回で引退になったS騎手がJRAで騎乗する場合、絶対といっていい程、なぜだか買いませんでしたから。ファンの方、ごめんなさい。とにもかくにも公正競馬をお願いします。ココまでの話はあくまでも噂ですのであしからず。

話を戻します。馬券に関してはそういった面もあるようなので、ボクはJRAとせいぜい交流重賞まで。ヤオで負けるなんて悔しいですからね。その辺も良く知っているであろう、オヤジさんの予想に乗っかりまくりですが、それで外れても後悔はしないようにしています。ボクもJRAは性善説(JRAでのヤオは簡単ではないという見解も)で基本的にはオヤジさんの予想をベースに最終的には自分でジャッジしてますから。馬券は自己責任ですから。何て言いながらオヤジさんに文句は言いますけど(笑)噂はあくまでも噂ですけど、ヤオにしても、忖度にしても気にはなりますね!オヤジさんにも、もっとジックリ聞いてみよう。では前置きが長くなりましたが行ってみましょう。

*某雑誌他、写真がある馬のみになります。ご了承ください。

アリストテレス

馬格中位で皮膚が薄く垢抜けた馬体でいいですね!ロベルト系ですが、重厚感はそれ程ではなく、軽さを感じさせるのは母方(母父)の影響ですかね?骨格というか、骨のゴツさも標準的というか、シャープにも見えます。ただ距離、中距離から長めを主戦場とする馬の場合、こういったシルエットは多い印象。ロベルト系の場合、腹袋が逞しい馬も多く、重厚感というよりともすれば鈍重さを感じさせる馬もしばしば。シルエット的には各部分の窮屈さがなく、伸びやかで距離的には問題なさそうというか、世代戦なら3000は問題なしだと思うのですがどうでしょう?過去走の実績からも速い上がりに対応しそうですが、個人的には長い脚のタイプとのジャッジ。肩の傾斜はいい感じで寝気味で、前肢のストライドは伸びそうで可動域自体は良好そうですが、体の線は走っている所をもう少し見たい?成長度としてはキ甲を見てもまだこれからっぽいですね。ただ首の角度と長さが少々気になるかなぁ?う~ん…。こういったタイプはジワッと力を付けていって古馬になってから本格化するケースが多いと思うのですがどうでしょう?今回、社台Gというかノーザンファーム生産馬のエース的立場の1頭として鞍上にはノーザンファーム産馬のファーストジョッキー・ルメール騎手を起用。前走の勝ち方からして期待できそうですし、人気もしそう。個人的にはデムーロ騎手で良かったような気もしますが…。アバラが浮き、うっすらと銭形も見えています。ココに向けて絶好の状態の可能性。

アンティシペイト

伸びやかなシルエットで、首、胴(背)、四肢、全てに窮屈さがないですね。メリハリのある筋肉が胸前やトモ、背にしっかり付いておりいいですね。四肢の出方や背と下腹の感じや、トータルのバランス的に長い距離はドンと来い!で、折り合って一瞬の脚を繰り出すのではなく、長い脚で他馬を振り切るタイプ。顔付からも落ち着いていていいですね。こういったメンタルならば、今回逃げたい馬が数頭いるようなのですが、番手からでも行けるのでは?また鞍上にはレジェンド武豊騎手。逃げ馬に乗せたらナンバーワンですし、厩舎の期待も大きいのでは?

ヴァルコス

セントライト記念時も評価したんですけどね。馬体的には先に述べた2頭同様、伸びやかなシルエットの持ち主で、体の線は硬め。あくまでもフォルムとしては中長距離仕様かな?ダービー時も菊花賞でおもしろくなるかも?と思っていた1頭。皮膚が薄く手先も軽いタイプですね。体型と母父からこの条件はピッタリと思うのですが、父のノヴェリストが長距離で本当に底力があるかは微妙にも思えます。荒れた馬場は向きそうですけどね(重馬場ではなく荒れ馬場)。指数的にも上位の一角ですし、オーナーの佐々木氏も持っているし、鞍上の三浦皇騎手も騎乗技術は上々。ただ三浦皇騎手は勝ち鞍は伸びるもGⅠに手が届かない理由が日頃の重賞やGⅠへのトライアルを見る限り、結構あるのではないか?と。馬質云々もあるのかもですが、上級重賞というかココ一番で少々物足りない。良い騎手なんですけどね。体がやや大きいのと、過去のケガが影響しているのかな?

ヴェルトライゼンデ

伸びやかなシルエットなんですが、腰尺というか、背がまずまずという感じで胴は箱形で個性的。肩やトモの身入りに張りは上々ですが、首差しの力感が凄そう。手先は軽そうも、深い芝でも対応できそうな印象も。前走は骨折及び熱発明けでセントライト記念をパスし、1週後の神戸新聞杯に出走し2着。改めて同馬の能力を垣間見せました。またその走りから成長力も感じます。鞍上の池添謙騎手というのも、こういった大舞台にとっても強いですし、コントレイルのような馬が出走していても一切空気を読まなそう(笑)その池添謙騎手が距離は伸びてもokというのは心肺機能の高さの証明でしょう。ただ体型的には京都の外回り3000よりは阪神や中山の2200前後という、お父さんのドリームジャーニーに近いイメージ。人気するだけに馬券の取り扱いとしては慎重になるかな?

ガロアクリーク

この血統ながらデビューから一貫して中距離以上を使っています。馬を扱う腕が抜群の上原博厩舎ではあるのですが、早くから同馬の適性も見抜いていたのでしょうね。馬体的には首差しの長さや四肢の伸びやかさからは中距離問題なしと言いたいところですが、背や胴、筋肉質な面からはやはり疑問が先行しちゃったというか、どこかで限界があるのでは?と思っちゃったんですよねぇ。キタサンブラックのように血統はアレだけど馬体的には問題ないということではなく。能力自体は高くて、背も強そうで坂をグイグイ駆け上がってくる脚力は相当。また成長度としてはやや早めでソコソコアドバンテージはあると思います。馬場的にはパワー必須な荒れ馬場の方が向きそうな気もしますがそこは3000m。そこそこ良好で走りやすい馬場であれば!好枠引いて最短距離で直線勝負。

コントレイル

馬格中位で四肢はスラッと長めも、まだ少々腰高。成長度に関しては様々な見立てがありそうも、個人的には以前から言っているように途上とのジャッジ。ディープインパクト産駒特有の繊細且つ、収縮力のある筋肉は抜群ですが、それ以上に可動域が抜群で体幹面が異常な程、柔らかく強く運動神経が相当良いのでは?VTRであった、前肢を伸ばすストレッチなどからもそれが伺えるような…。これは個人的意見ではあるのですが、ディープインパクトの産駒って比較的頭が良さそう。同馬も同様で競馬自体も理解しているのでは?改めて見ても窮屈さがないシルエットで筋肉の質含め体の柔らかさが抜群なのでしょう。ディープインパクトは個人的には規格外の名馬だったのですが、同馬の方が形相的な面では変な言い方ですが通常の名馬っぽい気もしますがどうでしょう?ただその異常に脚が速いのはそっくりですけどね。体の線のライン他違う面ももちろんあるのですが、四肢がスラッと長めなトコや走りに軽さがありながらギアを上げた時の迫力はかのオグリキャップと共通する面もあるかなぁって話したんですよね、ウマンに。時代や血統にもよる違いもあるので揚げ足取られそうですけどね。まあ歴史に残る1頭ですね。

*このコメントを話した後にウマンから聞いたのですが、3冠取ったら衝撃的な発表があるとかないとか?父のディープインパクトが既に死亡していることからも、3冠後、種牡馬になるのでは?全然不思議な事ではなく、余力十分のうちにということでは?国内か海外かは分かりませんけど。万が一があったらその損失は相当。ドバイ辺りからオファーでもあったのかと思いましたけどね。

サトノインプレッサ

毎日王冠時にもコメントしましたが、とっても良い馬ですね!ただ気が少々悪そう(特にゲート)なのと前後のバランスがおよそ5:5故に適性距離(展開にもよりますが)は割と狭そう。京都の3000は世代戦なのでアレですが、本質的には毎日王冠を秋の一発目に選んだ陣営の戦略は間違いなさそうですけどね。底力ありそうな胴をしていますがやや背っ垂れ気味。四肢は軽くも力感は上々。今回中1週になりますが胸前やトモ、首も良い感じで良質の筋肉がしっかり。馬体的には中距離も、ゲートに難がありますから追走が楽ならという考えも。現状、観客が入れるといっても例年とは違いますからキッチリ折り合えそうでもあります。個人的には荒れ馬場自体は問題ないと見ているのですが。

サトノフラッグ

骨格や可動域が良い意味で伸びやかになったのかなぁ?春はGⅠ級に見えませんでしたが、ココにきてシルエットがとっても整ってきたような。春の時点ではサトノダイヤモンドの下位互換かな?なんて失礼なことも思ったんですよね。ただサトノダイヤモンドは3歳時はかなり強かった。形相的な面も早かったのは事実ですが4歳春まで厳しいレースを続けたため、枯れるのが少々早くなってしまったのと、適性が明確になっちゃったかな?と。同馬の場合、馬体的変化を感じますので今からが成長期なのかなと。過去に騎乗した騎手等がリップサービスもあるでしょうけど、比較的評価が高いのは潜在能力自体は結構あるのかも?四肢の出ている箇所が前後に広く、こういったフォルムの場合、キレ味勝負にはあまり向かない感。伸びやかなシルエットと相まって、ジワーーーッと脚を使いそう。運動神経自体は微妙でTOPスピードに乗るのに時間かかるのかも?現状、重厚感も少々微妙ではありますが、言うなれば卒がないというか、個性的も欠点が解消されつつあるような。とっても良い馬ですね!

ダノングロワール

結構、逞しい骨をしていそうで、皮下脂肪が少な目というか、メリハリが効いた特徴的な面がありますね。胸前や前腕、お尻の身入りと張りは抜群ですが意外にシャープな箇所も。後肢の感じから切れはそこそこありそうで差し比べには強そう。好バランスですが、背というか胴が特に、所謂、長距離向きの長手の馬体とは違うかなぁ???何だかんだ中距離からクラシックディスタンス向きな気もします。また目付きからは少々神経質な感じも伺えるのですがどうでしょう?一枚の写真じゃあ決めつけられないですけどね。今年の菊花賞はノースヒルズ軍団がレースのカギを握るでしょうから、割と厳しい流れになると想定しています。後方で上手く脚を溜められれば面白い存在になるのでは?鞍上の北村友騎手は、人気薄の差し馬で脚を溜めるのが達者な騎手とジャッジしています。

ディープボンド

GⅠ級か?と言われれば、指数、馬体的にももう少し欲しい所も、凄く良い馬なんですよね。穿った見方というか、同じ考えの方はいると思いますが、前走も前々走もコントレイルの露払い的だったような。筋肉自体が収縮力は良好もやや重ためというか繊細さに欠ける面がありそうで、一瞬の速い動きよりは長く良い脚のタイプ。京都新聞杯のような走りが理想でしょう。今回、同僚のためにもスローから後半の持続レースで前が残ることを嫌う走りをしそう。シルエット的には中距離型も世代戦の3000ならと思えますが…。

バビット

前後のバランスが絶妙で、胸前やお尻の身入りに張りが相当ですね!抜群です。手先は軽くも力感があり運動神経も良さそう。ナカヤマフェスタっぽさもありますが、母父のタイキシャトルっぽさもあるんだよな。とっても良い馬ですね。ラジオNIKKEI賞時は正直、舐めてました。というのもナカヤマフェスタの産駒って気性面に問題を抱えている馬がかなり多いって記事を以前見た記憶。登録された頭数からもそうなんだろうなって。同馬を見てもなかなか難しそう。秘めたる身体能力は高そうではあるんですけどね。前後のバランスから距離的には中距離ベターでしょう。やや小柄も腹袋から底力もありそうで、通常の年なら狙いたい1頭も今年はなぁ。ココまで逃げて好走していたので、キメラヴェリテが出走する今回、どの位置でどんな競馬をするのか?

ブラックホール

トモの身入りは上々も、ごついというか、逞しい前と、やや小ぢんまりした脾腹から後ろという、個性的なシルエット。バランス的に胸は深めで心肺機能は上々。首と胸前は迫力あるなぁ。繋ぎもそこそこバネ感ありそうも、深めの洋芝の平坦周回コースを捲り競馬で結果を出しています。ダービーでも直線良い脚を見せてはいますが、適性内の札幌記念で古馬に歯が立たなかった面からも現時点での能力値的に何ともだなぁ。ファンが多いタイプですし、自分も応援しているんですけどね。背は短めもスタミナ自体はそこそこありそうですし、小柄ながら斤量泣きもしなさそうなので、器用さを活かせれば!

ロバートソンキー

逞しい骨格に伸びやかなシルエットと、ルーラーシップ産駒の良い特徴を持っていますね。デビューから3戦はまぁ極々普通というか、まぁまぁ程度の指数でしたが、前走の走りには驚かされました(重不良がイマイチなのでそういうことなのかも?勝った未勝利は良馬場でまずまずでしたから)。祖母はかのトウカイテイオーの全妹。ちょっと昨今はアレでしたが、これぞ良血のなせる業なのかも!?馬格は470~480㎏台とそこそこもかなり伸びやかなので3000の距離に対しては問題なく思えます。首をグッと下げて走り出す姿は魅力的です。皮膚が薄く、筋繊維がハッキリ見えて毛艶もピカピカ。代謝が相当良さそう。欲をいえばもう少し筋肉量が増えてしなやかになれば。前走は舐めてしまいましたが、今回改めて10日前の写真を見るとなかなか見所十分の馬体。輸送もあるのでこれ以上馬体を減らして欲しくはないですがその辺は陣営も織り込み済みでしょう。

中途半端な総評~っす!

コントレイルは少々役者が違うと思います。ただ3000を超えるような距離が良いかと言われれば微妙。でもマイル~2000と考えられていましたが(オヤジ的にも2000がベターと)折り合いも付くし、心肺機能も相当。また運動神経が抜群で走法が軽く無駄が少ないですからね。心配な材料としてはやはり馬場が相当悪化した場合でしょう。ただ運動神経の良い馬って、ある程度(稍重程度)だったり他馬も苦労する程(ドロドロの不良)になればという面はあるんですよね。現時点では良馬場、もしくは稍重程度でやれそうなのであまり心配しなくてもという所でしょうか。普通過ぎてすみません。

他で気になるのはアリストテレス。本質的なステイヤーかと言われれば微妙ですが、距離延長は苦にしなさそう。ココまでの負け方が良い意味で気になるんですよねぇ。馬が本気になってないのか?成長問題なのか?気性的に遊んでいるのか?能力が足りないのであれば、もっと下の着順が多数ありそうですからね。ただ鞍上他からも売れそうなのがなぁ。

サトノフラッグは良い馬になってきた印象。ま、血統はもちろん、生産牧場も厩舎も超一流ですからね!ただ本質的にステイヤーか?と言われれば微妙。京都コースは合いそうですけどね。3角からの下りで徐々にスピードアップして長い平坦の直線へ!という好―ス形態はね。鞍上も戸崎圭騎手なのでそこそこ売れそうも展開的には割とシビアになりそう。そうなると色気がないというとアレですが、ノーマークに近い馬の一発が怖いかな?先週は意図的にそれを狙いましたが、今回はノースヒルズ陣営の連携と他陣営の出方次第ではラップ的に「んんん???」というレースになり兼ねないですから、どの辺を狙うかは検討中です。

ヴァルコスはなぁ。鞍上がGⅠを意識し過ぎず普段通りにできればなぁ。腕はあるんですからね。バビットは現状、展開面的にもノースヒルズ陣営が最も恐れているのでは?だから中距離ではM~Hで逃げるキメラヴェリテを参戦させたと。またディープボンドも菊花賞まではコントレイルのサポートに回りそう。そんなことしなくてもコントレイルならとは思えますが、無敗の3冠が掛かってますからね!ルールの範囲で万全を期す!ということでしょう。

あくまでも現時点(追い切り未確認)で、アリストテレス以外で気になるのは、ちょっと厳しい言い方になってしまいましたがサトノフラッグ。それと良馬場ならロバートソンキー。後はダノングロワールかなぁ?アンティシペイトも鞍上共々、注目ですけどね。ヴァルコスは馬体や母方の血統は満点に近いもどうもノヴェリストが気になるんです。種牡馬としては中山のマイルから中距離がベターの印象。ヴァルコス自体は京都の長距離は合いそうですけど。鞍上もGⅠになるとなぁ。ヴェルトライゼンデはもちろん注目ですが、陣営&鞍上がコントレイル相手にどこまで本気で勝とうとするか?によるでしょう。差し追い込み位置から着狙いの競馬をすれば、上位食い込みはするでしょう。池添謙騎手は長い距離はドンと来いというニュアンスも馬体的には3000は微妙に思えるのですがどうでしょう?

こんな感じだそう。いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?今回は地方競馬の例の件で長くなってしまいました。そういえばオヤジさん、菊花賞は馬体も重要ではあるけど追い切りの動きや調整過程の方が大事かな?って。

最後に重要なお知らせです。ユーチューブ含め数年にわたり続けてきました、競馬オヤジの見解は今後どう展開していくか検討中です。インスタライブにでもしようか?なんて話もあるのですが、もしかしたら終了とする場合もございますのでご了承の程を。では3冠最終戦菊花賞!当日まで予想楽しみましょう。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji