エリザベス女王杯2021day!競馬オヤジのヘッポコ考察。

競馬オヤジの壺

こんにちは、競馬オヤジの壺です!今週もオヤジさんの考察ということでやっていきます。では早速!

福島11R GⅢ福島記念

指数上位 ⑨②③⑧ 次点馬 ④⑦⑤⑩⑫⑭⑬⑮⑯

ココまで指数が拮抗するレースも珍しい。ハンデ戦とはいえ、ハンデ差も何とも微妙。正直、このレースは「見」して他のレースに予算を回したい。一応の見解としては、今の外伸びの馬場状況を踏まえると⑦④⑫辺りを狙うのがベターか!?人気の⑩はココが試金石で一気の突破は微妙な線。②は先行有利なレースで強い馬で速力あるも爆発力は疑問。実績豊富な⑨は衰えとまでは言えない可能性もやや賞金稼ぎ的(入着)な印象が強くなってきたのも事実。過去実績的には買っても何らおかしくはない。ならば持ち直した感の③や好調教の⑥の末脚に期待してみたい。両馬共、鞍上の名は魅力!

福島12R 相馬特別

指数上位 ⑫⑬➂⑪⑩⑨ 次点馬 ⑥④⑧

短評

GⅠの裏開催故、指数重視も鞍上の名前でマイナスが無いか?は要確認。指数、鞍上含め➂に魅力も展開微妙。とはいえ枠の並び等からも対抗以下には落とせない。基本的には指数上位で良いとのジャッジも人気からも⑫は狙ってみたい。人気の⑨は所属が関東の雄・手塚貴厩舎も仕掛けが難しそうな相手関係。指数的評価よりも鞍上の仕掛けのタイミングに懸念(人気してるため意外と強気にまくりそう)。一応抑えはするが…。力量拮抗のメンバー構成なので買い目は多くなるが、逆にいえば➂や⑫などは人気からも積極的に行きたい。

東京12R

指数上位 ⑮⑬⑭⑦ 次点馬 ⑥④⑯

正直、何とも言えないメンバー構成。また展開面がやや不明。こういった場合はあまり捻るのもどうか?ココは人気も⑬を信用したい。強気に構えてしまえば⑬と⑮で決まると言いたい所も競馬は何があるか分からない。よって指数上位と次点馬はキッチリと抑えるべき。人気していても3,4歳の勢い重視で。

阪神11R GⅠエリザベス女王杯

指数上位 ①⑨ 次点馬 ⑮⑥⑧③⑪ 次々点馬 ②⑫⑦⑤

まずは展開から考察したい。逃げたい馬がおよそ3頭。レイパパレ、シャムロックヒル、ロザムール。逃げ馬にも様々なキャラがいて、過去の馬でいうならば、①ツインターボのように後先考えず、行けるところまで行くタイプ!②気性面が難しいも、中距離でのスピード能力が違い過ぎてHラップで飛ばすサイレンススズカタイプ。③気が強く、他馬に競り掛けられるのは気分損ねるもそこそこのラップを淡々と走り切るミホノブルボンのようなタイプ。④➂に類似するが、先手取りたいが息を入れながらも、他馬を意識しながらしぶとい脚を使うキタサンブラックのようなタイプ。⑤前半600~800をそこそこのラップで行って、中盤ドスローにし上がりに速い脚を使うセイウンスカイタイプ。⑥前半ジックリ入って、後半持続的な長い脚を早めに仕掛けて他馬を凌ぐ脚を使うロゴタイプ。必ずしも逃げなければという訳ではないが、主導権を握った方が強いタイプ。

どの馬も個性的な名馬、しかも牡馬なので、ココに出走している逃げ馬である種同列に比べるのも微妙ではあるが一応の考察なので。

シャムロックヒルはスローから凌ぐタイプなので、距離の違いはあれど⑥っぽい。前半のラップで勝ち負けが分かるタイプだろう。ロザムールは少々変わったタイプで、良馬場と悪化した馬場でラップをそれ程変えない。よって他馬が苦しむ悪化した馬場だと粘りが増す印象。ラップ的には少々バタバタにはなっているが、後続に脚を使わせている分、着順は上がる。レイパパレは気性面から逃げがベストなのは周知の通りで、このオヤジも以前よりずっとコメントしている。頭1つでも出ていればというタイプで、気持ち良く行くことが本質でそうならないと掛かったまま競馬をする。サイレンススズカタイプにも思われるが、オヤジ的にはミホノブルボンのようなタイプではなかろうか?と邪推している。というのも、主戦の川田将騎手は積極的な騎乗が魅力の騎手で逃げではキセキを逃げ馬にしたあの騎乗が記憶に残っている。ただレイパパレに関しては陣営から番手の指示があったのではと、ここ2走の騎乗からは推察できる。では今回騎乗するC・ルメール騎手がどう乗るのか?この並びからも行くのが常道も出っぱ次第では意外と番手を選択する可能性は否定できないだろう。またこの3頭は全て生産牧場&馬主が同門ではない。競輪のようなラインでの策を取ると見るかどうか???

各馬短評

①レイパパレ オヤジ指数的には1頭抜けている。逃げたら相当強いハズで、現役最強の1頭とまで見ているがどうか?バネの効いた長めで立ち気味の繋ぎが特徴的で、しなやかな背としっかりした体幹。前肢をやや突っ張ったような走法からピッチのようにも見えるが、決してストライドが小さい訳ではないハズ。競馬にタラレバは禁物も2週前の天皇賞秋に万全の状態で出走していたらと思っているのはオヤジだけ?ココを選択した理由をどう見るか?前走は明らかに叩きで状態はまずまず程度だったのではと考えているが、陣営的には負け過ぎとのジャッジでは?個人的にはココで同馬の個性を引き出すのではと見ているが。

②クラヴェル やや勝ち味に薄い印象も、相手なりで常に後半の1000~800では良い脚を使う。要は届くか届かないか?という競馬をするタイプで、レースの質や展開云々と言うタイプではないと見ている。ただココまでの経験知的にはSでの差しばかりで、M~Hラップの上級重賞でどんな脚を使うかは未知数。鞍上は敢えて流れに乗らず、末を伸ばすことに長けてはいるが今回斤量プラス4㎏という面も。果たして。

➂アカイトリノムスメ 馬体的には良い意味でコンパクトに纏まったシルエットで、欠点がない。それでいて上級重賞で結果が出ている同馬は非常にソツがなく能力値はかなり高い可能性大。ただその反面、強調点も少ない気もする。こういったタイプって少々地味な印象が強い故、結果よりも人気になりにくく、意外と盲点になりやすい。バランスも絶妙で体幹面が相当優秀と見ているがどうか?またトモの容量はバランス的に魅力十分。現役屈指の名門厩舎なので、このローテを気にし過ぎるのもどうかとは思うが、中3週でGⅠの連戦に再遠征。強い3歳世代の秋華賞馬ではあるが。追い切りの動きから反動は感じられなかったが、本格化は少し先のような気もする。

④イズジョーノキセキ 牝馬限定のハンデ中距離重賞で狙いたい1頭。基礎能力的にはまずまず高いが、上級重賞での勝ち負けレベルに行くには、上の殻をぶち破る必要がある。同馬の場合、可能性は感じなくもないがその殻はまだ破っていない感。また血統的にはジワジワっぽい印象があったも、この父の産駒はジックリというよりは早い段階から強い馬は強い!という産駒が多い印象も。

⑤ステラリア 良い意味で無骨なタイプにも見えタフそうなんだが、陣営の使い方から反動が出やすそうな気もする。能力値自体はまずまずも、本質的な個性というか得手不得手を掴み切ってもいない気もする。2000の周回コースでキレ脚が必至にならない阪神2000のようなコースが向いていそうでもある。筋肉の質がとっても良さそう。バランスも上々ですね!血統面からはやや長めの距離が良さそうな印象もあるが、過去走の印象や馬体的には疑問も。オークス時にはかなり期待したんですけどね。意外と1800辺りなのかなぁと思えなくもない。忘れな草賞の好走はあるが、時計は掛かった方が良いのかも?

⑥ランブリングアレー 母系の影響か伸びのあるシルエットでしなやかな好馬体。筋肉の質はディープインパクト産駒らしく柔らか味十分も、伸びのある骨格を動かく体幹面が緩そうなので、TOPスピードの乗るまでには時間がかかりそう。ただロベルト系のアドバンテージ、周回コースでの強さは同馬にもありそうで意外と器用そう。こういったタイプはコース以上に緩急の方が微妙で、徐々にスピードの乗って直線でTOPスピードに!というのがベター。前走の敗戦が解せないが、ココ目標に仕上げ切っていなかった可能性。今回の追い切りの動きは秀逸で好勝負必至では?

⑦シャムロックヒル ムラはありそうも優秀な母系。ただ頭か4着以下という成績から、どうにも壺のようなものがある。逃げ馬の所でも開設したが、スローで入って後半凌ぎたいタイプ故、組み合わせが肝。そう考えると①⑭は目の上のタンコブ。

⑧テルツェット 馬体的にはややコロンとした印象があり、バネの効いた手先に筋肉の質からもマイルベターの感があったも、前走の走りから距離延びて良さが出る可能性も。というのも、カミソリのキレというよりは、ナタのキレという印象もありまた、血統面からは1800~2200ベターで前後は展開や折り合い次第という万能性がある気がする。前走の勝利でかなり印象が変わったのも事実。VMはレース前より体調面云々があった記憶もあり、あの1走だけで上級重賞ではというのはナンセンス。能力値自体は相当高い。問題という言い方もなんだが、関西への遠征がポイントになりそう。

⑨ウインマリリン 指数的に言えば、レイパパレと同馬で他馬を少々引き離している2強状態。ただ前走後、肘に問題が出て熱発も!なんてコメントが出ていたことによって少々人気は落とした感。中間の調整からは大きな影響は感じにくいも、絶好調に見えた前走時の状態と比べるとなぁ。血統面からも馬体面からも周回コース・坂は全く苦にしない。本質的には最も適性が高いコースで、距離的にも1800~2600辺りでは?キレ脚勝負になることだけが鬼門の感。鞍上は同馬の個性を完全い把握しており、そういったレースには持ち込まないだろう。後は今の状態でこの相手にどこまで踏ん張れるか!

⑩ムジカ イズジョーノキセキの所でも述べたが、エピファネイア産駒にはレースの流れに乗らず後半の1000~800でどこまで!という馬が多い印象も。同馬も同様で、それ故勝ち切れないタイプなのかも?サンプルが少ないので今後もっとしっかりとした考察は必要だろう。ただ気性面的に難しい面があるのかもしれない。よって展開が向けばOPやローカルもしくは牝馬限定GⅢ位なら入着以上があっても3勝クラスを突破するのは微妙なのかも?

⑪ソフトフルート 馬体的には見所(手先が良い意味で軽く胸が深くしなやかな筋肉が多い)が多く、基礎能力は高そうではあるが気になる面も。背のラインはその典型。馬柱見ても分かるように、キレそうな血統にも拘らず、意外と長い脚のタイプ。現状、直線が平坦のが良さそうに思えるのだがどうか?

⑫デゼル 母はフランスの名牝。四肢がスラッとして皮膚が薄く品のある馬体。ただ上手くいえないのだけど四肢の長さに対し、首や背の長さやラインのバランスに気になる点も。ディープインパクト産駒は過去実績から見ても、アメリカや南米系のダートでスピード能力が優秀だった牝系の方が合うのかも。同馬も得手不得手というか、壺のようなモノがある気がする。具体的に言えば中距離までで楽に追走できるスローで直線勝負!鞍上がレジェンドなのは魅力ではあるが、ココまで常に一流騎手が騎乗してきてこの成績だからなぁ。巻き返すデータがあると、コメント貰ったが、それでも前走は負け過ぎでやや淡泊になった印象も。

⑬リュヌルージュ タフなタイプも近走は二桁続き。前走はそもそも7頭立ての6着。前出走数の半数が馬券内と、オーナーからもファンからもありがたい存在だったも既に6歳。しぶとい脚を使ってどこまで!今回の展開は向きそうな気がするが…。

⑭ロザムール 今回の展開のカギを握る1頭。逃げ馬の所でもコメントしたが、悪化した馬場でも普通の馬場でもそれ程差のないラップで行く馬。血統面からは少々意外も馬格があり使い減りしないタフなタイプ。馬柱見ても分かるように、悪化した馬場で逃げというのが好走のパターンで、逃げれなかった時点で厳しい。とはいえ、行き脚が速い馬ではないので、無理に逃げてもバテるタイミングが早くなるだけ。陣営的には戦略的にかなり難しいだろう。

⑮ウインキートス シルエット的には伸びやかで馬格も上々。ゴールドシップの産駒はやや鈍重というか、キレ勝負になると分が悪い産駒が多い感も同馬はなかなかのキレ者。配合の妙でもあるが、同馬の母系はなかなか優秀。先行する脚もあり展開に左右されにくく、坂もそれ程苦にしない。上級条件になってからは1走毎に好走そしており、今回はイマイチな方。ただココまでの調整過程を見る限り抜群の追い切りを消化。本格化の気配!鞍上がややGⅠと縁が薄いが、こういった騎手こそ応援したくもなる。

⑯アカイイト 追い込み一手も、展開に関わらず速い脚を使う。こういったタイプは前述したレースの流れに乗らない追い込み馬ではなく、展開に合った速い脚を使うタイプ。よって位置取りとラストのコース取り次第で着順が変わる。そう考えるとこの枠も悪くはないだろう。

⑰コトブキテティス 前走の勝利でOP入り。ココでは指数的にもやや家賃が高い。適性的にも上がりの掛かるレース向き。開催後期の悪化した時計の出ない馬場で上がりが掛かる展開向き。後方からどこまで詰められるか?

総評~っす!

馬場はフラットで展開の方を優先した方が良いかもという馬場状況。やはりどの馬が逃げるか?だろう。あくまでも常識的なM~Hペースであれば、レイパパレは相当強い。勝ち負けを度外視して絡む馬でも現れたら何ともではあるが、GⅠの一番人気にそれを出来る陣営があるかどうか?競輪のように連携して策を講じるのも微妙な出走馬でもあるし…。

レイパパレは大阪杯の指数も凄かったが、昨秋の大原Sの指数が既に上級重賞級。しかも楽に出していた。陣営がこのレースを選択した理由としてはノーザンF産の中長距離での有力古馬牝馬が少ないからでは?ノーザンF産の出走馬は同馬以外では②⑧で、③は3歳牝馬。出走17頭中12頭が4歳馬もノーザンF産の4歳馬が3頭となかなか珍しい構成。それもこれも今年の4歳世代は地震等の影響もあり世代レベルというか、成長過程含めバラ付きがあるのだろう。最終的にはある程度フラット近くなるも、現時点では3歳世代の方が好成績というのは頷ける。じゃあ、4歳世代では厳しいか?と言われればそうではない。というのも何処をメイチにしているか?3歳世代は秋華賞から中3週でココに出走となる。古馬牝馬はオールカマーや府中牝馬Sをステップにしてココに出走する。調整過程から推測するのも1つの方法だろう。

そう考えると、出走馬の質からもオールカマー出走馬VS秋華賞という図式が成り立つ。個人的にはレイパパレは本命の予定ではあるが、万が一、逃げないもしくは絡まれた場合も想定して馬券は買うつもり。以下は高評価している馬を!

⑥ランブリングアレー

⑮ウインキートス

それと鞍上込みで

⑧テルツェット

アカイトリノムスメは並びで狙う予定。ウインマリリンは抑え必須だろう。ウインマリリンは前走のデキなら勝ち負けもそこからはやや劣るとの弁。出走してきた以上、そこそこやれるのだろうが、やはり抑えかなぁ。印に関しては今回も直前の気配を確認したいのでご了承の程。

こんな感じだそう。いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?オヤジさん今回は陣営の思惑を重視したいからね!って。だから直前の気配も確認したいんだって。ボクは一応、オヤジさんの見解で勝負の予定です!レイパパレが逃げたらレースのレベル(指数が上がる)ので底力がある馬優先に!って言ってました。頑張ります(笑)では第46回GⅠエリザベス女王杯。素晴らしいレースで馬券が取れますように。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji