01. 出雲大社
少し前の話になります。
行きました。出雲大社。
ぐるっとひと回り。
何とも落ち着く佇まいでした。
浄化。。。
ちなんだお話っていろいろありますよね。
例えば。。
・日本では10月のことをふつう「神無月」っていいますが、出雲地方だけは「神在月」といってみたり。
・出雲大社ではご本殿に祀られている大国主命が「西向き」であったり。
(ふつうはだいたい「南向き」が多くて、一部では「東向き」のところもあるみたいですが、「北向き」と「西向き」は結構珍しいそうです)
ご由緒なるものを調べてみましたら、こんなお話がありました。
大國主大神がいらっしゃる本殿の正面は南向き。ですが殿内の神座は西向き。
昔から参拝者は大神様に向かい合い神座正面から拝している。
まず本殿正面で拝礼の後、瑞垣に沿って摂末社を参拝し、
神座正面にあたるこの場所にて再度心を込めて拝礼する。
(ちなみに大国主命を正面から拝めるように本殿の西側にも拝礼所が設置されていますよね)
それともう一つ。
・本殿の内に祀られている五柱の客神はヤマト系の神であるらしい。
天之御中主神(アメノミナカヌシの神)
高御産巣日神(タカミムスヒの神)
神産巣日神(カミムスヒの神)
宇麻志阿斯詞備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂの神)
天之常立神(アメノトコタチの神)
大国主命は国津神で天津神から国譲りを強要されたらしいというお話です。
他にもこの「出雲大社(いずもおおやしろ)」なるものには不思議が詰まってますので書きとめておきます。
・出雲大社の本殿が日本で一番大きな建物だった!?
(「雲太」「和二」「京三」=「出雲大社」「奈良東大寺大仏殿」「京都の平安京大極殿」という構図)
・神座が横を向いている、なぜ?
・ヤマト系の神らしい五柱(五人)の客神たち、じつは大国主命を監視している説
・シンボリックなあの「しめ縄」。なぜ、普通とは反対の張り方をしているの?
(↑写真にしっかり収めてきました)
・四拍手って。。いわゆる二拝四拍手一拝だそうで。
(他の神社にも一部あるみたいです。宇佐神宮ってところだったかな?)
・出雲の「雲」は死の象徴!?縁起が良いのか悪いのか。。
・亡ぼした大国主命を丁重に祀らなければならなかった、その例は三輪山のとおり。。ふむふむ
曰く、作家の井沢元彦先生が著書「逆説の日本史」でこうした不思議について見事な自説を披露しているそうです。
さてさて、わたしにも読破できるでしょうか。。運は磨きたいけれど。
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