天皇賞・秋2023!久しぶりにオヤジさんに聞いてみた。

競馬オヤジの壺

こんにちは。競馬オヤジの壺です。なかなか情報アップせずすみません。先週の菊花賞いかがでしたか?後出しジャンケンになってしまうのですが、ボクはオヤジさんがドゥレッツァは多分、世代ナンバーワンの可能性が高いよ!って言ってたので上手くいきました(笑)でもオヤジさんはソールオリエンスとの馬連と馬単だったらしく抑えの3連複のみで残念賞だって。

で、今週の天皇賞・秋についてちょっと聞いたので久しぶりにネタにします。

アサマノイタズラ 3歳時のセントライト記念は指数も印象も抜群。所属する手塚貴厩舎は馬を成長させる事に定評のある厩舎。5歳で終わったとは思えないが、気象含めて考えると微妙なのかも。東京よりも明らかに中山向き。回避との報

アドマイヤハダル 3歳時には母系の影響が強く出ていた感じもこの父ながらやや独特。馬体はなかなか見所が多いんだけどいかんせん、血統的特徴が母系一族の印象がねぇ。筋肉の質や手先の軽さもとっても良いんだけどなぁ。これは個人的見解だから話半分で。血統と馬体の印象が乖離している場合、微妙なんだよね。同馬は能力自体高いんだけどそこが父らしさがもう少し出てくればかな?

イクイノックス 言わずもがな現役最強馬。体質の弱い面が大分良くなったのでしょうね。天栄はやはり凄いと思うよ!木實谷場長の馬に対しての状態の判断(見る目)や戦略(調整法)は相当なレベル。また連携している木村哲厩舎の調教や調整もちょっとレベルが違うんじゃないかな?そうでないと同馬の2歳〜3歳春のローテや昨秋の馬の作りや走り。そしてドバイ遠征と帰国後の宝塚記念はなかったでしょ。普通に馬主さんやファンの期待に応えちゃってるからね(笑)もちろんイクイノックス自身も凄い頑張ったけどね!馬体についてなんだが、シルエットに関してはちょっと違う面があるんだけど、時折ナリタブライアンを彷彿とさせるんだよ!特に収縮力抜群の筋肉や体幹の良好さや程良い締まりの感じが。ナリタブライアンの場合は、同馬よりももう少し馬体が流線型の横型っぽい感じ(オヤジの表現)で首の上げ下げでリズム良く走っていた感。勝負所ではその動きを早める感じで他馬を抜き置き去りにしてた。同馬は四肢がすらっとしてブライアンよりは縦型(オヤジの表現)。で、走法自体はちょっと違うけど、リズムの良い力感ある四肢の運びは共通。顔の小ささや勤続疲労しにくそうな程良好に見える筋肉は共通しているんじゃないの。ディープ産駒のような繊細さはないけどね。今年で引退って噂もまだまだ強くなる筈。ただ種牡馬の仕事も重要だからね!

エヒト 四肢がすらっとして腰高なのはルーラーシップの特徴じゃない?産駒の場合、配合によっては重心が低いタイプやダート向きのシルエットや筋肉の質を持った産駒も出るけど同馬の場合は母父がディープインパクトだからね。水準以上の馬体、能力の持ち主だし森厩舎ってのも魅力。だけど、適性としては小回りで持続勝負向きの感。馬自体、調子はそこそこ良いんだろうけどね。調教師になるのでは?と水面下で噂の田中勝騎手への御祝儀だなんて言ってるトラックマンもいたけど、結局は横山和騎手に決まったとの報。

ガイアフォース 気になる馬だね!元々、評価していた馬ではあるんだけどね。杉山晴先生が馬がしっかりしてきたとのコメントされ、1週前にCWでしっかり追い切ったのは好感。同馬は決してマイラーでも長距離馬でもなく、ただ順応性と能力値が高く、調整法と折り合い一つである程度距離を熟すんじゃないかな?前走はマイルで作った春の影響でしょう。新馬戦ではドウデュースと接戦してセントライト記念ではアスクビクターモアと接戦。特に後者での指数は優秀。母父のクロフネからも中距離持続型のレースは間違いなく向くはず。後は調子と絶対能力(相手関係)。今年の4歳上位勢の強さは半端ないからね。本気で勝つ!もしくは一角崩すと考える場合、究極の仕上げで挑まないと。ただ可能性を感じさせるのは間違いない。馬体的にも何よりも筋肉の柔らかさが上々。ややタルめで収縮力的には微妙で締まりの緩さも相まって瞬間的な動きは苦手。GOサインからTOPスピードに乗るまで時間が掛かるんだよね。勝負付けが済んでから突っ込んでくるイメージが強いかな?骨は太くて骨格も良好。仕掛けどころがポイントになりそう。

ジャックドール モーリスの良さをたくさん受け継いでるよね。質の良い筋肉をたくさん纏っているし手先が軽いし。上手く言えないんだけどこういったやや締まりのキツい体型の場合、札幌の様な芝よりも軽い方が合いそうな気がするんだよね。後肢が直飛節なので長く良い脚を使うタイプでRoberto系でメンタルも強いと思われるから並ばれてからも踏ん張りを効かせられるのは魅力。大阪杯はレジェンド武豊騎手の素晴らしい騎乗で勝てたんだけど、藤岡佑騎手とも手が合っていると思うんだけどなぁ。たまにポカはするけどね。今年は目の上のタンコブ、パンサラッサがいないのでどんな競馬をするか?

ジャスティンパレス ディープ産駒にしては珍しいクラシックディスタンス〜長距離の底力型じゃないかな?馬体的にステイヤーってのとは少々違うけど前後の重心や、やや腰高で横型且つ、胴の伸びも充分にあるシルエットだからね。また首や手先、脾腹などが良い意味で繊細というか洗練されているというか、長距離でも安定して走る印象が強い。長距離型ってえてして体の線というかラインが少々硬く感じさせるケースもある。かのライスシャワーがそうだったんだよね。最近の長距離型は違う感じのが多く出てると思うけど。ただディープ産駒ながら急加速やキレの勝負では部が悪そう。ココは適鞍ではないのでは?鞍上は横山武騎手に強化してはきたけど。個人的には馬体的に好みなんだけどねぇ。今回は好枠引いて逃げ馬の後ろで直線勝負へ!そうなるとあまりスローは嫌かな。そこそこ流れたら面白いかも。

スターズオンアース セールの問題があるのだろうし、各牧場での育成法が違うと思うんだけど、ノーザンファームは本当に品があって見栄えが凄い馬(当歳や1歳馬)が多い。社台ファームの場合は、上手く言えないんだけど、そういった見栄えとは違う少し無骨な魅力がある産駒が多い印象。ソウルスターリングなんかは凄く品があって競馬を始めて間もない人が見ても良い馬だなぁって思える程の品があったけどね。同馬はとにかくドゥラメンテ産駒の上級馬に多い素晴らしい筋肉と伸びのある骨格が特徴。また心肺機能が抜群。ドゥラメンテ自身の皐月賞や先週の菊花賞のドゥレッツァの走り何かは分かり易いよね。同馬のセールスポイントとしては牡馬相手でもメンタルが安定しているんだよ。また様々なレース(距離やコース,展開)になっても対応し必ず良い脚を使う。底力型の牝馬でそういった展開になれば、2kg軽い斤量がモノをいうかも?1週前の追い切りを気にする人もいるだろうけど、同馬の場合は大丈夫じゃないかな?

ダノンベルーガ さて問題は同馬だよね。シルエットは素晴らしいんだけど、幼少期に痛めた右トモの影響が未だに相当ありそうな気がする。ダービー以来の菊花賞で喉鳴りの噂もあるタスティエーラをしっかり仕上げて2着にこられる程、キッチリ造った名伯楽堀宣之先生のとこに所属していてもなかなか難しいんじゃないかな?これからの可能性もなくはないけど他馬と比べて成長ポイントが少なく感じるんだよね。とは言っても全体的に伸びが出て逞しく力感は増してきている。何だかんだ流石の堀厩舎で上手くやり繰りしているのでしょう。個人的には3歳春の時点では、体質が弱く成長途上のイクイノックスよりも上の可能性を感じていた同馬。ココは適性抜群のコースに距離!そして鞍上はモレイラ騎手。仕上げ如何では!

ドウデュース 同馬のイメージってジャスタウェイなんだよね。ただココにきて馬体のボリュームが増えてシルエット的には少々違ってきた印象も。ドバイターフに登録したように適性も完全に中距離型で調整法によってはマイルもokなんじゃないかな。朝日杯勝ってるしね。キ甲も大分抜けて筋肉量も抜群。メンタルもしっかりしているタイプっぽく不向きな馬場で負けたこと(ヨーロッパ)はあまり気にしなくて良いでしょう。京都記念見る限りでも能力は凄いし、先に述べた様に成長もしっかりしている。今回は人気面からもライバルをマークするでしょうし、鞍上の武豊騎手はそういったレースはすこぶる上手いし勝負強い。やはり2強のイメージなんだよね!

ノースブリッジ エプソムC勝ってはいるけど本質はこの血統らしく中山や阪神の内回りなんじゃないかな?ほとんど放牧に出さず厩舎で仕上げてこの成績ってのは昨今の風潮からも異端ではあるけど、腕のある証拠。ちょっと能力に翳りが見えてきた印象もあるけど、楽な相手になればまだまだだし、馬自身が衰えたという感じとは違うかなぁ。上昇的では無くなったって言う方が近いかも。馬体的には相変わらず良い意味で締まりが緩く、筋肉量が豊富。ただ少々鈍重にも見えるんだよなぁ。馬場が悪化した場合ちょっと気になってくるかもかぁ?

ヒシイグアス 同馬って実は相当の能力があると見ているんだよね。ただ体質に色々あって。仕上げの上手い堀厩舎じゃないとココまでの成績どころか使うことも難しかったんじゃないの?ただ適性としてはこの血統ながら、中山や阪神の内回りを上手く立ち回って一瞬のズバッて脚を使うのがベターな感。ちょっと成績が微妙にも見えるけど7歳にしてまだ17戦。体質の問題さえなければ、適性内のレースであれば!馬体自体もバランスが抜群に良く筋肉の質も上々。皮膚が薄くて毛艶もまずまず。凄く良い馬なんだよね。絶好の状態なら面白い1頭だとは思うけど、適性含めてもココはどうだろう。

プログノーシス さて同馬の場合は、個人的見解にはなるけど少々異端のディープ産駒と見ているんだよね。ディープ産駒って品があってやや骨というか骨格の逞しさよりも、シルエット的な速力を感じさせる馬が多かった感。筋繊維も特筆する程、良好で繊細。割とそういった特徴の産駒が多いも、使い減りする面があってピークは短めという印象も。マカヒキやシャフリヤール、ワグネリアン、ダノンキングリー等は能力抜群もと言う感じじゃないかな?フィエールマンやグランアレグリア、コントレイルは体質等はあったにせよそういった面を理解して上手く育てた感。ジェンティルドンナはなぁ。ある意味、ディープ産駒の最高傑作って言えるからなぁ。このプログノーシスは馬体的にはディープ産駒の繊細さもあるんだけどね、逞しい腹袋にやや無骨っていう感じの皮膚感に、そこまで繊細過ぎない筋繊維。ディープ産駒が秋の天皇賞に1勝しかしていないってデータ派の人は言うんだけど、このレースの場合、ワンラップの底力勝負になるんだよね。ディープ産駒の場合は距離は様々も上がり勝負に抜群の強さを発揮する個性がある。同馬は馬体の伸び的にもまだ距離伸びても良さそうなんだけど走法的に四輪駆動的(オヤジの表現)。前走見ても荒れた洋芝でもグイグイ走る感じからそう思っているんだよね。鞍上の川田騎手も菊花賞は残念だったけど、馬体写真で前肢の管の部分に湿布の様なものを貼って撮ってたしさ。状態はどうだったの?って思ってたから。この馬とは手が合うし、底力相当ありそうだし、買い出しの早い中内田厩舎が大事に徐々に育成してきたのも気になる。相当強い可能性があるんだよね、この馬。まぁ最終追いで勝負仕上げと見たら評価上げるかも。

総評〜っす!

まぁ普通に考えたら2強。イクイノックスは次のJC勝ったら特別ボーナ(8億だっけ)出るらしいけど、ココでこのメンツ相手にキッチリ勝てば種牡馬価値もさらに上昇するからねぇ。9分の仕上げでは来ると思うよ。ドウデュースはイクイノックスと1勝1敗。適性抜群のココで優位にしておきたいところでしょう。仕上がりも上々っぽいし展開が向いた方がって普通に考えちゃうかな?因みに2頭とも底力勝負になっても大丈夫。特にイクイノックスは理想的。展開の鍵を握るジャックドールが今回は藤岡祐騎手だから無理な逃げはしない。そう考えると、ミドルからスローの後傾型でややドウデュース向きの流れになるのかも。

個人的にはこの馬券は買いたくはないよね(笑)で、食い込む可能性として期待が大きいのはスターズオンアース。鞍上のミルコ・デムーロ騎手がどう乗るのか?この所、穴騎手になりつつあるけど、エージェント変えて馬質も戻ってきた印象も。

プログノーシスに関しては最終追いまで確認した上で勝負仕上げと判断したら、評価爆上げの可能性も充分考えてます(ちょっとクサいよね)。ダノンベルーガやガイアフォースも同様ではある。けど、3連系馬券の方が良いのかな?と思う。ウマン、普通でごめんね。

こんな感じだそう。いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?ただオヤジさん、1週前追い見てもイクイノックスはしょうがないけどね。ってしきりに言ってたのは何かのヒントなのかなぁって。イクイノックスは馬券内確実も展開次第ではジャックドールにもチャンスあるからねぇって。ただスローになったらドウデュースに分があるって。藤岡祐騎手は速いラップの逃げはしない可能性高いけど、ノースブリッジの岩田康騎手やエヒトの横山和騎手、ジャスティンパレスの横山武騎手がどう出るかによっては、先行勢に厳しい流れになる可能性もあるとも。

そうそう、スターズオンアースって同じドゥラメンテ産駒のリバティアイランドと能力的には差がないんじゃないって。適性と成長度が違うけどって言ってました。

今回の天皇賞・秋は展開というかペースによってくる馬が変わるとの結論だそう。オヤジさん的には人気も考慮するけど、スターズオンアースとプログノーシスの評価が高そうでした。後、人気関係なくモレイラは買った方が良いよって。楽しみですね!では天皇賞・秋。素晴らしいレースで馬券が取れます様に。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji