03. 大森神社
ただただ街歩きをしているだけで
ふと、
通り沿いにひっそりと佇む神社。
そんな巡り合わせありませんか?
こちら「大森神社」です。
少し調べてみました。
・ご祭神は、久久能智命
・ご由緒は、とある伝説より。(「大田区の神社」参照)
昔、このあたりは海辺でした。あるとき、その海上に金色の光が輝いて、波のまにまに浮びながら岸辺に流れ着きました。(この金色の光を「弥陀の像」ともいうそうです)里の人々は畏れて、この像を沖へ押し流したのですが、再び元の場所に流れつきます。押し流しては流れ着き、と繰り返すこと三度に及びました。それでもなお元の場所に流れ着くのでした。
そうして、この像を社を建てて祀ったのが当社の起源だといわれています。
そのためこの社を寄来明神と称し、また寄来神社と称したとありました。
そしてまた、像が流れ着いたこの里を美原の里と呼ぶようになったといわれています。
(現在の「美原通り」のあたりです)
ところで前にもお話のとおり、寺社の多くは南面しているところが最も多く、次いで東向きといわれています。(西や北向きはかなり少ないというお話でした)
ちなみにですが、ご由緒にもあるようにこちらは海の方を向いているというべきでしょうか?
それとも、ユダヤ教のシナゴーグの影響で東を向いているのでは?、という説もあるそうですよ。
↑根拠は、「失われた十支族が日本に渡ってきた説」かららしいです。
他にも、個人的には不思議がいっぱいあるように思えました。
・ご祭神の久久能智命がとても珍しいこと(耳にしたこともありませんでした。)
・イザナギ、イザナミが生んだ神の1柱で木の神であるということ
・海辺だった大森に木の神様が祀られたということ(興味深いところです。)
そんな大森神社ですが、神業をおこなっている方曰く、
「神業を行っている人は参拝をお奨めする」そうです。
何やら不思議といいますか、まだまだ奥がありそうな神社のようですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません