秋華賞2020day!競馬オヤジのヘッポコ予想は?

競馬オヤジの壺

こんにちは、競馬オヤジの壺へようこそ。先週はオヤジさんの狙いレースで上手くいきましたが、メインレースの見解はイマイチ。オヤジさん、毎日王冠では結構ブチ込んだようで冷や汗ものだったと言ってました。ということは???今回は無敗の二冠馬の出走で歴史的レースになる可能性がある秋華賞がありますので、それ中心に見解を出したいと思います。いつもは前日の夕方以降に前日の馬場傾向と日曜の天気を踏まえながらオヤジさんと

「あーでもないこーでもないって」

って雑談しながらココにアップする内容をまとめるんですが、今回は結構難しかったですね。というのもオヤジさん今回の勝負レースは東京と京都の12Rにしようかな?って。先週は10Rにして味をしめたもんだからってねぇ。では行ってみましょう!

東京12R 鷹巣山特別

指数上位 ⑥④①⑨⑮ 次点馬 ⑩⑦

雨に祟られている東京の馬場はココまでの使用により結構ヘビーになっている感。そういった面からも馬個体の能力+パワーという面は意識したい。実際の過去走の印象や血統面の裏付けからピックする。ココは休み明けながら追い切りの動き抜群の①から入る。主戦の田辺裕騎手が京都遠征ながら戸崎圭騎手を確保したのはココも勝ち負けを意識しているハズ。一応仕上がりは確認すべきも小柄な牡馬故、成長を促したであろうことからも多少の馬体重増はokと見る。指数上位拮抗故、相手には指数上位勢になるが、オッズ的にはおもしろくない。人気の⑥⑨を抑えに回して⑭⑩のコース巧者を狙おうと思ったが、これも人気。組み合わせの妙で!

京都12R 平城京S

指数上位 ➂⑧⑪⑫ 次点馬 ⑤⑨⑯⑦

なかなかの好メンバーで読みにくい展開から、どこからでも入れそう。そう考えるとオッズ的に被りそうな馬から入るのは迷う所。とはいえ伸びしろ含めココは➂が妥当になる。ココでピックしたのが微妙な位、ココは上位勢で決まる可能性が高い。指数上位の組み合わせで組み立てながら点数は絞るのが常道か!?4歳ということで評価が割れるだろう⑤が絡んでくれれば少しは…。

京都11R GⅠ秋華賞

指数上位 ⑬ ⑰⑤②⑫ 次点馬 ①⑩➂⑯ 次々点馬 ⑧⑨

正直、指数の分け方に迷った。指数上位自体、デアリングタクト1頭というのでも良かったのだが、次々点馬を入れるに辺り、一応こんな感じに。

オークス自体、レベルはやや低めでむしろ桜花賞の方がレースレベルは高かった。が、桜花賞があのドロドロ馬場で行った故、次走お釣りがなかった馬が多かった。オークスの上位勢は勝ち馬を除けば大半が桜花賞不出走。トライアルのレベルとしてはローズS、紫苑S共に例年よりやや低め程度。世代としては牡馬は低めで一部上位勢のみ高め。牝馬は例年よりもやや低め程度で、一部上位は高め。個人的には抽選突破したならば買いたかった2頭(レイパパレ・クラヴェル)が今日の10Rに出走。メンバーや展開などにも左右される面はあるもこのレースの結果は大きなポイントになる。

デアリングタクトの馬体写真から成長に疑問を呈す意見が一部ネットにあった。少々気になったので、オークスや桜花賞時との見比べや馬体的特徴の再確認をしてみたが、個人的にはその見解には至らなかった。各馬についての前にまずそこから入らせてもらう。これは主観になるが、父のエピファネイアも形相的な面は早かったが、筋肉量や体幹面の成長は徐々に!というモノだった感。その父のシンボリクリスエスも同様でおよその骨格というか、そういった面はそこそこ速かったが、筋肉含めた上でのフォルム自体は完成まで時間が掛かった印象。ドバイ遠征後に引退したが、現役を続行していたらもっと強くなったのではないか?と。前後に雄大なやや流線形で馬格もあったが、バランス的には重心が決して低くはなかった記憶。だが、それはスプリンターに多い重心の低さではなく、跳び自体は四肢が良く伸びる走法でもありあくまでもバランス的なモノ。昨今でこそ少なくなったが、体の線がやや硬く四肢はやや短く重心が低めも胸は深めで胴が長く筋肉量はまずまずで、パっと見シャープな馬にステイヤーが多かった印象。ライスシャワーなどはそうだったような。近年の長距離戦はスローになることが多く、折り合いと絶対的な能力で決まることが多くなったが、以前の長距離戦ではステイヤーの出番もしばしばあった。エピファネイア自身、雄大で素晴らしい筋肉量を誇り、速力の持続に優れていそうな流線形っぽい(オヤジの表現として)胴は魅力的ではあったが、やや古いというか、昔の馬の良い面は持っていたような気がする馬体だった。気が悪すぎる面があったため、ムラが強かったが底力自体は相当だったとジャッジしている。

母方は完成としては早めも母父のキングカメハメハ自体が形相的には早いもジワジワと成長していく産駒が多い面からも、同馬もその特徴自体受け継いでいるのでは?これも個人的意見になるが、今回の馬体写真からシルエット自体、少々伸びが出たのかな?と思うが、オークス時の方がいいねぇ~って言いやすかった気もする。とはいえアバラが浮き、皮膚が凄く薄い垢抜けた馬体の持ち主で見映えが凄くする。馬体の個性ではあるのだが、リアアメリア辺りと比べると、四肢は短く見える。前腕部や膝下はもちろん、管も同様。だが、父のエピファネイア同様、前後に雄大でストライド自体力感があり跳びも大きめなので問題はないと見ている。ロベルト系でこういった個性の馬ってボチボチいる気がするのですがどうでしょう?ピークではないが、十分戦えるデキにあると見ている。では各馬について一言!

①ミヤマザクラ 短くバネ感微妙な繋ぎだが、これを補う体幹面の良さと筋肉量、特にトモの筋肉が素晴らしい。先に述べた特徴や血統からディープインパクト産駒ながら、小回り向きのパワータイプが本質の可能性も。鞍上が馬場読めており絶好調!

②リアアメリア 首が短めでやや高く、四肢が長い。後肢は曲飛気味でキレ抜群。形相的には早熟タイプもそもそものポテンシャルは高い。前走、好位から素晴らしい競馬をしたも、気性面の危うさは未解消と見ている。またサウスポーで長い直線向きの可能性も!若き仕上げの名人・中内田充先生は戦略眼が相当優れているとオヤジは見ている。何が言いたいか?というと、前走、叩きのように見せたが勝ちに行った可能性も!

➂マルターズディオサ 走る牝馬らしい、しなやかな馬体の持ち主でまた、顔付からクレバーさもうかがえる。やや非力そうな面や破壊力ある走りを見せていない(凄い末脚)ことからもGⅠでは足りないと見られてのオッズか!?個人的にはGⅠで足りないとは見ていない。が、今の京都が合うかどうか?能力は高いハズだが。

④ホウオウピースフル 牧場期待の良血で馬体的にはやや個性的も体幹面や筋肉の優秀さは顕著。ただ少々硬さや不器用さを感じさせキレ味勝負になりやすい牝馬の上級重賞では差し遅れの可能性。

⑤ウインマイティー ゴールドシップ産駒ながら軽い芝にも対応。一瞬のキレは微妙だが、長く脚を使うタイプで重馬場も苦にしない。形相的には祖父のステイゴールド産駒に良くあるタイプに思えるのだがどうか?そういったキャラと見た方が良いのかも?調教の動きは抜群で、トライアル使った馬の中では上がり目一番!?

⑥ダンツエリーゼ ダートのキレモノで馬場が悪化していたら面白かった。ココで負けてもこの経験が生きるハズで次走、ダートに戻った時覚えておきたい1頭。

⑦ムジカ 前走はココ出走のためピークの仕上げだった可能性。鞍上の秋山真騎手が仕事ができたとのコメントがあったような…。馬群を苦にしないタイプ相手なりの意外性がある。

⑧ソフトフルート 指数的には心許ないが、世代レベルや春からの勢力図からも狙いたいと考えていた1頭。火曜追いで追い切りVTRが見れなかったのが残念。中2週ということもありパドックで活気あれば!

⑨サンクテュエール 馬体的には骨格に伸びが出て今後に向けても伸びしろが期待できそう。今年初めに京都マイルで好走歴あり。伸びはあるも元々、ピッチ走法的で器用さがある故、小回りは向く。名門藤沢和厩舎所属も仕上がり注視。

⑩クラヴァシュドール 2歳時から活躍したことで早熟のイメージあるが、ココにきて形相的な変化も。骨格の伸びはほとんどなかった気がするが、筋肉量が増え可動域が更に良好になった感。前走の仕上げ方も、この厩舎にしてはという所もあり、ココも含め先に期待しているのかな?と。距離的にはマイルベターの印象も世代戦なら!鞍上は昨今ムラが増えているが、好位で折り合う競馬を心掛けている印象。脚が溜まれば器用さもあり一発あっても!

⑪フィオリキアリ ココまでは重賞ではやや頭打ちも2勝クラスはアッサリ。展開にもよるだろうが好位でローストレスなら!距離は問題なさそうで坂が苦手の可能性。京都は合うか!?

⑫マジックキャッスル 馬体的には小柄で骨も華奢に見える。やや小ぢんまりしているように見えるが、ケチのつける所もない。勝ち味に遅いが、ドロドロ馬場の桜花賞以外は必ず伸びている。ココも馬場&展開次第!能力は高い。

⑬デアリングタクト 形相的成長度はそこそこも、骨格に伸びが出て全体的な成長があると見る。また体幹面はこれからっぽく、体質的な課題もあるだろうが、過去走の印象や指数ではこの世代では頭1つ優に抜けている。戦略的で仕上げ達者な陣営の本音としてはここ8分程度で次走古馬と勝負!っぽいが。包囲網や鞍上のプレッシャーなど課題もあるが、この並びと仕上げならとは思うが…。

⑭オーマイダーリン タフなタイプで前走は権利取るため好仕上げだった。勝ち味に遅いタイプも指数的にはまずまず。相当な上がり目あればだが…。。

⑮ミスニューヨーク 馬場の悪化には対応というか、他馬が苦にするならば有利に。2勝クラス突破後にトライアルで好勝負。今回の馬場は向きそうで!

⑯パラスアテナ 垢抜けた馬体の持ち主で長い脚のタイプ。芝に路線を切ってから重賞でも好走。陣営が無理せずに(ソエの問題か化骨などかは個人的には不明)ダートから使っていたため、無理なく良い成長をした可能性。乗り替わりに一抹の不安があるが、思い切った騎乗で!

⑰ウインマリリン 今回、意見が分かれる1頭。ロベルト系ながら鉄砲効きそうなタイプにも見え今回の追い切りの動きも上々だった。ただフローラS~オークスを見る限りは徐々に上がって行きそう。基礎的能力自体は相当高く、成長力もありそう。パドックで気配見てからのジャッジになりそう。

⑱アブレイズ 新馬勝ち直後のGⅢ勝利は並の能力ではない。が、シルエットや筋肉の質からも得手不得手が明確なタイプっぽい。京都の内回りで重めの馬場は合いそう。自身の競馬ができれば前掛かりのプレッシャーには強い。

総評~っす!

世間同様、デアリングタクトの無冠での三冠制覇には期待!その上で、こういったレースの場合、人気薄というか、

「オッ!?!?この馬???!!!?!?!」

と思える馬が良く突っ込む。今回もそれに期待してみようかな?なら馬券的には馬連もある。秋の3歳戦、所謂、三冠最終戦では世代レベルがどうなのか?によって、春の既成勢力と夏の上がり馬との力関係のジャッジが重要。今年は微妙な面がある。ココまでのレースレベルからは桜花賞が最も厳しかったと見ている。次いでオークス。ただオークスの場合、展開利があった馬もいる。阪神JFも差なく続く。夏の古馬混合条件戦では、メンバー構成や展開面は重要。今回、期待していた馬2頭が除外。残念と見るか?買い目が絞れると見るか?

一応の印はこんな感じを予定。

◎⑬ 〇⑯ ▲⑤ ☆⑫ 注① △1⑰ △2⑩ △3⑧ △4➂  ②はガミり覚悟の抑え予定。

正直、買い目というかピックした馬が多くて申し訳ない。個人的には外差し馬場での末の破壊力勝負と見ているというか、そういった見立ての人は多いだろう。ウインマリリンに関しては正直、評価は高い。が、展開面でやはり不安も多い。仕上がりとしてはこの先が目標っぽいも、まずまずとは見ているが、気配の確認は必須だろう。約10日前の写真ではまだボテッとしてもいた。厩舎力抜群の手塚貴厩舎所属馬でもあり、最終追いと輸送があるので帳尻合わせそうでもある。そう考えるとデアリングタクト以外とはやれそうでもある。ミヤマザクラ陣営も同様の考えか!?また中内田充厩舎や手塚貴厩舎のように有力候補の2頭出しの場合、前哨戦を勝っていない方がココ勝負の気配も。

馬券的には本命から印した馬への馬連!これはオッズを意識して買う予定。また3連系については複で抑えて単では印上位からのフォーメーションも狙いたい。最後にこれは少々ズルいコメントになるが牝馬戦故、気配は重視したい。

こんな感じだそう。いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?オヤジさん、秋華賞ではそれなりに馬券買うって言ってました。せっかくの歴史的な馬が出走するレースだからね!って。ボクもそう思います。では第25回秋華賞。素晴らしいレースで馬券が取れますように。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji