天皇賞春2022!競馬オヤジの軽めの考察。

競馬オヤジの壺

こんにちは、競馬オヤジの壺です。今週は阪神競馬場で天皇賞春が行われます。当方といいますか、オヤジさんの仕事の都合で今週は天皇賞春の指数と短評のみとなりますことご了承ください。では行ってみましょう。

GⅠ天皇賞春

指数上位 ⑱⑯⑮ 次点馬 ①⑦③⑨⑤⑪⑧ 次々点馬 ⑬⑩⑰⑫④⑭  ②⑥

短評

①アイアンバローズ 条件戦出走時は、速い上がりを掲示していたが長距離を主戦場にしてからは持続型にややシフト。キレいな流線形の馬体で四肢も軽い愛るえっとながら軽い芝よりも重めの芝の方が好成績なのは血統的適性と潜在的パワーなのだろう。母方のロベルト系が上手く作用している感じもする。ココはチャンス十分も勝ち負けするにはGⅠのラップで粘れるか?

②ハーツイストワール 典型的な東京巧者のような成績。キャリアからまだ奥が吹かそうにも思えるが、右回り・やや重めの芝には大きな課題がありそう。

③ディバインフォース ムラ馬というよりは展開待ちの差し馬。今回も同馬に展開が向くかどうかと、レースレベルが足りるか?だろう。

④ユーキャンスマイル 本質的にはこの条件は合う。が、年齢的なこともあり近走は過去の自身の指数に及ばない。奮起する理由があれば…。

⑤マカオンドール 追われた時の走りは闘争心豊富で好感。ココまで勝ち味にやや遅く、ダービー、菊花賞に出走が叶わなかったのは成長度云々というよりは、もしかしたら物凄いスタミナ馬の可能性を感じるがどうか?前走もゴール板で最も勢いがあったのは同馬だった。限界のスタミナが問われた時にまだ伸びソロある4歳馬。別馬のようになる可能性も!斤量が3㎏UPではあるが、極端に斤量泣きするようなシルエットには見えないが果たして。

⑥メロディーレーン 小柄も小柄な頑張り屋さん。ただ1頭の牝馬ということもあり応援したくはなる。が、現状の阪神且つ、降雨でパワーが必要になるとしんどい。

⑦テーオーロイヤル 形相的には母父のマンハッタンカフェの影響が強そう。キャラも同様に思うのだがどうか?スタミナはこのメンバーでも屈指の1頭だと思うが、パワーも必須な阪神というのが気になる。

⑧クレッシェンドラヴ 血統的には長距離の重めの芝向き。字面の適性面で言ったらココでも屈指。8歳馬ではあるが、馬体も気力もまだまだ若い。正直、GⅠの指数には足りないが馬場次第では上位争いの可能性も。

⑨ヒートオンビート 伸びのある馬体で窮屈さがないシルエットや、心肺機能の優秀さから距離の融通性が高い。本質的にはクラシックディスタンス向きの印象も今回の相手なら。ただあまり悪化した馬場になったらは果たしてどうか?稍重程度なら好勝負。

⑩トーセンカンビーナ ディープインパクト産駒らしい末脚のある同馬も、今回のコース形態や馬場、天候からはそれが発揮できる可能性はかなり難しい。

⑪マイネルファンロン 最終的な資質がどこまでか?と問われれば、GⅡ級であろうと現状は答える。追い切りの感じから状態の良さはひしひしと伝わるし、7歳にしてプチ覚醒の匂いも。馬柱にある騎手の名前は全て上位の騎手。陣営は元々大きな期待をしている!?

⑫ハヤヤッコ 前走の走りには驚かされた!血統的には不思議ないのだが上位争いに食い込むとは同馬に対して芝では少々下に見ていたのかも。ダートと芝の重馬場では勝手が違うし、前走のレベル自体は低めではあるが果たして。

⑬ロバートソンキー 既にいわれれいることだが、前走条件戦馬では長距離のスペシャリストが揃う上級GⅠでは厳しい。とはいえ同馬は神戸新聞杯3着、菊花賞6着と意外と格負けはしない。先物買いという手もあるが。

⑭ヴァルコス 元々、素質上位馬でクラシックでも期待されていた同馬。長期休養があり馬は非常にフレッシュ。ノヴェリスト産駒ではあるが、同馬の場合稍重位の少々緩い馬場が向く。重馬場以上は未知数も伸びのある馬体的にはスタミナもありそうで、母父の良い影響がありそう。

⑮タガノディアマンテ そもそもの資質が高い同馬。6走前と4走前に長距離馬としての資質の片鱗どころか、本質を見せた。悪化した馬場は結果を出せてはいないが、手先の感じからはそれ程苦にはしなさそうではあるが。

⑯タイトルホルダー 社台G産馬ではないからか、いつもオッズ的には舐められる同馬。狙う人にとってはありがたいだろう。前走は有馬記念後の一頓挫で状態一息。有馬記念も上位勢とは差があったように思われるも、大目標だった菊花賞がピークだったのも事実。前走、あの程度で勝ち切れたことがポイントで、上昇度は上々。

⑰シルヴァーソニック 兄のキャプテントゥーレは中距離のズブいワンラップホース。同馬は父かかわったことでそのまま長距離にシフトした感じ。トニービンのスタミナが活きた結果だろう。今回も持続力勝負になれば出番はある。

⑱ディープボンド 元々、上級重賞馬ではあったが昨年の阪神大賞典で素質が開花した感。そこからもジワジワと成長し、国内GⅠでも2度連対。凱旋門賞のダメージを心配したが、鞍上が無理をさせなかった事と同馬の精神的なタフさと体力が物凄く、遠征帰り特有のへたりもなく順調のよう。陣営は良い意味で鼻息が荒く、ココは何としてもという感じ。大外枠は本質的には問題あるも、馬場が極端に悪くなると内側の方が厳しくなる。跳びが大きいが整備の整った日本の馬場ならば、不良になったとしても凱旋門賞のような事はないどころか、後者の部類。早仕掛けしてもバテないため、タイトルホルダーとの名勝負を期待。

ちょっとした総評~っす!

っていうか、オヤジさんが狙いたいかな?っていってた内容をお伝えします。自信度はかなり低いってことをご了承の程(笑)

ディープボンドにタイトルホルダーは適性も能力も上で、ココでは明らかに2強。ではあるが、不安点もある。そもそもがGⅠを勝ち切れる馬というのは、資質が一枚上。人間でも能力の違いを感じることがあるように、馬も同様。確かにディープボンドにはタフさやクレバーさにパワー&スタミナは水準を軽く超えている。タイトルホルダーはステイヤーではないという意見も多いが、体の線や骨格や関節の可動域というか締まりや胸の形に走法からも明らかに長距離馬。ステイヤーというのは長い距離をワンラップで走り切り、最後の一頑張りができる。かのライスシャワーが典型。厳密にいってしまえばディープボンドもステイヤーに近い馬ではないか?体形的にいえば、ユーキャンスマイルやヴァルコスがやや近い。ヒートオンビートやシルヴァーソニックはまた違った長距離型。リバートソンキーがパワー型のステイヤータイプとはいえそうではあるそう。

現代の日本競馬ではステイヤーは絶滅危惧種で、ディープボンドもGⅠを狙ってきっちり勝つならここしかないということなんだろう。有馬記念や宝塚記念もチャンスはあるが、超GⅠ級が出てくると好勝負こそすれ勝ち切るのは難しいからね!と。

オヤジさんが、狙ってみたい馬というか一応の序列としては本命には⑮タガノディアマンテがどうか?って。調教の過程がステイヤータイプではないのでスタミナ切れを起こす可能性はあるけど可能性は無くはないはずと。対抗には⑱ディープボンド!ココの適性が一番で馬場の悪化も味方にできる。大外枠は少々心配で、内がボロボロになってみんなが外を回すならokも跳びの大きさや鞍上の騎乗法からも中段の外になるだろう。3角から早めにタイトルホルダーを捕まえに行った時、ガス欠を起こすことはないも、脚元をすくわれる可能性はある。単穴には⑤マカオンドール!前走は鞍上と手が合っていなかった。というのも吉田隼騎手は達者な騎手で陣営の信頼も厚い。が、武豊騎手筆頭に日本の上手い騎手は長距離戦での折り合いが抜群。岡部幸元騎手や河内元騎手・現調教師などを見れば明確。中距離までの位置取りや追い出すタイミングはそこそこうまい騎手が強い馬に乗れば!ではあるが長距離戦、特にゴール板を2回通過するコースの場合はやはり騎手の腕は重要。馬の賢さがアダになるケースもある位だからね。松山弘騎手はココで上手く導ければ、次代の日本人ナンバーワンも見えてくるハズ。使っているとはいえ馬自体まだ底を見せていないと思うんだ。スタミナなら一番の可能性だって結構ありそう。

以下は☆⑯タイトルホルダー。この馬の評価を下げたのは、状態の見極めが何ともなので、直前の気配が見たい。それと応援はしているが、鞍上は少々心配。注は⑨ヒートオンビート。前走のレベル云々はあるけどその分、疲労残してはいない。上がり目もあるし、スローを好位追走で雪崩れ込めれば。連下には⑬⑭⑪⑧①辺りの気配良好な馬を!馬券的にはまだ決めかねているけど、上位3頭から狙いたい。⑮は調教のほとんどが坂路というのが心配材料。

こんな感じだそう。実は7枠3頭狙ってるっていってました。2強が来ても馬券的にはそこそこになるのでは?って。コケる可能性だってあるよとも。どうなんでしょうねぇ(笑)ボクは2強ともコケるとは思えないので、3連系でやや固めで行く予定。固めといってもそこそこ付きますから。では天皇賞春2022day!素晴らしいレースで馬券が取れますように。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji