競馬オヤジのGⅠNHKマイルC2022の軽~~~い、雑談的見解。
こんにちは、競馬オヤジの壺です。天皇賞春は中途半端な見解しか出せずスミマセンでした。オヤジさん、パドック見た瞬間に「あ~タイトルホルダーの仕上がり抜群!こりゃやられたね。この世代の強さと一つ上の世代の微妙さが分かるよ」って。で、元々評価が高かった馬中心に頭固定の3連単だったんですけどねぇ。あの組み合わせは勝ってないんですよ(笑)テーオーロイヤルは稍重馬場だったから買ったようですが、ディープボンドも入れた組み合わせだと付かないからやめたって。でも取ってナンボなんですけどね(笑)
この所、土日に仕事が入って競馬ジックリやれないから予想は微妙といっていたので、今週は注頭の見解をまず出したいと思います。見てくださっている皆さんに迷惑かけたくないとも。
オヤジさんの本命候補はつまらない見解で申し訳ないって言ってましたが、インダストリアだそう。案の定、D・レーン騎手を確保してきたのはNFの天栄では同馬が一番馬という評価なのだろうって。一応、出走各馬の短評も聞きましたので、行ってみましょう。
アルーリングアウェイ 3走前に阪神で強い競馬。また2走前も高指数で桜花賞でも穴以上の評価だった同馬。ジャスタウェイ産駒で各所に伸びがあって、手先も軽め。筋繊維は繊細も牝馬らしいといえばいえるんだけど、オヤジ的見方になるんだがやや収縮力には難がありそう。背がやや短く首の位置が高めであまり長くはない。これが母方の影響の強さを感じさせるんだよ。2走前の走りからそこそこ人気しそうなんだけど、GⅠなどの頂上決戦になると距離の不安が出てくる可能性を感じるんだよね。それと凄く良い馬なんだけど、自身の走りができないと脆さもありそう。藤岡健厩舎の所属というのが大きなアピールポイントだよね!この厩舎は馬の資質を引き出すのが凄く達者。腕があるからその辺が不気味だよね。
インダストリア 馬体の良さなら同馬が一番じゃないかな?個人的な好みも入っているけどさ。筋肉量の豊富さはキングカメハメハ産駒特有のもの。胸前やトモの身入りはこの時期の3歳馬としては相当。胴が詰まっていること以外は良い意味でリオンディーズ似。ちなみにPOGの指名馬だったんだよねリオンディーズ(笑)筋肉の質も強いキングマンボの系統で繊細さはまずまずも収縮力は上々。前走は単に距離とコース形態の問題ではないかな?決して早熟ということではないが、完成度も良いのではないかな。
オタルエバー スピードはあるけど、スローで息を入れながら走りたいタイプでマイルになるとラップ次第ということになるのでは?Hであれ、ワンラップのMであれSからの長い脚比べであれ、GⅠの厳しいラップになるとどうなんだろう?前走のプラス体重&指しての5着は好感も、今年のメンバーはかなりの粒揃い。また開催間もない東京だから、基本差し追い込み馬は相当な脚力が要求される。もちろんこのコース形態の場合、差し追い込みの一流馬向きではあるけどね。
カワキタレブリー 陣営もまだ探り探りなのかな?それとNF産馬じゃないことからも、何とかクラシック戦線にという陣営の強い意志を感じるローテ。またそれに応える同馬のタフさには頭が下がるね。一走毎に結果が出ているんだけど、意外と展開やコースなどはそれ程選んでいないのは同馬の能力水準が良好なんだろう。今年ブレイク中のドレフォン産駒。ちょっと分かりかねる部分はあるけど、指数的にはう~んというところ。
キングエルメス パンサラッサ、バスラットレオン等の活躍で話題の広尾レース!しかも同馬の場合、生産者&調教師共にパンサラッサと同じ!こういった勢いってすごく重要だよね。ま、矢作芳先生には勢いなんてのは失礼。常に日本のリーディングトレーナーとして今までもこれからも君臨し続けるだろうしね。過去走からも東京の軽い芝のスピード比べはもってこい。距離の不安については、背というか腰の感じに少々不安はあるけど、世代戦でもあるし、この厩舎だからココは狙っての出走!造ってきているよ!写真見る限り。前走、負けたことは参考にはならないのではないかな?
ジャングロ ここまで8戦消化の米国血統なので、早熟の印象が強いと思うんだけど骨格や皮膚感からはまだまだ伸びしろを感じさせるよね。銭形が浮いてるようにも見え、状態は良さそうで、体幹面の充実も。前走は仕上げもさすがだったけど、鞍上のレジェンド武豊騎手の幻惑の逃げは素晴らしかった。それを読み切った横山典騎手だったけど、同馬のしぶとさが思った以上。心肺機能が相当なんだよね。また筋肉量が豊富。重苦しさがなく、手先も軽めで時計勝負は問題なし。マイルへの適性云々もあるとは思うけど、ゴール前踏ん張る系統なんだよね!スパッとキレを使うのではなく。そこがこのNHKマイルに合うかどうか?
ステルナティーア ステルヴィオの下でデビュー時は相当な期待があったよね。馬体もよく似ているんだけど、牡牝の違いがあって筋肉の重厚さとかはやはり兄の方が迫力もあり素晴らしかった記憶がある。まぁそれ以上に両前の接着装蹄は気になる所。成績が問題なければアレだけどねぇ。お兄さんも長く活躍しつつノド他ケアが大変だったからね。同馬も万全ならだろうけど…。
セリフォス ダイワメジャー産駒の相性が良いレースでもあり、芝で走るダイワメジャー産駒特有の骨格に筋肉の質に皮膚感。一目で良い馬だなぁって思わせられる。作りが中内田先生の所の若駒の典型でしょ、この馬体。脾腹の薄さなんかはアドマイヤマーズっぽいよね!この手の馬はやや早熟。また肩の傾斜が少々立ち気味に見えるからストライドもまあまあ。だから距離はマイルベストって判断でしょう。胴も長くはないしね!メリハリの効いた馬体で前腕や脛の筋肉は良いよね。ただ手先のバネ感がちょっと硬めに見える。多少の馬場の悪化は問題ないけど、ゴール前のキレは少々劣る可能性は考えた方が良さそう。休み明けの心配はいらないといえるほどの造りに見えるけど、一応追い切りには注視という所。有力なのは間違いないし好勝負必至。馬券的には2,3着付けで狙いたい。
セイクリッド 新馬、未勝利共にダート出走なんだね。ダートで良いタイム且つかなり速い脚を繰り出しているから芝でもという考えなのかな?そういった面からも未知数な部分が多いよね。今の東京の馬場考えても相当な脚で追い込む必要があるからなかなか難しいところじゃないのかな?応援はしたいけどさ。ただ、順調に成長し戦績を重ねて行ければ、いずれ地方交流の重賞で活躍する可能性もあるんじゃないかな。
ソネットフレーズ 良血だねぇ。しかしダイナカールの一族は素晴らしい。馬体もさ、エアグルーヴなんか垢抜けてて、他馬と比べた時に直ぐ分かる程だったからね。しかも同馬のお母さんはドゥラメンテの全姉。難しい血統ではあるんだけど、ドゥラメンテやアドマイヤグルーヴの爆発力を受け継いでたら相当おもしろい存在になる可能性。過去走のサンプルが2走程でしかも、昨秋までだからジャッジしにくいけど悪くはない。手塚貴厩舎は美浦の現役トレーナーの中でも国枝厩舎などと共に抜群に上手い厩舎。NF系であれ、日高系であれ個性にあった調整で能力を引き出すことにはかなり長けているから、このローテもまずは気にせず追い切りの動きと調整過程に注視してみる予定。
ソリタリオ モーリス産駒らしく、ややタルめで柔らか味十分の筋肉が豊富。骨格も逞しくやや無骨さも感じさせるシルエット。これが若いうちは不器用だったりするんだよね。瞬間的な反応が微妙でさ、小脚が使えなかったりして。また意外と気が強い面があるから気性面が成長するまではワンターンの方が良い産駒も多そう。心肺機能が相当強いから距離の融通性はある産駒が多いと思う。同馬もその典型で前走は気にしなくて良いのでは?逃げた馬の独壇場でもあり小回りの周回コースが合わなかったということでさ。スプリングS出走時のやや締りのキツさや竦んだ感じと比べ、この短期間で四肢がスラッと伸びたようにも見えるんだよね。無駄肉が削ぎ落ちた面もあると思うけどさ。走れる状態に持ってきたという感じじゃないかな?一つ気になるとしたら、騎手かなx?主戦がハッキリしていないんだよね。鮫島克騎手がどうのではなくてね。連続騎乗していないのがね。一流騎手が乗っているんだけどその辺の陣営(厩舎と牧場)の戦略が気にはなる。
タイセイディバイン 伸びは微妙だけど、非常に垢抜けたシルエットだね。1勝馬だけど能力は高い。母方の血を意識して育成してきたんだろうけど、どうやらマイルの方がという判断に切り替えたんでしょう。その辺はさすがの陣営だよね。完成度は上々も、形相的な仕上がりが早くてジックリ力を付けていきそう。筋肉量が豊富で質も上々。重厚感があるのでパワー型マイラーというキャラなのかな、現状は。時計勝負がどうかな?と思ったんだけど、近走でそれもクリア。おもしろい存在だと思うよ。
ダノンスコーピオン 首が水平に近い感じに出ているので、分かりにくい面はあるけど、キ甲の感じから完成度は高そうなんだよね。とはいえまだパンッとはしていないんだろうね。共同通信杯での敗戦は成長期でもあり、状態一息という面もあったんだろうから。川田将騎手はきちんと話す騎手だからね、数少ない。また顔付からはこの馬の賢さが伝わってくる。小顔でハンサムっぽい。トモと胸前の張りが抜群で今回仕上げは万全では?能力的にも十分勝負になりそうではある。
ダンテスビュー 馬体のシルエットからマイルへの距離短縮が肝にはなるけど、仕上がりの良さはこの中でも随一なんじゃないの?皐月賞からの中2週ということもあって、本数とか程々だとは思うけどね。正直にいえば、もう少しゴツさんがあると相当な馬になりそうな位良いフォルムをしているんだよね。皐月賞は軒並み骨格なり逞しい馬が上位に入線したパワー必須のレースだったこともあって仕方ない。う~ん、でもやっぱり華奢な感じは否めないけど、血統的には相当おもしろいのでは?
ディオ 1勝馬ながら重賞でも好勝負してるし人気もしてるんだよね。よく見ていないから何とも言えないんだけど成長途上での仕上げの可能性が高いのかな?勝ち味に遅い可能性もあるけどね。生産牧場や厩舎からも、この先の伸びしろが期待できそうなんだよね。厩舎で鍛えながら強くしていくという。試金石であることは間違いないけど、基礎能力は意外と高そう。
デルマグレムリン 母の母のシンコウラブリイは好きな馬だったなぁ、藤沢和先生の所の初期の所属馬でさ。この世代の牝馬のレベルってかなり高かった記憶。父のディーマジェスティに関しては、様々な見解がありそうも産駒は母方次第ではあるもやや早熟傾向に出そうな気もする。というのも、やや早熟な血統に付けて早くから活躍させる戦略を取りやすい種付け料だったりするでしょ。同馬もここまでそれなりの相手に馬主孝行なレースを続けているもんね。やや速力が足りなさそうではあるけど、頑張って欲しい。でも騎乗依頼している騎手のラインナップを見る限り、陣営の期待も高く実際走る馬なのかもしれない。見やすい写真があったらよかったのに。
トウシンマカオ 胸の深さや底力ありそうな下腹のラインなどは父に似ている印象。これから筋肉量が増えてくるんだろうけど、骨量というかあまり骨太ではないからお父さんとは少々キャラが違うのかも?手先が軽く、キレを感じさせるのは好感だよね。クロッカスSは高指数でなかなか強かった。このレースの印象からも将来性を感じさせられたよね!次走の人気は正にその賜物。ただ肩の傾斜の感じや曲飛気味の後肢から使える脚が意外と難しいタイプなのかも。戸崎圭騎手の連続騎乗というか一度も手放していないのは大変良い傾向でしょう。
フォラブリューテ やはりGⅠでいきなりの右回りは厳しかったのかな?元々、陣営自体も分かった上で左回りのコースばかり使ってきた訳だからさ。馬体派さすがの良血馬で見所十分なんだよね!被り気味の前肢など個性的な面はあるも、可動域が優秀そうでもあり後は体幹面がパンッとしてきたら結構走りそうではある。ただエピファネイア産駒って関節の締りが良い意味で緩い馬が多いんだけど、体幹面がしっかりしていないと肝心なところで後れを取るケースがある。同馬の場合はもちろんこれから更に良くなってくるんだろうけど、まだ緩さを感じさせるよね、良くも悪くも。筋繊維の素晴らしさや流線形のシルエットからもいずれは走ってくるでしょ、アクシデント等がなければ。東京のマイルならこの相手でも好勝負できる可能性は十分素材的にはある。
プルパレイ M・デムーロ騎手がデビューから手綱を取り続けていることからも分かるように好素材なのは間違いないのですが、キャラ的に東京マイルのキレ&スピード比べでゴール前踏ん張れるかどうかだろうね。多少の馬場の悪化は歓迎じゃないの?器用さと底力を兼ね備えておりまた、騎手の指示にも対応するクレバーさもある。戦略的な騎乗をする鞍上のデムーロ騎手とはピッタリなんだよね!どういった騎乗をするかにもよるけど、不気味な1頭であるのは間違いないでしょ。
マテンロウオリオン エンジンの優秀さはもちろんあるけど、それ以上にクレバーさと度胸のようなものがあるんじゃないかな?この時期の3歳馬で狭い内を掬って勝ち切るレースができる(2走前)ってのはなかなかだよね。母方の名前を見ても底力は相当!また生産牧場(ムラカミファーム)と昆貢厩舎からも、大人の事情関係ないローテや狙った仕上げをしてきそう。鞍上の横山典騎手とも手が合っており、唯一の懸念としてはパンパンの良馬場でNF産馬向きのキレ&時計勝負になった時に2,3着というのはありそうなんだよね。同じダイワメジャー産駒のセリフォス同様基礎能力はかなり高いが、成長曲線や育成法(技術)は大分違ってそうなんだよね。筋肉の硬質化がユックリならば、ジンワリと成長曲線を描きそうな気がする。もちろん有力馬であることは間違いないけどね。
総評~っす!というか、オヤジが買おうかな?と思っている馬
◎インダストリア 頭固定の予定。
対抗以下はまだ未定も相手候補
マテンロウオリオン キングエルメス ダンテスビュー タイセイディバイン ソリタリオ
抑えというか3連単の2,3着付け(特に3着)やや希望的観測も。
ソネットフレーズ セリフォス ダノンスコーピオン
トウシンマカオとプルパレイは追い切り後にジャッジも3着付けなら。
いかがでしたか?日曜日に予想が出せたら出しますので、懲りずに見に来ていただけたら幸いです。ではNHKマイルC2022!楽しみましょう。
byチーム競馬オヤジ
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