オークス2021day!競馬オヤジのヘッポコ馬券は!?

競馬オヤジの壺

こんにちは、競馬オヤジの壺です。今週はオークスですね!稀代のアイドルホース・ソダシが出走します。単勝オッズは1倍台とその期待も大きい。ココも無敗でキッチリ勝つのでしょうか?オヤジさんのジャッジはどうなんでしょう?では行ってみましょう。

新潟12R 火打山特別(2勝クラス)

指数上位 ②⑩⑫➂ 次点馬 ⑤⑮①④⑧

GⅠ裏のローカルの場合、仕上げの匙加減や鞍上のレベルによって、なかなか理解できない結果になりやすい。が、今回は指数の序列がまずまず分かりやすかったことと、間違いなくHペースになるであろうメンバー構成、2勝クラスの特別戦故、減量の恩恵がないことからこのレースを取り上げる。ココは人気サイドのレースと見ており、本命党の出番だろう。但し、仕上がり他、キッチリチェックはして欲しい。

◎⑩ 〇② ▲なし ☆⑮ 注➂ △1① △2⑫ △3⑧ △4⑤

本命対抗からの3連系で行くつもり。但し、☆注に関しては上位食い込む可能性あるとは見ている。連下は基本3連系の3列目で行きたい。または上位勢の出来が良さそうなら馬連等で点数を絞るのも手か!?

中京12R 2勝クラス

指数上位 ①②⑤ 次点馬 ⑩⑧④⑨

一般戦故の減量騎手起用が1つのポイントになるが、ココでは有力馬にしっかりと腕のある若手や実績上位騎手を起用している。3場開催でも格的には2場目なのであまり神経質にならなくても良さそう。ただ、回り(コース含む)の得手不得手がハッキリしている馬が多く、ココも現時点では人気サイドの予想になること了承願いたい。

◎① 〇② ▲⑩ ☆⑦ 注⑤ △1⑨ △2⑧ △3④

基本的には上位3巴というジャッジをする人は多いだろう。オヤジ的にも例に及ばす。馬券的には3連系で行きたいが、本命対抗に関しては裏表抑えるべきだろう。基本的に連下以下は何が来てもおかしくない所、無理やり印を付けている面もあるので、上位5頭中心で連下以下(無印も仕上がり良ければ3連系の3列目に入れても)はおまけ的な買い方の予定。

東京11R GⅠオークス

指数は動画をご参照ください。

各馬短評

①ククナ 生産牧場等では育成時、相当評価が高かった記憶。確かに同馬の走りからは一流馬の印象も!母のクルミナルはややタルめながら素晴らしい筋肉を多く纏っていた感。但し走法的に脚の使い所に難しさがあった気がする。同馬の場合、父の影響か繊細でやや硬質ながら優良な筋肉の質の感。走法的にはピッチに近いが身体能力が高いのだろう、使える脚がそれ程短くない。前走の桜花賞時の位置取りにガッカリした人も多いだろう。が、アレは陣営の指示だったのかも!?ユックリ入って末を伸ばしたラップは正にオークス向き。少々懸念をいえば、オークスではダービーと違い近10年、1枠はやや死に枠になっているが…。

②スルーセブンシーズ やや地味に見える血統も、NF産馬で近親には活躍馬が多数。試験的な訳ではないのだろうが、同馬の母の産駒は意外性の追求をしているかのような配合。またドリームジャーニー産駒は意外性がある。同馬は体質に問題がありそうで、陣営もトライアルには目もくれずという感じ。尾関知先生は大久保洋吉門下の腕利きで獣医師。NF所属馬でやや体質に不安があるが期待している馬の有力入厩先の1つ。ココまで高レベルのレース経験はないが、かえって馬が傷んでもいない。

➂パープルレディー デビュー時から一定の水準の指数は出しているが、如何せん馬体が大きくなって来ない。この兄弟にいえることだが、かなりゆっくりとした成長曲線なのだろう。同舞台での勝ち鞍があり、2400のスタミナが問われるレースになれば!

④タガノパッション 前走はなかなかのパフォーマンスで、同馬の評価は分かれそう。馬格や字面よりも、牝馬らしくシャープなシルエット。脾腹が巻き上がっているように見えるのは体型だろう。骨格の可動域が良好で非常に器用そう。寝気味でそこそこ長めの繋ぎながら重馬場で競り勝つ走りをしたのはメンタルがしっかりしているのだろう。また鮫島一厩舎は馬のケアが相当上手いというのもあるが、馬を仕入れる鮫島先生の好みなのか、割とタフな馬が多い印象も。4年前の2着馬、モズカッチャンが少々ダブる面がある。そういった総合的な面がないとこのローテでは馬がヘタれてしまう可能性も。この枠でこの鞍上ならば、前半中段のインでジッとし、ラスト400からのイン突きの可能性。

⑤クールキャット 日本古来のメジロ牝名で父はスクリーンヒーロー!成長力の塊のような馬。またメジロの牝系(現レイクヴィラファーム)に武豊騎手というのはオヤジには魅力満載の組み合わせ。血統面からいえば新馬戦に1400をチョイスしNHKマイルCで惜しい2着だったソングラインを負かしているのは同馬の資質の高さだろう。ただ折り合いには相当難しい面もあるようで、武豊騎手が脚の甲の骨折でたまたま空いていたのはラッキーだろう。とはいえレースでしっかりと折り合って走ったのはルメール騎手騎乗の1,5戦目のみで3戦目などはレースレベルが高かったとはいえ酷い騎乗(申し訳ないが)だった。ま、同馬の途中からの先行策で厳しくなったのだが…。前走辺りから馬がグンッと変わった(良い方に)印象が強くある。とはいえやや晩成的な血統構成でもあり、前走の好走がどちらに出るかは微妙。

⑥ウインアグライア 馬体写真だけなら、ちょっと微妙に思ったが、追い切りの映像を見て評価を変えた1頭。体の線はやや縦型で、こういった馬は短距離のスピード比べや一瞬の脚比べには向かない。中距離以上での持続速力比べで発揮すると見ている。自在脚質な面があり、主導権も握れる。またしぶとい脚は相当な武器!

⑦アカイトリノムスメ アパパネの母、ソルティビットが強く出ている場合、クラシックディスタンスやGⅠの頂上決戦だとやや劣る印象。代を重ねて行けば逆にワンラップのスピード(短距離)が武器になる可能性はあるが…。同馬の場合、非常に品のあるシルエットで父のディープインパクトの良さが強く出ている印象がある。やや華奢な印象もあるが、初の長距離遠征に右回りでタフなマイルの流れだった桜花賞で勝負に行っての4着は能力の証。馬体的にも過去走の印象からも中距離向きっぽく、とうきょいコースは3勝の得意舞台。ルメール騎手騎乗で人気し過ぎの感も評価せざるを得ないだろう。

⑧ハギノピリナ キズナ×アドマイヤムーンと成長力のありそうな種牡馬を配合されているのは魅力。だからなのか使われつつ指数を伸ばしてもいる。前走は上手な競馬で味のある勝ち方。ココは相手が強いが上手く立ち回れれば!

⑨ユーバーレーベン 前走の馬体減は正直、驚いたし上がり目を懸念した。元々は桜花賞に向けてチューリップ賞から桜花賞、そしてここへのローテだったも、仙痛によりローテ変更。状態イマイチのフラワーC~立て直したフローラSからココへ。これらがどう出るか?心配だったが、中間の調整過程を見て、それ程評価を下げる必要がないだろうとのジャッジ。この血統ながら速い時計勝負にも対応し能力の高さは立証済み。中間の写真からも馬体が細くなっていることもなく、あまり馬体重に囚われることもなさそう。やや気性面に課題はあるが、最近乗れている鞍上が上手く導くか!?個人的には競馬の見方他、競馬の情報で常にお手本とし、敬愛させていただいた故・岡田繁幸氏も同馬の走りを見たかったことだろう。応援したい1頭。

⑩エンスージアム 前走、不向きと思っていたが、後方からなかなかの脚を使い5馬身差まで詰めてきた。小柄ながら筋肉量が豊富でその張りも上々。皮膚が薄く、銭形が浮いて見える程状態が良さそう。好走には壺のようなモノがあり、前半厳しいラップにならず、そこそこの位置を取ってスローペースからの上がり勝負というのがそれなのだと見ているがどうか。今回、そういった展開になる可能性は高いという見立てが多いが…。

⑪ソダシ 白毛のGⅠ馬は世界的にも珍しいどころか、前例がないとのこと。希少価値のかなり高い稀代のアイドルホースとしてファンは多い。それがこの単勝オッズにも反映されているのだろう。ココまで見せた同馬の強さにはたくさん理由はあるが、他馬と比較しても優位性があるのが、相当高い心肺機能に完成度。また賢いメンタルだろう。跳びが大きく瞬間的な反応が微妙ながら、位置が取れ鞍上の指示にすんなり反応する面からも、死角は少ない。一世代戦ならば距離的な不安があっても絶対能力でどうにかするケースというか、この時点では能力の絶対値の方が重要。ただ長距離馬特有のエネルギー効率の良い走法とは思えない。そこがどう出るかはあるが、もちろん今年の牝馬クラシック戦線の主役。

⑫ミヤビハイディ 東京未勝利の勝ち鞍はあるが、キレ比べよりも速力の持続勝負向き。中段差し位置から4角で捲る競馬が勝ちパターンも、前半速いラップになったり、上がりのキレ勝負になるとやや分が悪いか!?距離延長は向きそう。

⑬ファインルージュ 桜花賞の走りは素晴らしかった!陣営の仕上げはもちろんだが、ソダシをマークし、内をスルスルと抜けてきた同馬の器用さと鞍上の福永祐騎手の戦略眼及び騎乗の賜物だろう。血統面的には母方の血から距離不安が言われているが、馬体的にも少々疑問も。しなやかでキレイな胴のラインは非常に魅力ではあるが、胴の長さにバランス的な前肢の長さなどからはやはりマイルベターで多少の距離延長okという印象。陣営的にもこの中間の調整が距離を意識している感があり、また使われ方自体も同様。能力自体は相当あり完成度も高い故、軽くは扱えないが、適性としてはやはり、マイル~1800辺りでそこそこ速いラップを先行~中段で追走しラスト400の速力勝負というイメージがあるが果たして。

⑭ストライプ 動画でもコメントしたが、馬体的には距離延びても対応しそうな印象。また薄い皮膚感や豊富な筋肉量に雄大な馬格はかなり垢抜けている。陣営が短めの距離中心にチョイスしているのは気性面からのことなのか、母方の血からのことなのかは不明。データ的には厳しいが重賞でもそこそこ走っており…。

⑮アールドヴィーヴル 馬体の垢抜け度自体は相当で前走はかなり期待した1頭。ただ使う毎に馬体が減り、元々伸びやかなシルエットのせいもあって、とても細身な印象。バネのありそうな手先をしているが、やや立ち繋ぎで不良馬場だった新馬戦でのあの走りは納得。馬体重ばかり気にするわけではないが中間はどうにか保っていそう。伸びのあるシルエットや母方の血統から、距離延長は向くが馬場の乾き度合い等からもどこまで軽い馬場になってしまうかだろう。現状、時計には壁がありそうだが…。

⑯ニーナドレス 無敗の良血馬で正直、データ的にはアウトもかなり不気味。JRAの中長距離で屈指の腕を誇る友道康厩舎がこの中間、素晴らしい攻め馬を敢行。NF産ではない故、外厩との連携ではない調整でメイチの仕上げを施している可能性。指数的にココで通用するモノではないが、出走馬中最も広い間隔でそもそもの能力値が図りにくい。また成長力自体もありそう。どうジャッジするか、かなり難しい1頭。

⑰スライリー 前走こそ同馬のキャラというか適性だろう。中距離以上で位置取って粘り込む。ただ血統的には気性面に難しさがあり、また使える脚というかキャラ的に速い脚がない。前走は指数的には少々微妙ではあるが、距離延びて更に位置自体は取りやすくなるだろう。また気性面的に馬群が微妙故、この枠も結果オーライとの見方も!

⑱ステラリア 前走の時計は速い馬場による恩恵。がだ、上がり1000のラップ自体はかなり優秀で同馬の持続力の高さを証明するモノ。馬体的にも窮屈さがなく、骨量も良好で、キズナ産駒特有の粘りのある強そうな良好な筋肉をしっかり纏っている。ユッタリとした走法で良い意味で跳びが大きく、背中の強さを感じさせる。中間の調整からもローテからもココに向けて陣営が計画的に育成してきた感。馬の個性を活かし、能力を出させることでは現役でも屈指の若手調教師・斎藤崇先生が、クイーンC後にオークス取りへ舵を切った!距離延長が最もプラスに出る1頭。

総評~っす!

今年の牝馬クラシック戦線のレベルはそこそこ高い。それ自体は来週のサトノレイナスが、牡馬と好勝負しある意味証明するだろう。マイルでは、先日のNHKマイルCでソングラインが勝ちに等しい2着で既に証明してもいる。ココで中心のソダシ自体、既にそのレベルにあるというか、その中心を担ってきた実績は単なる能力というだけでなく、競走馬個体として資質の証明だろう。指数でも馬体的にも今年の牝馬ではサトノレイナスがナンバーワンと見ていたが、それを過去の2回のGⅠでことごとく、退けたソダシは強い。距離云々もあるがそれも絶対能力でクリアしてしまう可能性は高いだろう。じゃあソダシが本命か!?今回は少々狙ってみたい。自信度は低めになる故、参考程度にして欲しい。

今年の物差しレースとしては、阪神JF、クイーンC、桜花賞がある。このレースで各馬の走りから、力関係を探るしかない。ただ桜花賞に関しては馬の絶対能力は図れるが、ややマイルに偏った適性が出たレースだと判断している。

まずは印!

◎⑨ 〇⑱ ▲⑦ ☆⑯ 注⑪ △1① △2⑤ △3⑥ △4④ △5⑮

印が多くなってしまった。印を付けたコンセプトは、ココまで散々述べてきた絶対能力自体は2,3番目のファクターとして、オークスで後半想定されるラップに適しそう且つ距離延長が向きそうな馬を中心にした。ソダシは能力自体疑う余地はないが、本当に軽い芝・長い直線の東京2400で同様のパフォーマンスができるかどうか?使い出し自体、函館の1800なので陣営的にも中距離馬とジャッジしていたのだろう。ただそこから阪神JF~桜花賞路線に切り替え、そういった調整にレースを行ってきた故、ココで上手く切り替えができるのか?に賭けてみたい。つよいマイラーの可能性はある。

正直、本命と対抗どちらを上、いや▲含めどれを軸にするか今でも迷っている。直前の気配で変えてしまう可能性は否定できないが、現時点では、感情的にもやはり同馬を上に取りたい。仙痛が原因で桜花賞路線を諦め、ココに最大の目標を据えたユーバーレーベンの弔い合戦に期待する。

⑦は中距離以上での経験がない面から3番手とした。資質としては負けていないと見ているが、やはり未経験なのは気になる。⑯は友道厩舎がメイチの仕上げでどうなるか?データ的にはアウトも過去2走の走りから好勝負出来る資質を秘めている可能性は否定できない。その同馬に現時点で最高の仕上げを施したとなると。連下になってはしまったが、①⑤⑥④⑮にも十分チャンスがある。①はスローからの上がり勝負になれば!⑤は状態面の問題もあるが何より折り合って進めるかどうか!?⑥は内伸びの前残りになれば。④も同様でスローの好位からのイン突き。⑮に関してはソダシ同様、同馬の高い資質に期待という面。ソダシに関しては3連系であれば上位3頭と近い扱いにする予定。桜花賞での走りから、完成度が高い強いマイラーの可能性は否定できない。ちなみに桜花賞上位勢で距離延びてと思わせたのはサトノレイナス除けば、ククナとアールドヴィーヴルと位置取りが微妙ではあるがアカイトリノムスメか!?

馬券的には3連系中心になるが、ソダシを除いた馬連は買いたい。何度もコメントしてしまうが今回はオッズをかなり意識した買い方になったため、参考程度にして欲しい。

こんな感じだそう。いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?オークス楽しみですね。では素晴らしいレースで馬券が取れますように。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji