有馬記念2021day!競馬オヤジのヘッポコ考察。

競馬オヤジの壺

こんにちは、競馬オヤジの壺です。今日はいよいよグランプリ・有馬記念!先週のオヤジさんは朝日FSでは結局抑えのみチョイ浮きだそう。見解はまずまずだったですけどね。阪神の最終でガツンと大きく勝ったので良かったようですが。今週はグランプリでキッチリいって欲しい!今週ア有馬中心になりますので他のレースは簡易的になります。ご了承の程。では行ってみましょう。

中山10R フェアウェルS

指数上位 ⑫⑮④③⑤⑥ 次点馬 ⑪⑭②⑦

このクラスはやはり層が厚い。ココもかなりの好メンバーなのに3歳馬不在。展開的にはHペース必至でスピード能力と底力が問われる。基本、指数上位での決着になるだろうが、流れ次第で組み合わせの妙がある。馬券の中心には思い切ってみたい。買い目が増えること了承願う。④⑦辺りを3連系の中心に据えてみるのはどうだろう。③⑤⑫⑮⑪②辺りを絡めた3連系でそこそこの配当を狙ってみたい。

中山11R 第66回有馬記念

指数上位 ⑦⑩ 次点馬 ⑯⑪⑤①② 次々点馬 ⑬⑥③⑫

人気2頭をどう見るかによって、馬券作戦は大きく変わる。クロノジェネシスは名牝と呼べるし、エフフォーリアも名馬といっても過言ではない。が、過去のどのレベルの名馬と見るべきか?近年の有馬記念で最も高かったのは、リスグラシューとオルフェーブルの2頭。オルフェーブルは言わずもがな日本競馬界の怪童!といえる程。オヤジ的にもスーパーホースといつも言っているが、最強馬の1頭と今も思っている。リスグラシューに関してはピークがどうだったのか?個人的にはピークで引退したとのジャッジで適性も抜群。強くなってからは父ハーツクライを彷彿とさせるシルエットにもなり良好な可動域ながら強い体幹で近代競馬での理想的な牝馬といえるのではないか?ちなみにアーモンドアイはもちろんスーパーホース。有馬での敗戦は馬場や展開など複合的な理由があるも、1週前のゴール板まで少々掛かり気味だったのに、あのペースが原因だと見ている。ココで何度もいってきたが、日本競馬・最強の1頭ディープインパクトも菊花賞で1週目のゴール板まで掛かっており、武豊騎手がなだめるのに苦労していた感。強い馬ってのは頭も良いもの。鞍上とのコミュニケーション云々をいう人がいるも、我も強い!

「ゴールが来ちゃうよ!」

とでもいっているかのような掛かり方。菊花賞時のアリストテレスのように良い意味でとぼけたタイプならそういったことは心配ないんですよね。現状のアリストテレスは少々キャラ変したっぽいしAJCCや阪神大賞典でしんどいレースを経験した影響がありそう。本質的には重馬場okなタイプであると今でもみているんですが。今回エフフォーリアがコーナーを6回通るコース初体験。これがどう出るか?でしょう。

各馬短評

①ペルシアンナイト ハービンジャー産駒の典型といえる資質が多いタイプ。タフで時計が掛かる荒れ馬場向き。距離の融通性も高い。が、善戦タイプでもあり状態が良い場合、自身の指数分は走る。器用さもあるので今回、最内を活かして!

②パンサラッサ 過去2走の走りは指数的にも侮るなかれ!正直にいえばここでも十分勝負になる。馬体的には元々見所はおおかったが、現状のシルエットは上級重賞でも戦えるモノ。張り抜群のトモは魅力も力感のある太い首差に大きな胸囲でそうそうバテない。バネ感のある手先でリズムよく行けば後方から捕まえるのは容易ではないのでは?

③モズベッロ 小器用な脚が使えるタイプで、蹄底のあり荒れた馬場は向く。重馬場も比較的上手いが体幹や筋力の強さが一流馬のソレとは少々違うため反動も大きい。近走の結果や雰囲気から手が出しづらい。

④メロディーレーン 小柄でタフな牝馬でスタミナが相当。正直、3000で53㎏以下で走れればおもしろいのだが。

⑤ディープボンド 昨今の競走馬では少々珍しいズブい系統の長距離馬!スタミナやパワーは相当でスタミナ能力を更に拡張しているのはその走法。跳びが大きく、エネルギー効率が良好。ただその分、トリッキーな中山だと勝負所での早い対応や一瞬の加速が微妙。意外と器用さがあるのでこのコースが決してダメとは思わないが、M以上の我慢比べになった時に出番が来る。

⑥ウインキートス 牝馬ながらやや強靭というか収縮力の強い筋肉の質や良好な可動域がセールスポイント。またスラッとしたシルエットでオヤジ的ないい方で申し訳ないが縦型。こういったタイプは小回りの周回コース向きの印象。う~ん、似ているという程ではないがマツリダゴッホが縦型でスラッと伸びのある馬体だった印象。指数的には微妙も適性の高さと前走余力が残っていれば!

⑦クロノジェネシス 現役最強といえる指数の持ち主(昨年の天皇賞秋と昨年と今年の宝塚記念)。条件の異なる競馬場での好走はそもそもの資質の高さを表している。力のいる馬場も向くタイプで重馬場もok。元々、皮膚はそれ程薄く見せる方ではいが、今回は冬毛も目立つ。追い切りに関してはまずますも斎藤崇調教師の泣きで懸念先行も。個人的には出来以上に、本質的なスタミナが問われた時にどうか?という点。昨年の有馬記念では後半の持続勝負をやや早めの仕掛けで凌ぎきったがスタミナの証明という訳ではない。あれは同馬のポイテンシャルの高さは証明したが、M以上のラップで3角からレースが動いた場合にどうか?鞍上から早仕掛けの心配は薄いが、母系には重厚なスタミナの裏付けなく…。展開をどう読むかだろう。

⑧ユーキャンスマイル タフな中長距離のサウスポー。右回りでも好走しているという風にいわれそうも、指数が違う。ただ加齢で東京のようなスピードが問われるコース・レースには不向きにもなってきている。スタミナ自体は豊富なので展開向けば。

⑨ステラヴェローチェ 折り合いに不安があるのか?距離なのか?騎乗する騎手は後ろからの傾向が強い。確かに筋肉量豊富でシルエットの伸びからも距離が云々はありそう。気の強さが相当で、手先の強靭さも相まって悪化した馬場も重馬場もなんのその。逆にいえばパンパンの良馬場であろうと多少悪化しようともそれ程差なく走れるタイプ。基礎能力は高く距離、コースへの順応性も高いが、本質は時計の掛かる馬場の中距離だろう。最終追いの動き秀逸で鞍上との手も合いそう。

⑩エフフォーリア 天皇賞秋の指数(オヤジ指数)はかなりのモノ。キャラというか形相的にはエピファネイアやハーツクライ(母父)からきていそうも、本質的なキャラはシーザリオではないか?エピファネイアのパワーと推進力ハーツクライの伸びのあるシルエットに良好な可動域など素晴らしい遺伝子を受け継いでもいるが、ヒシアマゾン系(母系)の破壊力にシーザリオのスピード能力とキレが上手く融合した印象。以前、ラッキーライラックのキャラと近い面があるとコメントしたが、前走の天皇賞でグランアレグリアを差し切りコントレイルを突き放した脚は正にそう。ラスト500~400辺りからの100~200で瞬間移動のような脚を繰り出し、他馬を突き放す。スケールの大きい走りをするが意外と器用で馬群もokなので中山も問題はない。天皇賞秋程のできにないという鞍上のコメントもあるが9分程度なら十分勝負になる。懸念をいえば菊花賞を経由していないためコーナー6つのコース形態で掛からなければという面。それと頑強なスタミナ必須の持続型の我慢比べになった時だろう。

⑪アリストテレス コントレイルを追い詰めた菊花賞は強かったが、アレから少々キャラ変の疑い。本質的には重馬場を苦にしないと見てはいるが、骨量が微妙な面があり、AJCCや阪神大賞典での勤続疲労のようなものがネガティブに影響している印象。今回の馬体写真でもシャキッとした立ち姿ではなくややダラッと垂れた印象がある。前走逃げて負けた影響も懸念。

⑫シャドウディーヴァ 出来自体は平行線なのだろう。本質的には左回り向きで実際指数的にも差がある。パワーもスピードも水準以上で能力の本質は高い陣営のイメージとしてはリスグラシューなのかもしれないが、個人的にはヌーヴォレコルトの方が近いのでは。鞍上からも内枠引いてラチ沿いをスルスルとがあれば怖いと思っていたが…。

⑬アカイイト キズナ産駒には収縮力が上々で良い意味で粗めの筋肉の質で皮膚が厚めの産駒が多い。こういったタイプは使われながらというのが多く、徐々に力を付けるし、前走のようにタフな混戦で能力を発揮する。前走の着差は同馬の基礎能力の高さを示すもの。輸送や牡馬の強豪という課題は多いが!

⑭アサマノイタズラ 正直、ココまで啓示した指数では心許ない。が、血統面からも適性面からもまた、鞍上との相性からも大物食いがあっても驚けない。そもそもの馬体も良好でまだ強くなりそう。ラスト800の持続勝負向きなので、後はMペース以上が予測される展開。潜在的なスタミナがどこまであるかにかかっている。

⑮キセキ ルーラーシップににた馬体でパワーやスタミナも、そして持続型の良好な脚も上手く遺伝した感。ディープインパクトの肌故に急速に筋肉の硬質化が進まなかったことで長く現役で活躍したのは素晴らしい。実力はもちろんだがファンの多い馬がこのレースで引退との報。近走は微妙も過去掲示した指数はかなり高い。展開のカギを握る1頭でもある。

⑯タイトルホルダー スタミナが豊富という面もあるのだろうが、馬体の印象からも過去走の印象からも、心肺機能が相当なのだろう。菊花賞のラップがセイウンスカイに類似との話をよく聞いたが、そもそものキャラは違う感。セイウンスカイはスピード能力が相当でスタミナも上々という感も同馬は頑強なるタフさや持続性の高い脚。そして心肺機能の高さがセールスポイントでは?中山の2500は合う。単独での逃げの方が向きそうでもあるが、ポツンと離れた2番手で折り合えれば、遜色はないはず。まだ幼さが残ってもおり、その辺の難しさを出さなければ。

総評~っす!

日本で最も注目度の高いレースなのでキッチリ取りたいが、オヤジ的にはそれ程、得意という訳でもない(笑)グラスワンダーやナリタブライアン、オルフェーブル、ゴールドアクターなどのお陰で高配当をゲットしたこともあるが、かのオグリキャップが勝った引退レースの時もオグリキャップとホワイトストーンの葦毛2頭の1点にぶち込んだくち。またトウカイテイオーが1年ぶりの奇跡の走りを見せた時もパドックでの腰、股関節の素晴らしい柔軟性と追い切りの良好さから単勝はゲットしたものの、ビワハヤヒデがキッチリ2着にきて、その他の馬券(穴狙い)で大勝ちができなかったボンクラでもある(笑)

昔話はココまでで。クロノジェネシスとエフフォーリアの取捨をどうするか?がポイントになる。

クロノジェネシスはに関しては、活気と柔らか味がそこそこあり、馬体減がなければ。エフフォーリアは不確定要素の6つのコーナーがどうか?左前の接着装蹄は前走後、牧場に帰る途中に落鉄したとのこと。しっかりと情報が出ているのであまり心配はしていない。後は持続型のラップに対応できるだろうが、GⅠの頂上決戦で勝ち負けまでいくかどうか?

パンサラッサが展開のカギを握るが、鞍上の菱田裕騎手は強気な騎手。前走程ではないにせよ、肉を切らせて骨を断つ的な走りをするだろう。そこにタイトルホルダーやディープボンド、キセキ辺りがどこで捕まえに行くか?更にそれを見たクロノジェネシス、エフフォーリア、アカイイトがどこで動くか?

せっかくのグランプリなので、穴から入ってみようかと思う。今回のはあくまでも参考までに!印は一応つけるが馬券の中心という面と、それを外した買い方もするしお勧めもする。

◎ウインキートス 〇ステラヴェローチェ ▲クロノジェネシス ☆パンサラッサ 注エフフォーリア △1タイトルホルダー △2アサマノイタズラ △3ディープボンド △4ペルシアンナイト

印が多くなって申し訳ない。◎は少々狙い過ぎの感も、持続勝負を先行しての粘り込み(3着以内)に期待してみようと思う。〇は今年初の55㎏に鞍上がM・デムーロ騎手。この人気なら賭ける価値あり!▲は現時点で指数的には最も強いのは間違いない。出来以上に展開が向くかの懸念。☆は本当に馬が覚醒してきた印象があり(馬体的にもラップ的にも)これも馬券内がないとは言えない。問題は注。不安点を一掃するだけの素材ではある。元々、中山も合うと思っている。が、シーザリオのキャラが最も顕在化しているのだとしたら持続勝負よりもキレ型。本質的なスタミナはあると見ているが、我慢比べはどうか???

連下では△2、△4に穴の匂い。馬券的には上位3頭はやや近い扱いにする予定も、▲に関しては海外帰りでそのレースレベルも高かったので要確認。⑦⑩で決まるようなら、これはお金持ちの馬券(笑)3連系では買い目に入れるもオヤジの馬券ではない(笑)

こんな感じだそう。いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?では第66回有馬記念。素晴らしいレースで馬券が取れますように。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji