皐月賞2022day!競馬オヤジの半端な考察。

競馬オヤジの壺

こんんちは、競馬オヤジの壺です。この所、調子が良くないオヤジさん。平場や最終レースはまずまずも注目度の高い肝心のメインレースがねぇ。オヤジさん曰く、展開面や仕上げの妙を読み切る必要性があるよね!指数派としてはなかなか厳しい面があるというか、結果が伴いにくい。一応、予想を出している以上、申し訳ない気持ちはあるけど皆さんの方が馬券上手いから(笑)って。

今週の皐月賞もぶっつけの馬や旧態依然としたトライアル経由の馬やら対戦比較が難しくまた中山の馬場の問題もあり難しい。今回は皐月賞中心にあくまでもオヤジさんの分析という形を取らせてもらいました。そうじゃないと今、分析が甘い状況でもあるから今週はパスって言われたので…。では行ってみましょう。

阪神11R GⅢアンタレスS

指数上位 ⑧⑯④⑮① 次点馬 ②⑤⑬⑫

指数的には上昇馬と安定馬があり人気の⑫⑬は定石通り上昇中。連勝しているからということだけでなく、重賞でも通用する指数と伸びしろがあり人気も理解できる。ダート馬にしては小柄も斤量泣きはしない⑧だが、ここはなかなか骨っぽい相手。また引退予定を撤回しての現役続行。本命は大井2000のGⅠであることは周知の通りでココは叩き。主戦は皐月賞騎乗でココは代打もこの騎手なら無理はしないだろうし、ダートならヘグる可能性も低い。が頭では買いにくい。一応の印としては上がり馬をあげようかとも思ったが、馬券的には古豪⑮から入る予定。基本的には4歳の上がり馬⑫⑬を絡めて指数上位の3連系馬券で狙いたい。本命馬は一応、頭も買うが2,3着付けがオイシイと思うが。

中山12R サンシャインS(3勝クラス ハンデ戦)

指数上位 ①⑬⑩⑨ 次点馬 ⑤②⑧⑦③

GⅠ後の一戦はなかなか狙い難く、予想外の結果になることもしばしば。だがココは力関係が比較的し易く、追い切りの動きも明確だった感。①は馬券外がなく人気は覚悟も仕方ない。相手には基本指数上位で絞った馬連や3連系で勝負の予定。②⑬辺りが絡むことを期待したい。馬場状態が現状不明ではあるが(馬場造園課がどう造るか?)③が穴か!?

中山11R GⅠ皐月賞

指数は1600~2200で新馬戦から先週のレースまでを掲示。年明け初戦馬は指数的にはやや不利な状況。2戦2勝の①⑱は東京コースとはいえ出色の指数を掲示。少ないキャリアと初の右回りにトリッキーな中山をどうこなすか?

指数上位 ⑫②①⑱ 次点馬 ⑭⑦⑥④⑩⑬⑯ 次々点馬 ⑨⑰⑪

各馬短評

①ダノンベルーガ 幼少期の右トモのアクシデントが尾を引いているのは間違いない。が、過去走見る限り今年の3歳一番馬の可能性大。まだパンッとしておらずキッチリ仕上げると壊れる可能性があるとの報も、現状それなりには仕上がったとも。ただ、1枠1番というのは同馬の脚質や浅い経験、そして内が伸びない馬場状況からも難しい。

②アスクビクターモア デビュー前からNFサイドの評価が高かった1頭。馬体的には背と下腹のラインが平衡に近く、一昔前の一流馬のシルエットに近い。これも母方のレッドゴッド系の血の可能性。まだまだバゴ産駒に近い特徴だとジャッジ。筋肉の質と手先の軽さはディープインパクト産駒の良好な特徴も東京だとキレ負けする可能性。持続勝負の流れになれば十分勝負になる。

③トーセンヴァンノ ここまで11戦消化のタフネスホースも、現状OP以上では厳しい。また中山実績も乏しくココは相手が強い。

④キラーアビリティ ホープフルSは先行向きのラップでスピードの持続型重視の馬場と展開。同馬向きだったのも事実。種牡馬としてやや晩年(後半)のディープインパクトの産駒は良好な特徴を受け継いで入るが、ややパワータイプにシフトしてきた感。タフで使い減りしない印象が強く、正直にいえば馬体写真としても張りが甘いというか、少々タルいシルエットでもあり仕上がり8分程度の可能性。またシルエットの伸びが微妙で適性距離はそれ程長くなさそう。鞍上がいろいろいわれているが、高松宮記念は仕上がり途上でもあり逃げて執拗に絡まれた。番手で折り合っていたらという意見は分かる。大阪杯は仕上がりの問題と輸送後ののr地運動が足りなかったこと。桜花賞は阪神JF4着により前哨戦を使わざるを得なかったこと。全てにおいて鞍上の責任というよりはという感じ。とはいえココで馬主サイド納得の騎乗ができなければ今後に影響する可能性も。

⑤グランドライン 中山向きで勢いのある父系も、OP以上になると足りないのも事実。伸びしろが期待できる3歳春とはいえ上位馬との差は大きい。

⑥ジャスティンロック 前走は先行有利の流れを後方から良い脚で追い込んだ。これにより指数的評価が高い。速めの流れになって差しが決まる流れになればおもしろい。首差しと四肢はスラッとし皮膚も薄く垢抜けた馬体。後肢は曲飛で一瞬のキレが武器だろう。胴の感じから適性距離に限界はありそうも中山2000であれば展開次第。が、鞍上はどうもこのところ大きなレースで結果を残せないというか流れに乗ることを重視し過ぎている感。もっと積極的にレースを支配したり、流れを壊すような騎乗をしないと混戦の上級重賞以上は厳しいのではないか?

⑦ボーンディスウェイ 母系の影響が良い方に出ているのだろうタフなタイプで、やや気性面に難しさはあるもメンタルも強い。自身の能力を常に発揮してここまで結果を出している。主導権を握ることも出来るタイプで仕上がり次第では上位勢を脅かすことも。

⑧ダンテスヴュー 注目されてはいないも、近3走はまずます。この母の産駒はこの所、少々力が微妙ではあるが3歳春にグッと成長し伸びしろを見せる。鞍上もこの馬主と好相性で一発を狙っていそう。

⑨サトノヘリオス ホープフルSはレコード後の約中2週での関東輸送ということで参考外。前走は同馬の適性の高さを見せた。血統的にも父および母の母の父は向いていそうで、穴馬の資格あり!鞍上もこの所上級重賞でも臆さず乗れている。スケール感では微妙だが意外と混戦向きで適性の高さはある。

⑩ジャスティンパレス 母方の重厚な血が上手くマッチした印象。1週前追い切りは素晴らしい動きを見せるも当週の緩い調整がどう出るか?!昨年から体幹面の良い意味での緩さというか締りの良好さがあり収縮力の良い筋肉が豊富についている。ただ成長度はうなんだろう?血統的には仕上がり自体は早めっぽいのだが、馬体写真を見る限り、まだまだこれからという印象が強いのも事実。とはいえ鞍上は勝負強さが戻っており、仕上がり次第ではここは勝ち負けと思っているが果たして。

⑪オニャンコポン 可愛らしい名前で注目されていたも実績も付いてきた。馬体的にもトモの身入りが素晴らしく、バランスの取れた好馬体。血統と名前から少々下に見られそうも、社台ファーム生産の良血馬。GⅠだと相対的な面含め微妙ではあるが、あくまでもこの時期の馬体を他馬と比較して見る限り軽視はできない。全体的なシルエットの多くは父の良好な面かなぁ?と思わせられるもしっかりとした四肢に器用な脚を使える面は母父の影響の可能性。こちらが重視されているのであれば馬券内があっても。鞍上も今売り出し中の若武者で一発を狙っている!

⑫ドウデュース シルエット的にはハーツクライ産駒にたまにいるやや重心が低く、力感が素晴らしいタイプ。そもそも所属する厩舎は日本を代表する友道康厩舎で、調整・育成力は現役屈指の厩舎ではあるが、そもそも健康優良児っぽく手が掛からなそうで、狙った調整ができている感。馬体重にポイントがあり、500㎏を大きくオーバーせず締りがあれば仕上げてきたとのジャッジ。重心の低さからも分かるように、四肢がやや短めで回転の速い走法。あまり文句をいわないレジェンドが前走時に不満を漏らしたのは、最高速が微妙でジワッと伸びる脚を使うタイプ故に中山では差し間に合わなかったこと。完成度も高く、ハンドル操作も抜群。

⑬ビーアストニッシド 少々気性に問題はあるが、逃げたらかなりしぶとい。馬格は牡馬としては中位もパワーも兼ね備えている。良い騎手が空いてはいたが、それでも乗り替わりは痛い。ココは遠慮せず先手を取って粘り込みに期待したいが。

⑭ジオグリフ そもそも2歳~3歳春ではココで2番人気の⑱と同等以上の評価を得ていた同馬。デビュー時からノド鳴りはいわれ続けているが、結果からは問題が出ていない。むしろゲートを上手く出るかの方が課題かもしれない。ドレフォンの産駒は重厚感があり、筋肉量も豊富で見映えがする馬が多い感。前走も完敗といわれているが、この時期の57㎏(1kg重かった)は少なからず影響は強い。それでいてあの競馬なら悲観することはないだろう。

⑮ラーグルフ 正直にいえば、同馬の前走結果でホープフルSのレースレベルに疑問が発生した人は多いと思う。先を見据えた仕上がりと同馬の完成度の問題もあったが、ガッカリした関係者も多いのでは?また早期育成も行ってはいない可能性。能力自体はありそうで、ロベルト系らしさがあるので中山の中距離は向きそうも、やはり完成度に注視はしたい。

⑯ディエルト ドレフォンの産駒は基本ダートの方がといわれそうも、同馬の場合は体幹面の良好さというか締りがキツ過ぎず良好。また筋肉も現状は柔らか味が抜群で芝であの走りも納得。年末のデビューもキ甲の感じからも成長度は高そうで骨格の素晴らしさも相まって迫力十分。気性面に大きな問題があるようなので、岩田康騎手の継続は大きなプラス。内が伸びる馬場だと相当しぶといが。

⑰マテンロウレオ 前走は明らかに調整出走の感。母方から中山のようなコースも向くし、新馬戦のような馬群の内からグイッと伸びる器用さは頼もしい。シルエットがスラッとし、まだこれからという感じもしなくはないがしぶとし差し脚を使う面からも本質的にはやや重めの芝で坂のある長い直線向きの感。今回は明らかに前走時とは調整過程が違う!伸びしろが相当の可能性。

⑱イクイノックス 馬体の良さはココ出走の中でも抜群。また過去走の印象からも能力自体を感じさせる。父のキタサンブラックも好馬体の持ち主だったが、その父のブラックタイドも現役時の馬体の良さはかの3冠馬であり全弟のディープインパクトよりも上との評価は多かった印象。まぁディープインパクトの場合は規格外といえるが。キタサンブラック産駒の中山芝の成績などは正直厳しいが、NFや社台Fの優秀な繁殖牝馬との配合がまだ少ないという考え方もできる。父の実績を加味した血統面からはむしろ向くとも思える。新馬戦、東スポ杯2歳Sの指数自体はかなり良好で、それだけを見ればここでも好勝負。経験や体質の弱さから評価に迷う1頭ではある。

総評~っす!

ダービーはダノンベルーガで勝負する予定だった人は多いのではないか?私も例に漏れずではあった。ココに出走してくるのは5分5分以下と考えていたので…。あくまでも追い切りとしてみればまぁ右回りも問題はないと思える動きではあるが、東京での2戦の脚は他馬とはレベルの違いを感じさせた。美浦で追い切りを見たことが何度かあるが、名馬というのは余程の調教動かないタイプでない限り追い切りの動きからして違う。ココで好素材といわれている①⑱は見映え十分。他では②⑦⑭⑰は素晴らしかったし、⑫と⑩の1週前も同様。問題はホープフルS勝ち馬の動きがあまり良く見えなかった事と①と⑱の2戦2勝馬が極端な枠に入ったこと。また中山どころか右回り初という面だろう。個人的にはそもそもGⅠでは投資額がかなり低く、参加することで楽しむ程度にしているが今年の皐月賞は最低限の遊び程度にする予定。ダービーに向けての諸々の確認や比較という感じではある。

一応の印としては全くあてにしないで欲しいが以下の通り。

◎① ○⑩ ▲⑭ ☆⑫ 注⑥ △1② △2⑦ △3④ △4⑱ △5⑰

一言でいえば素材重視。桜花賞も大阪杯もそうジャッジし、外しているのでご了承の程。ココまでのGⅠ戦線ではダートのフェブラリーS含め、展開利が強く不利を受けそうな馬を避け勝負仕上げで好枠を引き、好位置を取れる馬というコンセプトを立てた方は高馬券をゲットしたでしょう。正直にいえば、ココまでのGⅠ4戦の指数がさすがGⅠと思える高指数レースはなく、まずまず程度の通常GⅠでやや単調。これは負け惜しみではなく事実。ココもそれに倣うのも1つではあるが、この中山開催までは指数派としては自身のスタンスを貫いてみる。⑭を3番手に持ってきたのは状態がかなり良いとのことで厩舎のコメントを深読みすれば人気やNFサイドの期待は⑱もココでは⑭の方がと読めたがどうか?①に関しては過去走からも世代ナンバーワンの可能性。⑩は1週前の動きが目立った好素材馬。完成度に自信が持てれば本命も考えたが写真見る限り、先を見据えている印象もあり確証が持てなかった。が、上位3頭は馬券的には近い評価の予定というか、①不発の時、①を外した馬券も考えている。⑫は勝ち負け。もちろん評価している。⑥と②までは十分馬券内のチャンスと見ている程、混戦というジャッジ。⑱はキタサンブラックも春のクラシックでは苦戦している。馬体的には形相的な面はそこそこも本当に身が入って本格化するするのはまだ先の感。①も同じことがいえるが、大物の相はこちらの方が上と判断している。

いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?①は疑うコメントが多いですね。オヤジさんは指数派なのでこの馬を本命にしちゃうんでしょうね。でも○▲についてはかなり近い評価だともいってましたし、△2までは高評価なのは事実だって。⑱と⑰は迷った挙句一応印打ったと。で、④は馬体写真と追い切りの動きが気に入らないから現状の印としては入れないんだって。鞍上の問題ではないっていってます。パドックで気配が良ければ抑えるそう。この所、馬券ヘタクソでイマイチだから逆神として逆張りしてくださいなって(笑)では皐月賞2022!素晴らしいレースで馬券が取れますように。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji