マイルCS2021day!競馬オヤジのヘッポコ考察。

競馬オヤジの壺

こんにちは、競馬オヤジの壺です。いつもご覧いただき、ありがとうございます。先週は有益な情報を出せずスミマセン。オヤジさん、もしかしたら日本競馬のターニングになるレースだったかもしれないよって。そこまでのことなのかな?って聞いてみたんですが、京都競馬場の改修工事がどうなるかってのもあるけれど、世界基準に近付けるようにしていくのかも?って。そう考えるとキズナの産駒って粘りのあるやや厚ぼったく見える筋肉の質をしているんだけど、これが意外と強靭。更にそもそもがディープインパクトの繊細さもある程度遺伝しているので、厳しい展開向きのタフなタイプが出やすい可能性。スローからのヨーイドンでのキレ比べだと、海外馬が一向にJC等に参加しないからね。それと日本競馬の悲願、凱旋門賞勝利ってのもある。ココではあまり言うべきではないかもしれないが、東洋の島国競馬に歴史と権威ある凱旋門賞を取らせる訳にはいかないってのが、ヨーロッパ競馬の考え方だろう。アラブの方々の参入時も色々あったって聞いているしね。ま、こういった話は美網でもあるし長くなるから機会があれば!とのことでした。

う~ん、個人的にはいろいろ聞いてみたい所ですが、今日は阪神競馬場でGⅠマイルCSもあるからなぁ。では今回もヘッポコ考察行ってみましょう!

福島11R 福島民友C(L)

指数上位 ①⑤⑨⑩⑦ 次点馬 ⑥④⑫⑫⑮

ダートの重賞だと現状少し足りない馬が集まった印象。ペースが微妙でGⅠウランのローカルというコトもあり、騎手も若手中心。そうなると荒れる要素が強いようではあるが、乗れてる騎手も意外とハッキリしてもいる。ならば素直に評価してみる方が良いとのジャッジ。①が指数的には堂々のTOPで勢いがあるも、ココは⑤に期待してみたい。鞍上も福島で乗れている。基本的には指数上位で決まると見ているので、並びで勝負してみたい。高評価は⑩⑬⑮。①はもちろん買わざるを得なが、買い方を工夫したい。穴なら5枠2頭か!?

東京11R OP霜月S

指数上位 ④⑦② 次点馬 ⑨①⑭⑮➂⑯⑩

上位3頭が指数的には抜けている。が、ココはハンデ戦。指数通り決まるかどうかは微妙な所。展開的にもMとの予想が多く、異常な激流になったりスローの行った行ったはなさそう。ただ人気サイドが先行故、ある程度のマークには合うだろう。ココはいよいよ本格化の匂いプンプンの⑦に期待してみたい。この血統なので、難しさやポカもありそうではあるが、去勢が上手く行ったとの見立て。相手も基本的には指数上位というつまらない見解で②や④は組み入れなければいけないが、状態が良さそうな⑨⑯⑩⑭に実績馬⑮辺りの食い込みで馬券を組み立てたい。

東京12R 2勝クラス

指数上位 ⑰⑫①⑦⑱ 次点馬 ⑤⑮⑯③

変な言い方ではあるが、何とも言えないメンバー構成。こういった時は世代上位の3歳馬が人気しそう。血統的にも⑰が断トツ人気するだろう。確かにココまでの戦績からこのクラスの馬ではない。馬券の中心として買うには安心感もあるが、上がり目的には疑っても。。とはいえ上位勢で決まると思しきメンバー故、やはりココも並びで狙うべきか?鞍上魅力の⑫に立て直してきた⑮に勝ち味に遅いも末魅力の⑦の逆転に期待してみたい所。後は多少の入れ込みに目を瞑ってでも粋が良いというか勢いのある馬をピックすべき!

阪神11R GⅠマイルCS

指数上位 ⑫➂④⑦ 次点馬 ⑥⑤⑩⑪ 次々点馬 ⑧①⑬

各馬短評

①ホウオウアマゾン 本質的にはそこそこのペースで行き、後続に脚を使わせ完封するのが勝ちパターンか!?現状、まだフラットと言える馬場状況ではあるが、好位勢の脚のある馬が多い。一雨来てたらおもしろかったが、展開が難しいか!?

②クリノガウディー 基本的には1200~1400で指数が高い。前走見る限り、マイルのペースでも折り合えるかどうか?基礎能力は高いので思い切った騎乗すれば!

➂シュネルマイスター サンデーサイレンスを内包せず、馴染みの薄い血統面もあるのだろうが、能力やキャラを掴み切れていない面がある。また早熟とのジャッジをする人もいそうではあるが個人的には春からの成長を感じる。具体的にはシルエットに良い伸びが出たこと。筋肉量はまだ増えてきそうではあるが、現状でも相応の量でなかなか強靭。シルエットに出た伸びで、骨格というか、関節に良い意味での緩さもあり、可動域が大きくなった感。前走の素晴らしい末脚はこういった良好な変化からのモノだろう。NF天栄&手塚貴厩舎という、最高の環境でもありGⅠでも主役の1頭。

④サリオス 2歳時から物凄く見映えのする馬体の持ち主で、正直に言えば形相的変化自体はやや乏しい。ただハーツクライの産駒には形相的な変化が乏しいも、成長と共に体質が強くなり痛い所が減ったり、体幹面の強化によりハーツクライ自身がそうであったように馬自体が2,3段強くなるケースもしばしば。記憶に新しい所ではリスグラシューがそう。リスグラシューの場合、使われながら背腰が良い意味での伸びというのか、腰尺の良いゆとりのような(上手くいえなくてすみません)モノが出て効率的な走法も相まって、力強さや完歩も良好になった印象。この辺りはさすが矢作芳戦線の厩舎だった感。サリオスも関東の名門、堀宣先生の所の所属。2歳時からの大きな変化は微妙もそもそもが能力上位。痛い所というか、背に微妙さがあったと邪推しており、それが大型馬ながら斤量面に敏感だったとのジャッジ。また大型馬にありがちなことだが、管や繋ぎや球節はもちろんのこと、蹄に何か抱えている馬は多い。同馬も今夏、蹄にネガティブな影響が出て復帰戦予定の毎日王冠を使えずココにぶっつけ!それがどう出るかは微妙ではあるが、堀宣厩舎で懸命の立て直し及び、今回ブリンカー&クロス鼻革装着とのこと。正直、ムーア騎手のような剛腕系の外国人騎手じゃないと乗る熟すのが難しい馬だとは思うが、松山弘騎手にフィットさせるため勝負に出たと見る。これが良い方に出れば!

⑤サウンドキアラ 昨年はVMでアーモンドアイの2着など能力自体は高い。血統的にもタフで衰えはあまり感じさせず阪神コースも得意。鞍上も魅力で穴の1頭か!?

⑥ケイデンスコール ココにきてまだ形相的変化を感じさせる。馬の成長を促すことに長けた安田隆厩舎ということもあり、年を追うごとに弱点を克服し、強くなってきた!器用さも出てきており更に鞍上とも手が合っている。相手は強いが展開次第でおもしろい可能性。

⑦インディチャンプ そもそもの能力自体がかなり高いも、走法的(ピッチ)にTOPスピードがやや束に比べ微妙且つ、抜け出すとソラを使う面から難しい所がある。緩急効かせる走りも出来、クレバーさもある。個人的にはスプリントGⅠでも勝ち負けできる素材として、高評価してきた馬。今回は音無秀先生がココを叩いて香港というコメントをされたようではあるが、470㎏台で張りのある馬体で活気があれば十分勝ち負けできるだろう。6歳にはなるが血統的にも衰えはないと見る!

⑧ダーリントンホール 正直、前走は驚いた!ノドの問題からの復帰戦という面からマイル戦を選択したと思っていたのだが、この路線に完全に舵を切ってきた。馬体的にはやや縦型で伸びがあり、血統面からも中距離からクラシックディスタンスと見ていた人は多そうで、このオヤジも中距離馬とのジャッジをしていた。色々あったが、こういった面はさすが大手牧場からの信頼が厚く腕のある木村哲厩舎と言えるだろう。路線変更2戦目で結果出せる程、今回のメンツは甘くはなさそうも不気味さが漂う。

⑨グレナディアガーズ 朝日杯FSでの走りは素晴らしかった!基本的にはM以上のラップを押し切るタイプ。そもそも1400辺りが良さそうで、卓越したスピード能力からマイルもokというタイプとのジャッジ。ノドの門ダウがあったとの報も、ココにきて繊細な筋肉量が増え更に迫力ある馬体に。主戦の川田将騎手が乗らないのは気になるが、勝負強い池添謙騎手騎乗なのは気になる。

⑩ロータスランド 前走は展開というか、トラックバイアスもあった感。元々、蹄に難があり出世が遅れたとの弁があった。装蹄師を変えてから快進撃がとの弁。コロンとしてやや収縮力の強い筋肉をしっかり纏っており、スピード能力は相当。ココは番手の外目から粘り込む競馬が理想か!?追い切りの動きからも軽視禁物。

⑪カテドラル ジワジワ力を付けるハーツクライ産駒の典型のような馬!デビュー当初は逃げ馬だったように他馬を気にするというか、気難しい面があったハズ。形相的な面は筋肉量や体幹面の多少の変化も、気性面の充実が近走の成績に繋がっているのだろう。鞍上とも手が合っている!

⑫グランアレグリア 今回、様々な噂が出て、正直、どの情報が正しいのか!?個人的には前走も展開のアヤと見ており2000は問題ないとの見立て。ルメール騎手の少し長かったし、直前の降雨でグリップが悪かったとのコメントはあったが、エフフォーリアに上手く乗られた面と、渡場の出っぱが良過ぎたアヤ!この血統でやや大柄なサイズの牝馬ながら少々野暮ったい筋肉を多く纏っており、しかも締りがキツくないというか、骨格の可動域が大きい。走っている姿がカッコよいというか、ものの違いを感じさせる。年齢的な衰えが多少あったとしても、指数的には上位で8~9分程度できているのであれば。中2週に輸送は少々心配ではあるし、香港に行かなかったのは蹄に少々難があるとの報。気になる情報はあるも、中間の調整からは状態の良さを感じさせるし、名伯楽藤沢和先生の引退間近という面からも陣営の本気度が相当高いと見ているが。

⑬ダノンザキッド ジャスタウェイ産駒の上級馬は本当に見映えの良い馬が多い。同馬ももちろんのことヴェロックスなどもそう。また形相的な変化は感じるも完成も早そう。同馬も2歳時から素晴らしい馬体だった。また首は高いが力強い前肢の出し方(やや叩きつけるような)は魅力的も、脚元に不安がある馬の場合、影響が少なくなさそう。高指数を出したのが2歳時という面から指数的にはまだまだも、馬体的にはこのカテゴリのTOPの1頭になってもおかしくない。前走時、胸前に物凄い筋肉がついており成長を感じさせたも、余裕残しであったのも事実だろう。川田将騎手は強面もかなり律儀とのこと。師匠の馬に懇意にされている馬主さんの馬だから騎乗したとのジャッジが多そうも、実は同馬に多大な期待そしている?

⑭リプレーザ ダート戦やスプリント戦など様々なステージで好勝負しているユーティリティープレイヤー!こういったタイプは選択肢が多いメリットもあるが、路線が定まってくると怖い。指数、実績は足りないがいずれは!

⑮サウンドカナロア スプリント戦が主戦場故、出っぱに前半2ハロンのラップは速い。近走逃げることが多いので、今回も前目なのは間違いないが①との兼ね合いがどうなるか?マイル自体は実績がないが今後を見据えたてのきょいり延長の可能性も!

⑯レインボーフラッグ 50戦以上消化の8歳馬!タフで馬主孝行な馬ですね。大外枠は不利も1頭でも交わす競馬で入着を狙う!?なんて失礼???

総評~っす!

今回は直前の気配は要確認!具体的には➂が初の輸送での疲労や、萎んでいないかどうかや⑦⑬がしっかり絞れているか?また④の馬体の張り!約10日前の写真ではかなり状態良さそうで馬体の張りや毛艶は抜群だったが、夏に牧場で蹄に難があったとの報。入れ込み等、メンタルも確認したい。そして何より⑫が引退レースというコトでどういう状態に仕上げてきたか?だろう。

個人的には⑫は勝ち負けと見ているが、それをどの馬が負かすか!?に注目したいと考えている。そう考えると関東の雄・堀宣厩舎が昨年のリベンジを果たそうと馬具を変え、勝負に出てきた!この母系は成長力がある。パっと見の形相的な変化が乏しくも、弱点を克服できれば!

個人的には⑫の逆転候補としては④とやはり③。③に関してはシルエットに伸びが出たことで、体をさらに大きく使えるようになり、それが前走の末の迫力に繋がっているとのジャッジ。右回りや輸送にやや過大はあるが、メンタルがしっかりしていそうな同馬。あまり神経質に考えなくても。⑦に関しては、どこまで仕上がっているか!?手っぽいは問題ないが、音無秀先生が香港の叩きなんて言葉もあったので(笑)馬券は工夫が必要で⑥⑪⑬辺りなら連の食い込みに!⑤⑧辺りは3連系なら十分。土曜の夜の時点なので、馬場の状況も土曜の時点でのジャッジにはなるが、現状、④と③が⑫を逆転するかもしれないという馬券の魅力を感じるが。

こんな感じだそう。いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?オヤジさん、サリオスの復活に期待してた感じでした。ただシュネルマイスターは思っている以上に強いかもとも。グランアレグリアは普通に考えればTOPではあるも、昨年もサリオスの逆転もあるかもって言っていましたし昨年よりも強くなっているということはないだろうからね!って。確かに蹄の不安やノドの手術を行いましたからね、グランアレグリアは。⑥⑧⑪⑬の食い込みにも色気がありそうでした。ただピックした頭数が多いと馬券的に微妙だからねとも。直前の気配で取捨選択するって。線引きは先に述べた感じみたいです。では第38回GⅠマイルCS!素晴らしいレースで馬券が取れますように。

byチーム競馬オヤジ

Posted by KeibaOyaji